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妻に手を上げてしまいました。
妻に手を上げてしまいました。
原因は、ほんとうに些細なことです。
その日 仕事でトラブルがあり 疲れて帰ってきて 妻がソファで寝ている呑気な姿を見た瞬間、腹が立ってしまったのです。
明確な記憶がありませんが、気付いたときには妻に馬乗りになっていたので、何度か平手で頬を打ったと思うのです。
その時は妻が泣いて謝る姿に はっと気付き 自分がしたことに後悔し 謝ったのですが それ以来 妻の怯える表情と緊張が伝わり ギクシャクした状況です。
僕自身、自分が女性に手を上げるなんて思ってもいなかったので 自分の中に暴力的な自分がいることにショックを受けています。
一度自分の中のDVな一面が表れてしまったら、またそうなってしまうものなのでしょうか?
今後、どのように気をつけていったらいいのでしょう。
男性
35歳
2012年8月8日
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カウンセラーの回答
気分をとらえて、行動を変える。
雨男さま。
メールをありがとうございます。
雨男さまにとって、本当にショックな出来事でしたね。もちろん奥様もショックを受けておられると存じますが、雨男さまが反省なさっていて、解決しなければならない問題として受け止めていらっしゃることは、奥様に伝わっていると思います。もう二度とこのようなことはしたくないと痛切に願っておられますね。
行為に至るまでの出来事で、ご記憶に残っていらっしゃることは、
①仕事でのトラブルがあったこと。
②奥様がソファでお休みになっているお姿を見たこと。
③それを見て、腹が立ったこと。
だったと思います。
このうち、①と②は、雨男さまがいくらご努力なさっても今後も起こり得るかもしれないことですね。
注目すべきは③です。
③の気分は、思い出すのも気がひけるほどいや〜なものだったと思います。
状況は違ったとしても、また同じような気分になったときに、また同じ結果になる可能性が高いのです。
この時点で策を講じるのです。
基本は、「同じような気分になったときに、まったく別の行動をする」のです。
一番やりやすいのが、その場を移動することです。
一例ですが、帰宅したばかりで、本当はゆっくり休みたいところですが、同じような気分になったなら、そのまま玄関にUターンして運動靴に履き替え、ジョギングに出かけてしまうのです。
そうして、気分が落ち着くまで、ジョギングをして過ごすのです。
雨男さまのライフスタイルにあわせて、どんなことでもいいですので、実行できるように準備しておいてください。そうすれば、大切な奥様を叩かずに済みます。
パチンコに出かけてしまうのも良いですが、別の問題が出てきそうですね。犬の散歩もいいですが、わんちゃんの気分もありますし。ジョギングやウォーキングなら、健康的でよろしいと思います。夜間でも男性なら大丈夫でしょう。できたらジャージに履き替えるくらいのこころのゆとりもできるといいですね。
雨男さまのこころの奥には、辛く癒されない思いが身を縮めていらっしゃるように思います。なにかのきっかけで、形を変えて出てきてしまうのですね。その問題に取り組むことも大切ですが、まずは、行動から制御できるように工夫してみましょう。制御できる自信がついてから、じっくりと時間をかけて取り組まれればよろしいかと思います。
奥様と良くお話し合いをなさって、協力して乗り越えてください。DVの問題に関して、とかく世間は加害側に冷たいです。でも、叩きたくて叩いているわけではないのですから、私は雨男さまのように、勇気を持って乗り越えようとなさっていらっしゃることはすばらしいと思います。
絶対に解決します。どうぞあきらめずにがんばってください。応援しております。