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人見知りが激しくて上手に話すことができません

こんにちは、はじめまして。
私は小さい頃から文章を書くことが大好きで、ここ2年ほどブログを書いています。
先日、ブログを通じて知り合った方たちと直接お会いする機会があり、その時から少し落ち込んでいます。
文章での自分と現実の自分との、ギャップについてです。

私は、文章でなら冗談を言ったりもできるのですが、実際に顔を見て話すとなると全然だめなんです…。小さい頃から、人見知りが激しくて。
お会いした方たちと飲み会もしたのですが、他のみなさんが盛り上がっている中、私は上手にお話しすることができませんでした。

ブログでは面白いのに、実際はそうでもないんだな…って幻滅されたんじゃないかと、すごく不安です。せっかく誘っていただいたなのになと、申し訳ない気持ちでいます。
ブログでは楽しく過ごせていた分、そんな自分が余計にもどかしくて、歯がゆいです。

こうして落ち込んでいることをブログに書くと、落ち込んでいることをだしに気を引こうとしてる?と思えて、(実際、以前別のことで、落ち込んでいると書いた時に、「大丈夫ですか?」と心配してくれた方がいたので…。そういう方のことのことを思うと、申し訳なくて)どこにも気持ちを出せずにいます。

いきなり人見知りをしないおしゃべりな人間になるのも難しいと思うのですが、こういう時、幻滅されたとかなんとか気にせずに、自然体でいられる自分になりたいです。

飲み会の日以来、妙に距離を感じてしまって、みなさんのブログでのおしゃべりの輪の中にも、入っていきにくい気がしています。それなのに、さみしいような…。

一人ではどうしようもなくて、聞いていただけたらと思いおたよりしました。
どうぞよろしくお願いいたします。

女性

22歳

2008年4月20日

カウンセラーの回答

良いところや弱いところもある、いろんな側面を持つ自分を受け入れていきましょう

菜美さん、はじめまして。カウンセラーの小幡佳子と申します。
この度は、ご相談いただきありがとうございます。

落ち込み、不安、申し訳なさ、もどかしさ、歯がゆさ、さみしさ・・
出口のない、やり場のないたくさんの思いを一人でずっと抱えているのは、とても辛く苦しいですね。そんななか「自分ひとりではどうしようもない、聞いてもらおう!」と思い、メールをくださったとのこと。勇気をもってご相談下さって本当にありがとうございます。ご自身を大切にし、こうして一歩踏み出され思いを行動にうつされた菜美さんの気持ちを私は大切にしたいと思います。

さて、菜美さんは幼い頃から文章を書くことが大好きなんですね。「大好き」という表現に、とてものびのび・生き生きと本来のチカラを発揮している、自由な菜美さんのイメージが浮かびました。自分自身の得意な表現方法を知っているというのは素敵なことですね。

・自分の気持ちに素直でオープンで純粋な方。
・人の気持ちを思いやることができる感受性豊かな方。
・思慮深く冷静にいろんな視点から物事をとらえることのできる方。

今回のご相談メールからも、そんな菜美さんの人柄が伝わってきます。文章を書くということは、菜美さんが自己表現をするのに最適なツールのひとつと言えるのかもしれませんね。

そんな菜美さんですから、ブログを通して人と出会い、文章での交流を重ね、会う機会を得られたことも自然な流れだったのでしょう。けれどそこで人見知りが激しく、実際に人と会って話をすると、思ったように話せないという自分に直面。ブログの印象と違っていて幻滅されたのでは・・とすごく不安になり、気持ちが落ち込んでいってしまう。自分の良いところが出せなくて、こんなはずでは!という思いも湧いたかもしれませんね。申し訳ない気持ちと、自分に対するもどかしさや歯がゆさに、受け入れがたいものを強く感じていらっしゃるかもしれませんね。「文章での自分と現実の自分とのギャップ」に、いたたまれない気持ちでいっぱいになっていらっしゃる菜美さんの心中をお察しします。

> いきなり人見知りをしないおしゃべりな人間になるのも難しいと思うのですが
> こういう時、幻滅されたとかなんとか気にせずに、自然体でいられる自分になりたいです。
どうなりたいかという菜美さんの求める状態がはっきりしていますね!これはとても大事なことです。では、そのゴールを一緒に目指していきましょう。

まず最初に言ってしまうと、実は「文章での自分と現実の自分とのギャップ」自体には何の問題もないのです。どちらも本当の菜美さんですし、菜美さんの大切な側面であり、個性だからです。そして、どちらかというと、こうしたギャップや意外性というものは、その人の魅力のひとつとしてとらえられます。

例えば、お芝居では喜怒哀楽などの表現力豊かな役者さんが、プライベートでは物静かでシャイで、とつとつとした語り口調だったりする。その違いを知って「普段とはこんなにも違うんだ!この人の演技力はすごい才能なんだ」と、ますます興味が湧くかもしれません。
また、見た目はきりっとして近寄りがたいような雰囲気の人も、しゃべってみると意外にフランクで、ちょっと天然な一面を持っていたという場合。人間らしさを感じられて、安心したり親しみが湧くかもしれませんね。

ただし、当の本人がそういった自分の側面を受け入れ認めていなければ、苦痛以外の何ものでもなく、周囲に適応するのも難しくなります。
物静かでシャイな役者さんがそんな自分を許せなくて、明るくて自信家な人を装ってプライベートでも演技をしようとするかもしれません。そんなことを続けていては疲れますし、やがて自分を失い、人を避けるようになるでしょう。

「自分は完璧だ」という部分に固執している人が、周囲の人から「意外に抜けてて天然だね」と言われた場合、「相手がおかしい!嫌な性格の人だ」という見方しかできなくて、感情的になったり関係が険悪になってしまうかもしれません。

このときに、「自分は芝居では大胆になるけれど、プライベートではシャイだ」とか「自分は基本的にはきりっと完璧でありたいが、いつもそういう訳にはいかない。抜けているところもある」などと思えると、ずいぶん気持ちは楽になるものです。より自分らしく無理なく生きていると言えるでしょう。

人は誰もが、いろんな側面を持った多面体な存在です。菜美さんの中には「文章を書くのが大好き」「人見知りが激しい」「実際に顔を見て話すのが苦手」といった側面がありますね。たくさん ある側面のほんの一部ですが、そのどれもが菜美さんを形作るかけがえのないものです。そんな、良いところや弱いところもある、いろんな側面を持つ自分を受け入れていきましょう。

なにも上手に話す必要はありません。人の心に一番伝わるのは、正直さや真剣さです。
「私、文章を書くのは大好きなんだけど、人見知りが激しいところがあるんだ」
「ブログでの印象と違う!って幻滅されるんじゃないかと不安なの」
と、自分自身が気になること、思っていることを相手に伝えてみてもいいでしょう。そして、そのままの菜美さんを理解してくれる人と大切に関係を築いていけばいいのです。それが菜美さんにとっても自然体で幸せなことではないでしょうか。

いつでも菜美さんは、あるがままでいいのです。菜美さんという人はこの世で唯一の存在。それだけで価値ある存在なのですから、「これが私♪」と自分自身を愛してあげてくださいね。自然体の菜美さんらしい毎日を送ることができますように!菜美さんの今後を心より応援しています。

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