不妊治療終了後の気持ち

カウンセラーの回答

決断する勇気をあなたはお持ちです。

みなみ様、初めまして。
不妊カウンセラーの今井です。

みなみ様は6年間不妊治療を頑張ってこられたのですね。
その間いろんな思いをされたこととお察しします。

夢の中で幸福な妊婦さんやお母さんになっているご自身の姿が、
目覚めて現実のものではなかったとわかったとき、どんなに悲しい思いをされたことでしょう。
そんな夢ばかり見られているのですね。

6年間もの長い治療期間の中では、落ち込んだり、気弱になったり、泣いたりされたこともあったと思います。
そのつらさや苦しさに耐え、今のみなみ様はそれを乗り越えた強さを蓄えておられます。

そして今年の夏には治療をやめるという大きな決断をされました。
不妊治療を始めてなかなかお子さんを授かれないとき、
いつまで続ければいいのか多くの人が迷います。

簡単に結論が出るものではありません。
でも、みなみ様は決断する勇気をお持ちでした。
私はみなみ様がされたこの大きな決断を、よかったのだと信じてもいいのではないかと思います。

ただこれから先も、同じような夢を見てしまうかもしれません。
子どもを諦めてもその存在を心から消してしまうのは難しいと思われるからです。
それは不妊を経験していればごく自然なことです。
でもときには、私が強さと勇気を持ったみなみ様を尊い人と思うように、みなみ様も頑張ったご自身に目を向けてみてください。

6年間の経験はみなみ様だから乗り越えられたものです。

つらくなったときは我慢しないでその気持ちを吐き出すことも大切です。

もし身近にお話できる方がおられなければ、私をはじめ、不妊カウンセラーにお気軽にお電話くださいね。