トラック運転手に転職しようと考えています

佐藤　ゆうじ

• 産業カウンセラー
• マスターマネジメントコンサルタント

・大学は仏教を専攻しています。悩んだからです。
・大学院で臨床心理学を学んでいます
　　フロイト、ユング中心に学んでいます
　　同時にアドラー心理学や交流分析、認知行動療法、来談者中心療法等を学んでいます

・教育を中心とした民間企業に勤務をへて独立し起業しています
　　事業内容は企業の教育支援とメンタルマネジメント、カウンセリング

・カウンセリング経験は35年
　　企業内のカウンセリング、医療、介護施設におけるカウンセリング、自治体の職員のカウンセリング
　　私の事務所に対談してくるクライアント対象のカウンセリング

・ＮＰＯを立ち上げ地域でのメンタルサポート活動やカウンセラー養成講座を行っています
　　さらに講師養成講座、心支援士講座も行っています
　　2021年から通信講座も開講しています。

・著書　心理エッセー半熟たまご、心のコリのほぐし方、職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋
　　　　産業カウンセリングハンドブック（共著）自習型カウンセリングマニュアル
　　　　ＢＳカウンセリングマニュアル、家族創世紀主役は女性、ゼロ社会と心の技術等があります。

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カウンセラーの回答

自分のキャリア

　社会人半年で転職を考えているのですね。どのような人間関係か分かりませんが、改善できるものか一度自分の振り返り含めて考えてみると良いと思います。半年で人間関係は良くある話だと思います。ただ、人間関係で転職は次の転職先でも人間関係で壁を感じる可能性もあると思います。人間関係はお互いに「関係づくり」でもありますので、うまくいっていないのなら、相手の側の問題、自分の側の問題を整理しながら自分の側の問題を改善していくことだと思われます。

　トラックの運転手については、現在運送会社は2024年問題を抱えて労働時間の改革を図っています。運送業界の現状はそうした問題含めて人手不足が深刻ですので採用されやすいと思います。ただ、しっかりした会社なら前職をやめる理由を聞くと思います。半年で辞めることの必然性が明確であれば良いのですが…。運送会社をなぜ選ぶのか分かりませんが、車に乗って預かった荷物届ける、誰でもできるように思うかもしれませんが、結構きつい仕事です。加えてコンプライアンス（法令順守）問題で事故（車両事故、荷物事故）にとても敏感になっています。加えて原油高騰の中で経営者はコスト削減に敏感となっています。ということは人に対しても厳しい見方をしています。人手は欲しい、でも誰でも良いわけではない、ですから良い会社ほど人への教育もきちんとしようとしています。

こうしたことから、すぐに結論を出すのではなく以下のようなステップで自分を見直してみて転職するか考えてみてください。
　・まずは将来の自分のキャリア、何をしたいのか考えてみましょう。
　・現在勤務している会社の人間関係の内容の見直し、自分が感じるストレスの内容と改善の可能性を見　
　　直し。同時の現在行っている仕事の適性と会社の将来性。
　・なぜ運送会社か、運送会社の状況を良く調べてみましょう。2024年問題の背景は、労災認定、病気や事故が多いということです。運送会社も資格がものいう業界です。普通免許、大型免許、フォークリフト等の特殊免許等持っているほど評価されます。

転職そのこと自体は悪いことではないと思います。自分のやりたい仕事の選択は一生の選択です。自分で納得し、きちんと説明できるわけは必要だと思います。自分の将来をしっかり考えながら仕事、企業の選択を考えてみましょう。