得意な相談
・相手に対するストレスを抱えたまま「我慢する」のではなく、思いを素直に伝える『アイ・メッセージ』
・良好な夫婦関係を築く『感謝』のコミュニケーション
メッセージ
私は結婚して25年以上になります。
それまでいろんな困難な状況に陥った事がありましたが、助け合い、支え合い、補い合い、互いに思いやりの心を持ちながら少しずつ少しずつ成長してこれたと思います。
夫婦関係や子育てなどでお役に立てることがあると思います。
経歴
【経歴】
上場企業に22年間勤務し、20代から部下の育成に携わり、30代半ばで管理職となるが、ストレスやプレッシャーから、次第に眠れない状況に陥り、自分とは無関係だと思っていた「うつ」に直面し7ヶ月休職。そこで初めて生き方を見つめ直す機会を得る。
復職して1年後、退職し、日本メンタルヘルス協会で心理学やコミュニケーションを学び、公認心理カウンセラーとなる。
また、CTNでコーチングも学ぶ。子育てに関しての体験談を、コーチの岸英光氏の著書「弱音を吐いていいんだよ(講談社)」に掲載していただく。
2009年より、様々な組織や企業、公務員、子育て中のお母さん、PTA、教育関連、福祉施設関連、その他多種多様な方々に、職場や家庭、身近な日常ですぐに役立つコミュニケーションやメンタルヘルス、サーバントリーダーシップに関する講演、研修、コーチングを行い、アンケートの結果、90%以上の方々から満足と感謝の言葉を頂いている。
このカウンセラーの他のプログラム
- コミュニケーション
-
相手に対するストレスを抱えたまま「我慢する」のではなく、願っている思いを素直に伝える『アイ・メッセージ』
以前、私がコミュニケーション講座を開いていた時に参加された女性が、ご主人に対してある不満を感じていました。 どんな不満かというと共働きで自分もご主人と同じようにフルで働いているにも関わらず、自分だけが夕飯の買い出しから夕飯作り、後片付けまでを1人でやらなければいけないことでした。 ついでにご主人がソファで1人ビールを飲みながらテレビを見ているのも不満を感じていたようでした。 だったら言えばいいのにと思うかも知れませんが、結婚して間もないし、揉めたくないから我慢するしかないと嘆いていました。 そこで、このときの講座が『アイ・メッセージ』だったので、そのまま伝えてみませんか?とお伝えしました。 すると、「でも…」と、ちょっと躊躇するような迷っているような感じで帰られました。 後日、この女性からメールが届きました。半信半疑で、でも我慢するより伝えてみようと決意して思い切って伝えてみた所、ご主人が手伝ってくれるようになったという喜びのメールでした。 「何で自分ばっかり寛いで手伝ってくれないの!」 「私だってフルに働いているんだからね!!」 このような伝え方をして揉める人たちも多いかも知れません。なぜかというと、このような伝え方は「ユー・メッセージ」といい、相手を口撃する言葉なのです。 これの本質は「お前が悪い!!!」です。 強く言えば相手は従うかも知れませんが、それは納得したわけでも、もちろん自分から進んで態度を変えたわけでもありません。仕方なく手伝ってやっているだけで、面従腹背状態或いは不満を我慢しながら渋々手伝っている、そんな状態なのです。 シチュエーションが違うかも知れませんが似たような経験をしたことがありませんか? ここでお伝えするのはそれとは全く逆の伝え方です。 相手を非難するのではなく、批判するのではなく、攻撃、口撃するのではなく、怒りや不満の奥にある『願い』や『期待』、『望む想い』を伝えるということです。 もちろん、全てが上手くいくわけではないでしょう。でも、揉めたくない、そして我慢し続けるのもストレスが溜まると感じているなら検討してみる価値はないでしょうか。