潔癖症でどこにもいけません…

カウンセラーの回答

具体的な小さな工夫で克服できるよ。大丈夫！

ゆみちゃんさま。

メールを頂きまして、ありがとうございます。
潔癖症とのことで、日常生活には支障なく暮らしていらっしゃるけれども、友人宅へ招かれたときなど、苦痛もあるし、気を使われるのも申し訳ないし、とのお悩みですね。

ゆみちゃんさまは、きれい好きの範囲で、潔癖症というほどでもないように思いますがいかがでしょうか。

親しくなったばかりの方には、説明は難しいかもしれませんが、良く知ったご友人の方々には、ゆみちゃんさまの価値観をご理解いただくのもひとつの方法かと思います。
良く知ったご友人の方ならば、一緒に過ごすときに、ゆみちゃんさまにリラックスしていただけるように願うのは当たり前のことです。
きっとご理解いただけることと思いますよ。

とはいえ、すこしでも直していきたいとお思いになっていらっしゃることは、とても前向きな姿勢ですね！
すばらしいと思います。
それに周囲の方々への配慮のお気持ちは心にゆとりのある証拠です。
ですので、きっとゆみちゃんさまの理想のところまでいけると思います。

まず、家に帰ってすぐにシャワーを浴びる習慣は変えなくてよろしいと思います。
それから、外出先のトイレを選ぶことや、なるべくつり革につかまらないことも変えなくてよろしいと思います。

ご友人宅の洗面所の共有のタオルも使用する必要はないと思いますが、ゆみちゃんさまだけの為に用意された清潔なタオルは使ってみるとか。
スリッパも、おすすめされなければ履く必要はありません。
日本の家は、結構履かなくても違和感のないことが多いと思います。
でも、たまたますすめられたら、「おすすめしてくださるのだから、清潔なスリッパにちがいない」と自己暗示をかけて、履いて過ごしてみる。
そのときにどんな感じがしたか、冷静に自分自身をモニターしてみてください。
ああ、大丈夫だわとお思いになれるならば、そういったシュチュエーションにもだんだんと慣れていきます。

どうしても無理だ・・・とお感じになったとしたら、さりげなく脱いで脇においておいてもよろしいです。
なにか問われたら、「部屋でスリッパを履く習慣がないものですから、慣れなくてすみません」とおっしゃっても、ご友人に不愉快な思いをさせるいことはありません。

あと、ご友人のお宅にお邪魔するときは、靴下を持参なさるのもひとつの方法です。
玄関先で、清潔な靴下を履くと返って礼儀正しい方だなと捉えていただけることと思います。

ひとつずつ、すこしずつ工夫しながら具体的に慣れていくことを根気強く続けることによって、絶対に克服できます。
がんばってみてください。

社会生活を営んでいれば、対人関係によってもさまざまなシュチュエーションに遭遇されることでしょう。
恐れることなく、こつこつとチャレンジしていきましょう。
必ず道は開けます。