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自分に自信と責任をもつ覚悟ができるようになりますか
自分に自信がなく、何か重要なことをひとりで考えて意思決定することが難しくて悩んでいます。
若い頃はそうでもなかったですが、結婚してからは自信家で頭の良い夫に常にダメ出しされてばかりで、特に最近は記憶力が減退したり、頭の回転も鈍って来ているのを自分でも自覚しますので、いっそう劣等感と不安感が強くなってきました。
それで、何か事を実行するのは自分ひとりでもいいけれど、その判断でやってよいかどうかをどうしても誰かに相談しないと不安でたまりません。
事柄によっては友人や子供に相談するのでは足らず、夫に頼るしかない(私にはきょうだいも近い親戚もありませんし、親は認知症になっています)場合があるのですが、夫はそういう相談をされることを極端に嫌います。
そこで仕方なく自分でなんとか決めてやったことややろうとしていることは、すべて夫から見たらダメな選択らしく、しかられてばかりです。
つまり相談にはのってもらえないが、結果にはダメ出しをされるのです。
自分では一生懸命考えたり、情報を集めて調べたり、専門家の意見を聞ける場合は聞いたりした結果がそれなので、自分はよほど頭が悪いのだと思ってしまいます。
子供たちには「お父さんの言うことがいつも正しいとは限らないのになぜそんな風に思うの?」と言われますが、
夫に「こうこうだからお前のやったこと(やろうとしていること)は間違っている。なぜそんな選択をしたのか、頭がおかしいとしか思えない」と言われると、それに対して何の反論も思いつかないのです。
ごくたまに「自分の方が正しい」と思っても「じゃあ勝手にして責任取るんだな」と言われるとその覚悟ができなくてあきらめてしまいます。
そして常に夫の顔色をうかがいながら、なんとか「これでいい?」と聞かないと先に進めず、しかもその度に「うっとうしい、今言うことじゃないだろう」と言われてへこんだり、ぐずぐずしていて時期を逸してさらにへこんだり、そんな自分が嫌でたまりません。
どうしたら、もっと大人として自分の意見や行動に自信と責任をもつ覚悟ができるようになるでしょうか?
社会で働いた経験もなく早くに結婚し、「主婦は家事と子育てだけすべき」という夫に黙って従って来て歳をとってしまい、未だこんなにも未熟な自分をなんとかしたいのですが・・・
女性
50歳
2011年1月29日
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カウンセラーの回答
【毎日の小さなことから自信を積み重ねていきましょう】
はじめまして、カウンセラーの川村美恵です。
このたびはご相談ありがとうございました。
ナッツさんが自分自身の意見や行動に自信と責任をもつ覚悟ができるように、一緒に考えていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。
【決めたことを否定されてばかりでは自信をなくすのは当然】
自信家で頭の良いご主人に常にダメだしをされ、
自信をなくしているようですね。
ナッツさんが重要な事柄を決めるときに一生懸命考えたり、
情報を集めたり、専門家の意見を聞ける場合は聞き、
決めたことに対し、
「なぜ、そんな選択をしたのか、頭がおかしいとしか思えない」
などと言われたら傷つきますし、自信をなくすのも当然です。
その場で反論なんて思いつきません。
私だって
「勝手にして責任をとれるのか」
と言われるどうしていいか分からなくなります。
ご自分の判断力に自信をなくしてしまうのはごく自然なことだと思います。
しかも相談しようとすると
「うっとおしい、今聞くことじゃないだろ」
などと言われると、委縮してしまい聞きたいことも聞けません。
ご主人の顔色をうかがいながら物事を決断していくのは大変なことだと思います。
「夫が認めてくれるような決断をしなければいけない」
「私が決めたことをまた否定されるかもしれない」
「もっと相談に乗ってほしい」
「頭ごなしに否定しないでほしい」
「私は無力」
等々、いろいろと感じることがあるのでないでしょうか?
しかしながら、ナッツさんには行動力があります。
決めたことを一人で実行するということは、
何か重要なことを決断することと同じくらい大変なことだと思うのです。
そしてナッツさんは手を尽くして最善の方法をご自分なりに決めています。
けして「未熟な自分」ではありません。
私はナッツさんが真剣に考えた決断には価値があると思います。
ただ、その決断がご主人の価値観には合わないだけだと思うのです。
お子様も「お父さんの言うことがいつも正しいとは限らないのに・・」と心配してくれています。
ナッツさんを身近に見ていて歯がゆい思いをされいるのではないでしょうか?
これは私の想像ですが、
重要な決断でなくても、例えば食事の献立であったり、お子様のこと、親戚づきあいなど常にご主人の顔色をうかがってしまうのではないでしょうか?
もし、そうであるとしたらそのような生活は息苦しいですね。
それでもへこまずに、大人として自分の意見や行動に自信と責任をもつ覚悟を持ちたいというナッツさんは前向きだと思いました。
そして、これまで家庭を守り、お子様を育ててきたこと、
簡単なようでいて難しいことだと思うのです。
いままで、ご自分より家族を優先してきたのではないでしょうか?
あれこれと家族のために心を砕いてきたのではないでしょうか?
家庭を維持していくのはエネルギーが要りますよね。
【大人として自分の意見や行動に自信と責任をもつ覚悟ができるようになるでしょうか?】
今のナッツさんはご自分の「良さ」をどこかに置き忘れていませんか?
私はナッツさんからのメールを読んで
「前向きなナッツさん」「努力家のナッツさん」「優しいお母さんのナッツさん」
というナッツさんの「良さ」を見つけました。
今一度、ご自身の「良さ」を思い出してくださいね。
そして、小さな自信のステップを積み上げてみませんか?
例えば、日々の小さなことについて、ご自分で決めて実行してはいかがでしょう。
難しいことでなくていいんです。
例えば日々のルーティンワークをなんとなくするのではなく
一つ一つ意識してみる。
献立を決めるときに
「今日はこれを作る!!」と決めて、作ってみる。
「今から掃除をしよう」と思ったらそのことに意識を集中して行う。
主婦はやろうと思うと仕事はつきません。
その中で「今日はこれをする」と決めて、実行していく。
そのような日々を過ごすことによって小さな自信が積み重ねられていきます。
「今日はこんなことができたね!!」と、ご自身を褒めてあげてください。
子供を育てるときっていっぱい褒めて、抱きしめてあげたのではないでしょうか。
今はお子様を育てたときのように「自分育て」をしてみましょう。
もし、難しいなと感じたらいつでもご相談にいらしてください。
一緒に「自分育て」をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。