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愛する彼との別れが今でもとても苦しい
10か月前に、結婚する予定だった4年、時間をともにした、彼のことが忘れられません。何をしてても、彼の事ばかり考えてしまい、死にたい願望が強くなり、苦しくて、言葉になりません。
ほかに好きな人が出来たと言われました。そして、捨てられた原因は私の浮気。自業自得、二度とこういうことはしてはいけないと、勉強になり、新たにスタートしたつもりが、いまでも、浮気をした自分が許せなく、大嫌いで、殺してやりたいです。
毎日後悔ばかりを考え、前に進めません。彼の事あんなに愛してたのに、今でも、こんなに苦しいほど愛してるのに、どうして、どうして、出来心とはいえ、浮気をしてしまったんだろう、、、それさえなかったら、今でも幸せな二人がいたのに、自分であの幸せを壊したのがゆるせなくて、自分をいためつけてしまいます。
あんなに愛してた彼を傷つけた自分がどうしても許せない、苦しくてしかたありません。生きている希望もありません。権利もありません。わたしみたいな人間が存在しているから、傷つく人がいるのです。
毎日彼が隣にいると想い、その間だけ、少しからだが軽くなります。まだ、もう完全に終わっている今の状況さえ、受け入れられません。そこまでまだ強くなれないです。助けてください。
女性
28歳
2007年1月24日
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カウンセラーの回答
誰かをそんなにも愛せる力をあなたは持っている
ともこさん、はじめまして。
カウンセラーの伊吹知子と申します。
苦しい胸中のまま、こちらにご相談いただけたことに、心からお礼を申し上げます。ありがとう。
助けてください。というSOSを誰かに出すことは、辛い気持ちを抱えているともこさんにとってどれほど勇気のいることだったでしょう。苦しいときは誰かにSOSを出し続けること、これからもどうかその謙虚さを忘れないでください。
人は、決して一人で生きているのではないのです。
ともこさんもどこかでそれをお感じになられて、こうしてメールをいただけたのではないかと、ともこさんの人を信じるとてもキレイな気持ちを私自身、今強く感じ、そんなあなたを私は信じ回答させていただきます。
ともこさんは、彼を愛していた。とても愛していたのですね。
そして、幸せを壊した自分、浮気をし、彼を傷つけてしまった自分が今でもどうしても許せないのですね。
そんな自分を痛めつけてしまう。大嫌いで、殺してやりたいほどの後悔で、生きている希望も見失ってしまうほどに自分を責めていらっしゃる。
あと、どのくらい自分を痛めつけたら、その後悔は報われるのでしょう。。。
私はともこさんのメールを読み、彼を愛しているのだな、今でも本当に愛しているのだな。。。と、痛烈に感じました。
何故だと思いますか?
何よりの証にあなたは今、そんなにも苦しんでいるからです。
それが人を愛するということなのではないでしょうか。
そんなにも人を愛することができる自分をあなたは自分自身で痛めつけているのです。愛する人を傷つけた罰ですか?もし、そうだとしたらそれはいったい誰の為ですか?
あなたは、人を傷つけるだけの人間なのですか?そんなことを望んでいるのですか?そうではないはずです。
自分や人を傷つけて平気な人は、苦しんだりはしないからです。後悔したりはしないのです。
愛する人との突然の別れを、すぐに受け入れることができる人などいるのでしょうか?もしそんな人がいたら、それは愛しているとは言えないのではないかと私は思います。
ともこさんが今抱える苦しみは、全て彼への愛ではないですか。
だから、どうかその思いを痛めつけたり責めたりせず、ただ抱きしめてあげてください。
人は苦しみから逃れようとすればするほど、辛くなってしまうのです。それは自分から逃げることだからです。
苦しみを抱えている自分自身を、ただ抱きしめてあげてください。良いも悪いもなく、ただ抱きしめてください。今はそれだけで、充分なのです。
今は苦しいかもしれない。。。けれどその状態が、一生続く訳ではありません。少しづつ、立ち上がる。その過程を自分自身で
しっかりと見守ってあげてください。
そしていつか、ともこさんが彼に出会えて、一緒に過ごした素晴らしい日々に感謝できる日がくることを心から祈っています。
人生は辛く厳しいものですね。けれど、最高に幸せだと自分自身が感じられる瞬間というのは、苦しみや辛さを乗り越えた人に訪れるご褒美なのではないでしょうか。
今、ともこさんを待っているのは、輝かしい未来のみかもしれません。あなたは、十分に苦しんだはずだから。
どうか、本気で愛した彼という希望の光をご自分の中で灯し続けてください。彼と出会えたこと、それを人は幸せと呼ぶのではないでしょうか。
これからは、彼を愛した自分にどうか誇りをもって。
ともこさんが学んだことを活かすこと、それがあなたに与えられた彼からの愛かもしれません。。。
あなたと同じ空の下で、心からエールを送ります。
メールをいただき、本当にありがとうございました。