友人の不倫ネタを聞くことに嫌気がさしている

カウンセラーの回答

価値観の違いへの気づきと、ご自分と向かい合うこともストレス軽減になります

みみこさん、はじめまして。

心理カウンセラーの門松と申します。宜しくお願い致します。

ご相談内容拝見いたしました。
ご友人の不倫話に嫌気がさしており、話の内容にストレスをお感じになられていらっしゃるとのことですね。

ご相談内容から推察させていただきます。
まず、ご友人とみみこさんの価値観が違うことを考えてみましょう。
みみこさんと同じような円満な家庭環境にみえても、本当のところは、ご友人にしか家庭内の事情は分からないものだと思います。

学生時代は友人と価値観を共有しているような錯覚に陥りやすく、また、お互い相手に嫌われたくないという強い気持ちを潜在的に持っているので、外見上は仲良く友人という形で付き合えたのだ思います。

学生時代は家にいるとき以外は、ほとんど同じような環境で過ごしますから、余計に仲が良いと思える友人とは、本当の価値観をぶつけ合うことができなかったのではないかと思いますが、いかがでしょうか？

そんな価値観の違いにお互い気づかずに、結婚後も友人として付き合っているうちに、不倫の話をご友人から聞かされてしまいストレスを感じる。

ポイントは「受け流してハイハイと聞いていればいいのですが、うまくできず…」にあると思います。

それは、みみこさんにとって不倫という手段には反対するが、実は「友人のように奔放に行動できることが羨ましい」とか「私も自由が欲しいと」潜在的に感じているので、不倫ネタの話を嫌気を感じながらも、聞いてしまうのではないでしょうか？

もちろん、ご友人も価値観の違いに気づくべきなのですが、それができずに「友人だから平気」というような感覚で、みみこさんが嫌なことでも話してしまうのでしょう。

また、みみこさんも同じような円満な家庭環境なのに「なぜ、そんなに自分の欲望のままに行動できるの？わたしも思い通りに行動したい！」という、疑問とそれに伴う羨望が感情の中に、気づかないまま混在しているようにお見受けいたしますが、いかがでしょうか？

ご相談いただいた文面だけでは、全体像は見えませんが、一度みみこさんの深いところにある感情に耳を傾けてみて、ご自分ときちんと向かい合うことをされてはいかがでしょうか？

みみこさんも、ご友人も自分は間違ってはいないはずと思っていますし、間違ってはいないでしょう。ただ、みみこさんご自身は価値観の違いをお考えになり、ご自分と向かい合うことにより、今のご自分の感情をはっきり意識化されることで、今よりストレスは少なくなると感じますが、いかがでしょうか。

以上、ご相談内容から推察させていただきました。
ご相談ありがとうございました。

なお、私がみみこさんのご理解と違った解釈をしているようでしたら、ご連絡いただき、遠慮なくご指摘ください。