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妻と離婚して、彼女と人生をやり直したい

同じ職場の1周り以上年下の女性と付き合っています。
わたしは毎日でも会いたい程、彼女を愛しています。
ただ、家が反対方向ということと、わたしには家族があり、
毎日は会いに行けません。
結婚15年、妻への愛はとっくに冷めています。
わたしは、妻と離婚して、彼女と人生をやり直したいと思っています。
しかし離婚後の、子どもたちの将来が心配で離婚に踏み込めません。
彼女といると自分が生き生きとし、幸せです。
逆に会えないときは、胸が苦しくて。
自分がこんな気持ちになるなんて思ってもみませんでした。
こんなに好きなのに結婚できない、自分は情けない。
離婚に踏み切って、新しい家庭を始めたいです。

男性

48歳

2013年8月14日

カウンセラーの回答

残りの自分の人生を、どう生きたいか?考えてみてください。

初めまして、カウンセラーの相作 桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

たこ助様からの相談を読ませていただきました。1回り下の彼女の事を想う気持ちと共に、今、どうしよう?と悩まれています。彼女の事を想うと苦しくなる。でも、子供の事を想うと・・と自分の気持ちにストップがかかっていて、まるで境界線の真ん中を行ったり来たりしている様子です。

現在、たこ助さんは48歳です。ユングは、この年代、40代のことを「人生の午後」と呼びました。ゴーギャンが妻子を捨てて、タヒチに移住したのも、この年代です。その為、たこ助さんのみならず、この年代の男女共、今までの人生を振り返り、学校を出てから仕事をし、結婚をしてきたが、本当に自分の人生、これで良いのだろうか?と自問自答する時期なのです。

たこ助さんが毎日会いたい程、好きと言うのは、今、たこ助さんを拘束している規制があるから、会いたいと強く思っていませんか?人に言えないという刺激があるから、それに対して、好きと思い込んでいませんか?それでは、その規制がなくなれば、どうでしょうか?学生時代を考えて頂くと分かると思いますが、校則で、髪を染めたり、パーマをかけたりしてはいけないと言われたら、それをしたくなりましたが、高校を卒業して自由になると、逆に普通にしていませんでしたか?

同じように考えると、15年、一緒にいる妻とたこ助さんの間には、何も縛られるものがありません。たこ助さんが彼女に対して、良い所も、悪い所も見せているように、奥様もたこ助さんに対して、見せています。そのような、日常の中では、新たな刺激はありません。それが家族というものです。2人の間では、女性、男性、もしくは妻、夫というよりも、「お母さん」「お父さん」の役割が家庭では大きいのではないでしょうか?奥様に対しても、15年前は名前で呼ばれていても、今は「お母さん」と呼ばれているかもしれませんね。しかし、15年間掛けて築いてきたものは、とても大きいものです。15年間一緒に連れ添った妻とは、彼女には感じられる刺激は無いかもしれませんが、何もしないでも良い安心感はあるかもしれません。

それとは逆に、1回り以上年下の彼女と、一緒にいる時は、たこ助さんは「男性」としていられるので、生き生きとした感情を感じているのでしょう。その気持ちはとても、良く分かります。例えば、奥様が褒めてくれない所も、今の彼女は見つけてくれて褒めてくれるでしょうし、年が1回り以上下と言う事は、彼女に対してたこ助さんの方が人生経験も豊富です。そのような色々な要素が、たこ助さんが、彼女と一緒に居る時には、家庭では感じる事の出来ない感情を産みだしているのだと思われます。今のたこ助さんは、彼女に本当の自分を見せているでしょうか?本当の自分というのは、家庭内で見せている自分と言う事です。彼女に、「男性」を感じてもらいたいと思っていると、会社で見せている上司としての表の顔の延長上で、「自分らしさ」というよりも「外面の良さ」のみ見せている可能性もあります。

そこで、少し、客観的に、現実的に考えてみましょう。たこ助さんは、彼女と新しく人生を始めれば、違う人生を過ごせるかもしれないと思われていますが、たこ助さんの希望通り、離婚をして、彼女と一緒になっても、家庭を作ると言う事は、今の家庭で行っている努力と同じです。更に、彼女も2人の子供が欲しいと思っているとするならば、たこ助さんは、そのお子さんの学費その他の支払、今の妻との間に出来た子供の養育費、慰謝料、その他の支払と共に、暮らしていかないといけない為、現実的な経済的負担は非常に大きくなります。

悲しい事に、結婚15年、妻への愛はとっくに冷めています。と仰っていますね。以上の事を踏まえての質問をさせて頂きます。新たに新しい彼女と家庭を持った場合の15年目は、今の状況と違うと断言できるとお思いでしょうか?もしも違うと自信を持って言えるのでしたら、お子さんの将来云々と言い訳をせず、けじめをつけて離婚に踏み切られたら良いと思います。と同時に、現在感じている、人に言えない背徳感や刺激を省いても、彼女の事が好きなのか?と再度自問自答する必要があります。このように2人の間に人には言えない「秘密」があると、人は親密になると言われています。でも、その「親密」は、本物でしょうか?

どちらを選択するにせよ、自分の後悔されない道を選んでください。今の男性の平均寿命は、87歳位です。と言う事は、たこ助さんの残りの人生は、残り40年です 。その人生を、自分は責任を持ってどう生きたいか?と言う事を考えられると良いと思います。

さらなる質問や、今回の相談の答えに対する気持ちが不完全燃焼の場合、この件に関して、もっと話したい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、たこ助さんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。


相作 桃香

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