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仕事を辞めた逃げ腰な私、この先職に就いて人生を楽しむ方法は?

はじめまして。
仕事に就く自信を喪失してしまいました、相談にのってください。

私は今年3月中旬に大学を卒業し、なかなか内定が貰えず、
卒業間近の2月下旬にハローワークより一般応募した地元の観光ホテルのフロント(契約社員)の求人に決まり、3月1日より勤務しました。
やっと見つかった職場に精一杯尽くそうと努力しましたが…挫折してしまいました。

挫折してしまった理由は自分の甘さです。
職場環境、人間関係、フルタイムで働くことの大変さ、覚えることの多さ、慣れない間は大変だとわかっていたのに…耐えきれませんでした。

早く役に立てるようにと頑張るほど失敗し落ち込んでいました。
常に職場では緊張し、シフト制のため7連続勤務もあるため気疲れしてしまいました。

休日に友達と会っても元気が出ず上手く笑えませんでした。
このまま続けていては自分が壊れてしまうのではと思うようになり、
当初は慣れればこの辛さも薄れると考えましたが、それまで耐えられるのか不安で「逃げたい」気持ちが強くなりました。

いつしか頭の中で「もう無理」と結論を出してしまい、3月末で退職してしまいました。
辞めたことに後悔はありませんが、…逃げた自分が悔しいです。

周りの友達は社会に出て立派に働いているのに、後ろめたくて家族以外に辞めたことを伝えられません。
何で私はこんなに心が弱いのかと自己嫌悪し、消えてしまいたくなります。
私の進んできた人生はどこから間違ってしまったんだろう…。

次の職場を探していますが、前職のことを思い出すと戸惑います。
短期で退職してしまった理由を面接で上手く説明できるのか、
次の会社でも同じような状況になり耐えられなくなりまた迷惑をかけてしまったらどうしよう、
そもそも初っ端から最悪の職歴を背負ってしまった私を雇ってくれる企業があるのか、と不安になります。

そんな状況なのに求人票を見て、休みや残業、社会保険体制、通勤時間などつい選り好みをしてしまう自分が苛立たしいです。

長々と文章を並べてしまってすみません。
相談の文章が上手く伝わるのかちょっと不安です。
こんな逃げ腰な私が、この先しっかり職について人生を楽しんで生きていける方法ってあるのでしょうか。
相談にのっていただけると嬉しいです。

女性

22歳

2010年4月11日

カウンセラーの回答

経験に無駄な事などありません。 心機一転自分らしく新しい職場と出会って下さい!

はじめまして。カウンセラーの櫻井と申します。
この度は、ご相談頂き、ありがとうございます。


えみ様の相談内容を読ませて頂きました。
今回は、えみ様の気持ちに少しでも寄り添い、えみ様が最後に書かれている
「こんな逃げ腰な私が、この先しっかり職について人生を楽しんで生きていける方法ってあるのでしょうか。」という部分を中心にえみ様の将来を考え、お力になれるよう一緒に考えていきますので、よろしくお願いいたします。


えみ様は大学を卒業されてから、この就職氷河期の中、沢山の企業を受けられ、ようやく観光ホテルのフロントに内定されたのですね。就職難である大変な時期に、頑張られたのですね。粘り強く就職活動をされたのですね。


そして、やっと決まった会社で、一ヶ月という期間の中、人間関係や職場環境に慣れるように努力され、仕事も皆の役に立てるよう、精一杯尽くされたのですね。
これらの事から、えみ様の仕事に対する、責任感の強さを感じます。


そんな中、お仕事を辞められたんですね。自分が壊れてしまうかという思いをされたんですね。
休日に友人と会った時でさえ笑えない状態だったんですね。それはとても辛い事だったと思います。
7日連続のシフト制に、気力的にも、体力的にも一杯一杯だったのではないでしょうか。きっと、心が限界だと悲鳴をあげていたんでしょうね。


えみ様、本当にお疲れ様でした。1ヶ月間もえみ様が会社の為に、精一杯頑張ってこられたと、強く感じます。


一度、この機会にえみ様自身がその頑張った自分を認めてあげるのも、今、いい機会なのかもしれないと私は思っています。


また、「(仕事を)辞めたことには後悔はしていない」とえみ様はおっしゃっていますね。
私は、この言葉に強い決意さえ感じました。
えみ様が仕事を辞めるという事を、自分の意思で決められたのだと感じました。
えみ様が「決めた」事は、弱いからでなく、実はえみ様の気持ちは、前へむいていたのかもしれませんよ。


それでは、「仕事を辞めた」時点から、えみ様は、これからどうすべきか、一度一緒に考えてみましょう。会社がお休みという良い機会です。仕事をしていたらなかなか考えることができない事かもしれません。


まず、えみ様は何のために仕事をしているのでしょうか?これから、何のために仕事をするのでしょうか?
誰の為ですか・・・?自分の為ですか・・・?お金の為ですか・・?
名誉の為ですか・・・?社会の為ですか・・・?
自分に正直になって、考えるなり、紙に書くなりして整理してみてください。
色々出てきましたか?どれだけ時間を使っても構いませんので、考えてみてくださいね。

そうすれば、書かれていた休みや残業、社会保険体制、通勤時間など条件面において自然と優先順位がついてくるのではないでしょうか?


そしてこれから、就職活動をするにあたり、えみ様の事を一度深く見てみましょう。
まずは、えみ様の長所です。
一度、えみ様の良さを、長所を、えみ様自身が自分で確認する必要はあるかもしれません。長所は知っているととても役に立つんですよ。なぜなら、人事の担当者にも、えみ様の良さを伝える必要がありますし、会社はえみ様がえみ様のどんな所を使って会社に貢献してくれるか、興味を持つからです。


えみ様自身も考えてみてください。
私が思うえみ様の長所は、えみ様には仕事をするに素晴らしい所は沢山あります。仕事も決まるまでやり遂げる粘り強さだったり、仕事に対する責任感の強さだったり、自分が持ちうる精一杯の力を出したり、この相談文の中にも数多く感じ取る事ができます。


実際問題、本来仕事というものは、責任を持ってきっちりやり遂げるものです。
仕事をする為に、精一杯の力をおしみなく出すなんて、どれだけ素敵な事なのでしょうか。


長所を考えて伝える・・・この事項も、えみ様自身の仕事選びにも役立つと思います。


けれども、えみ様は、次の職場を探す時、前職の事を思い出されるんですね。そして次の職場でも前と同じことにならないか不安になられるんですね。
思い出し、不安になるのは無理もないと思います。
けれども、これからの仕事の事を、えみ様の未来の事を一度考えてみてください。思い描いてみてください。
えみ様のこれからは、現実問題、実はまだ何にも始まっていません。
要するに、えみ様次第なのです。楽しくする可能性も一杯です。
不安や心配な気持ちは、「役に立たないもの」として、いったん脇におきましょう。


そして、なぜ仕事をするかや、長 所の事など上に書いたことを中心にもう一度就職活動をされてはいかがでしょうか?


えみ様、今回えみ様が経験した事は、絶対無駄になりませんよ。
必ずこれからのえみ様の会社生活(仕事)経験に生きてきます。


えみ様のこれからは、長いのです。けれども一度きりなのです。
今回の件で、落ち込みながらも考えたこと、学んだ事はえみ様にとって、沢山あるでしょう。
就職活動はまた1から始めればいいのです。苦労を乗り越えステージアップしたえみ様ならきっと前を向けるはず。持ち前の粘り強さで、頑張ってくださいね。
私も蔭ながら、応援しています。

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