姉と母親が仲良しすぎるので心配しています

カウンセラーの回答

まずは受け入れる事から始めましょう

初めまして、カウンセラーの相作　桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

haruharu10様からの相談を読ませていただきました。内容を拝見して、haruharu10様がとてもご家族思いの方だと感じました。お母様のこと、そして、お姉さまの事を、とても心配されているようですね。最近では、「ともだち母娘」という言葉もある位ですから、「仲が良いのは良い事。」で済まされそうですが、haruharu10さんから見ると、お母様とお姉さまの関係は、将来を考えるとちょっと心配と言う事なのでしょう。

haruharu10さんの家庭では、いつからお父様が不在なのか？お父様の不在理由は何なのか？は、相談内容からは不明ですが、何かをきっかけに、家族という形がアンバランスになってしまったことから、あり余った愛情を、お母様がお姉さまに必要以上に注いでしまったのでしょう。それをお姉さまが、受け入れてしまったと言う事で、親子密着と言った執着した状況が生まれてしまったのだと考えられます。相談内容には、お姉様は、会社関係の集まりなどには顔を出されていると記載が有りますので、特に社会との関わり方に関しては、問題はないように思えますが、どちらに重きを置いているか？というと、母親との関係だと言う事ですね。

さて、haruharu10さんの解決方法ですが、お母様、お姉さま自身が、気づかないと、直ぐには変えられないと思います。その為、時間がかかることでしょう。何故なら、例えば赤い物体に対して、「これは黒だ」と思い込んでいる人に対して、「赤だ」と言う事は簡単ですが、その人が「あ、黒は間違いで、これは赤だったんだ」と、何かをきっかけに、間違いに気づき、その間違いを受け入れ、正しい答えを受け入れなければ、誰が何と言おうと、その人は、「黒だ」と言い続けると言う事に似ているからです。

その為、まずは、haruharu10さんが、やるべき事は、お二人の事を「おかしい」と思うだけでなく口に出して言ったり、「いつかは、お母さんはいなくなる」と言ったりするような正論を述べることではありません。まず、こうなってしまった状況、このようになってしまった原因を探り、それを受け入れましょう。もしかしたら、お姉さまは、haruharu10さんの仰っている事を十分理解しているかもしれませんが、「私がいなければ、お母さんは、どうするの？」と思っていらっしゃるかもしれません。

そのような気持ちを、haruharu10さんが、まずは、否定せずに良く聴くことです。そして、十分、それについて話し合ったうえで、「お母さんを幸せにするのは、お姉ちゃんの役目ではなく、お姉ちゃん自身が幸せになる事が、まず1番大切なんだよ。」「お互いのためにも、精神的自立をすべきなのではないか？」と言ったような、haruharu10さんの正直な気持ちを、お二人に話されてみてはいかがでしょうか？

もしくは、年齢から見ても、haruharu10さんのお母様は、60代だと思われますので、新しい出会いを提供するというのも一つの方法です。例えば、一緒にジムに通ったり、趣味の教室に通ってもらったりする場を提供することです。そこで、同世代の友達をお母様に見つけてもらう。また、そこでの出会いから、一緒に買い物をする仲間や、話を共有できる仲間も増えることでしょうし、自分の人生を謳歌している人を見て、お母様の気持ちに何か今までにない変化が出てくるかもしれません。それを見たら、お姉さまも、私が居なくても大丈夫だと、安心して、自分のやりたいと思っている他の事に打ち込まれるかもしれませんね。

さらなる質問や、今回の相談の答えに対する気持ちが不完全燃焼の場合、この件に関して、もっと話したい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、haruharu10さんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。