東野 真吾のプロフィール
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東野 真吾
相談件数38件
予約・待機スケジュール
現在、予約・待機のスケジュールはありません。
得意な相談
・良い介護施設・悪い介護施設の見分け方(施設の種類から入居しやすくなるコツまで)
・施設入居後、家族がすべきこと(ケアプランのチェック、記録のチェック、夜勤時のチェック、エトセトラ)
・認知症との向き合い方(認知症の基礎知識から個別の対応方法まで)
・家族が身につけておくべき介助技術について(移乗介助のコツなど)
・ケアマネージャーとの付き合い方(在宅編、施設編)
メッセージ
こんにちは。家族のための施設介護アドバイザーの東野です。
「在宅ではどうしても支えきれないから施設に預けた。そんな自分には介護施設に何か言う資格はない」と感じるご家族はまだまだ多いと思います。でもそれが介護現場の閉塞性や非常識な職員を作っている側面があります。介護施設は家族にとってブラック・ボックスです。給料が安いのに「わざわざ」介護の仕事を選んだ若い施設介護職がなぜ要介護高齢者を虐待してしまうのか。私は外部からのチェック機能がまったく働いていない現状が大きな理由だと考えています。
介護関係職は要介護高齢者のことを「利用者」と呼びます。介護サービスを利用している人、というそのままの意味です。在宅介護は利用者=要介護高齢者という面が強いですが、施設介護における利用者は「家族」だと私は考えています。
私はこれまで多くの要介護高齢者の入所契約の場に同席しましたが、高齢者本人が希望し介護施設に入居するケースに出会ったことはありません。入居の契約書に本人の名前をサインするのはいつも家族などの本人以外の人でした。
介護保険サービス(とくに施設)の真の「利用者」は家族です。しかし、真の利用者である家族がサービスの内容、質について知ることは難しい。これが現状です。重度の介護=専門的な介護が必要なお年寄りほど自分が受けているケアの内容について、クレームや改善点を訴えられません。訴えることができる人でも、たいていは「わがままな利用者」として処理されてしまいます。
ご家族が施設の介護について疑問点や不信な点を感じても、何をどう言ったらいいのかわからない。親を預けている引け目も手伝って何も言えない。でもちゃんと施設に言うべきなのです。これはお金を払っているのだからサービス向上を望む、というのではなく、親が安心して施設で生活できるよう家族がチェッカーになってくださいということです。施設に預けたとしても、親の介護の責任者はあなたなのです。
親の老い、治らない病気、来るべき死。できることなら見たくないし、聞きたくないし、話題にしたくないと思います。私も母親ががんになったときはそうでした。私も目をそむけました。だからその気持ちはすごくよく分かります。でものちのち後悔しないために、やはり目をそらすべきではないと私は思います。
施設介護のご相談ならどんなことでもお受けします。
経歴・資格
(経歴)
大阪府出身。福祉大学卒業後、介護老人施設の相談員や介護職、在宅のケアマネージャーなどの仕事をしてきました。施設介護では重度の認知症や身体障害がある方の直接介護に携わりました。在宅介護では年間300件以上(通算1000件以上)のお宅に訪問し、実にさまざまな介護の現場を経験し、またご家族の相談支援にも携わってきました。
「介護をよりよくするためには家族にも介護の知識を持ってもらわなければ」と考え、CS Lab(介護とソーシャルワーク研究所)を設立。「家族が賢く介護サービスを利用できること」を目的に相談事業を行っています。また介護職向けの交流会を定期的に開催しています。ブログ「辺境としての介護」http://kaigo-sw.com/index.php?QBlog
(資格)
・介護福祉士
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・介護支援専門員
(職歴)
・介護老人保健施設(相談員)
・特別養護老人ホーム(介護職)
・地域包括支援センター(社会福祉士)
・居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)
(雑誌連載)
「ブリコラージュ」七七舎 (平成28年1月〜平成29年1月)
最新のつぶやき

経験、知識が豊富な印象をうけました。最終的には、私が決めることですが、的確なアドバイスをいただきありがとうございました。