金銭トラブル

中谷　恵美

• 上級カウンセラー
• メンタル総合カウンセラー

大手アパレルメーカーを退職しヨガインストラクターへ
ヨガ講師として研鑚を積む中、心理学、瞑想法、ヨガ哲学を学ぶ

妊娠出産を機に家庭に入るが夫の度重なる浮気とモラハラにより、パニック障害を発症する
自身の治療の為もあり
アドラー心理学、エニアグラム、自己啓発法、潜在意識セラピー、レイキヒーリングなどを学ぶ
現在は完治し、関西在住、明るいシングルマザー

カウンセリングルーム主宰
自己啓発セミナーを開催するなど、心理カウンセラーとして活動中
エキサイト相談員としては2020年1月から参入

座右の銘は「塞翁が馬」
挫折や経験は全て宝です。どんなお悩みも優しく寄り添い、必ず明るい光を見つけ出します(^^)

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カウンセラーの回答

貸し続ける事が本当にご友人の為でしょうか？

栗林様へ

初めまして。
この度はメールにてご相談頂きありがとうございます。
カウンセラーの中谷恵美です。微力ながらお力になれましたら幸いでございます。
　
以下ご参考になさって下さい


栗林さんは旧友から突然電話がかかってきて、断りきれずお金を貸し始めてしまったのですね。
しかし、それ以降のところで、ここには書かれておりませんが、これまでの分は全て返金されているのでしょうか？

必ず言った日にキッチリ返してくれているなら、ここにはご相談されなかったと存じます。
数回は返して貰った、もしくは一部は返ってきた。と言う程度では無いでしょうか？
もしくは返しては貰ったが中々返って来なかったなど。

いずれにせよ、「これまでの様子からして金銭面で信頼関係は築けて無い」というので有れば縁を切られるのがよろしいのでは無いでしょうか。しかしそれは薄情に思えて簡単に出来ないとお考えになると存じます。
確かに、そうは言っても旧友の頼みで有り、中々貸した方から、しかも身体が悪いと言っている相手に対して
「いつまで貸せば良いのか？」などとは言い難いものです。
これまでも大変、気苦労をされて来られたであろうとお察し致します。

しかし、こちらも働いて稼いだ大切なお金であり、旧友とはいえ、一部とは言っても、その彼の為のお金では有りませんよね。
ご病気の間は仕方ないとしても、いつまでもと言うわけにはいきません。

この同級生の方には情もお有りでしょうが、社会には様々な形での支援やセーフティネットが有りますし、栗林さんだけに負担を強いてくるのは、違うのでは無いでしょうか。

ここまで悩みながらも断りきれず貸して来られたのは、栗林さんの優しさからであり素晴らしい友達想いだと思います。

しかし、苦痛に感じながら、本音では「これ以上は無理だ」と思いながらも「しなければならないこと」では有りません。
当然、この選択は薄情でも有りません。
このまま、苦痛を感じながらも貸し続ける事が本当にお互いの為でしょうか？
お金を貸し続ける事によるトラブルや依存による新たな問題が出て来ない内に距離を置かれた方がよろしいのでは無いでしょうか。

世の中にはファイナンシャルプランナーや生活困窮者の支援をしてくださる方や公的機関が有ります。
本来ならば当事者のお友達の方が行かれて、プロの方に知恵を借りられるべきです。
栗原さんも「薄情ではないか」などとは思わずにそちらにご相談して行かれる様に同級生の方に促す。若しくはお身体が悪い様で有れば同行してあげるなどに切り替えて。もうお金そのものの融資はお断りされた方が宜しいかと思われます。

このまま「困った→貸す」を繰り返していてはただその場しのぎの対処で有り、根本解決にならないと考えられます。
お友達の方もプロの方と将来を見据えた建築的なお金の話が出来ることで、生活を立て直せる知恵を得る事が出来ますし、メリットがあると考えられます。

正直に「これからも友情で話を聞くなどのサポートは出来れば と考えているが、金銭的にはこれ以上負担出来ない」とお伝えになられるのが宜しいのでは無いでしょうか。
同級生の方が、これまでの融資について御恩を感じていらっしゃるので有れば、そして今後の事で前向きな道が開けたら、ご理解頂けると存じます。

そして暫くは疎遠にして、又貸し借りがぶり返したりしないようにされた方がお互いの為では無いでしょうか。

もし「生活を立て直すために」など他にも何か言ってくるようで有れば、借用書を取り交わしておくなどの措置をとり
栗林さんの優しさや誠意が、苦痛や心配事に変わらない様に対策してからお金を貸されるなど、具体的な対応が必要であろうと考えられます。

又、これまで返してもらえていない分がお有りであれば借用書が無くても
・やりとりがわかるメール
・振り込んだ事が分かる明細書
なども有効です。

元気になられてからでも返して貰って下さい。


又、何か有りましたらご相談くださいませ。