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「心配してる気持ち」が伝わらない ― すれ違う夫婦の会話
旦那と結婚して半年です。
旦那の言葉や態度に傷付き、泣いてしまうことがたまにあります。
今回は、旦那の風邪が長引いていてここ数年花粉症の症状もあるとのことからアレルギー検査をしてほしいと説得し渋々納得、あす仕事が早く終われば初診の耳鼻科に行くという話になったときのことです。
私「受付でドロップスクリーン検査受けたいですって言ったほうが良さそう。単にアレルギー検査受けたいですだったら、ドロップスクリーン検査のほうじゃなく採血でのアレルギー検査になってしまうかもだから、当日に結果が分かるほうがいいなら…」(まだ話してる途中)
旦那「そりゃあそっちがいいに決まっとるわ。採血のほうなら行ったことある内科に行くし」と若干馬鹿にしたような言い方。
私は「受付でちゃんとドロップスクリーン検査のほうを受けたいことを伝えたほうが良いよ」「なるほど、そうだね。教えてくれてありがとう」みたいな会話をしたかったのですが、急にこんなこと言われてびっくり。あとで涙がこみあげました。
普段は仲が良く愛情表現もしてくれるのですが、真面目な話となるとなんとなくいつも平穏な会話ができにくい感じです。「いや」と否定的に返したり、めんどくさそうな態度をとったり、真剣に耳を傾けなかったり。私の話を最後まで聞かず言葉を挟むことは度々あり、以前から伝えてますがなかなか直りません。
なので何か話さないといけないことがあるときはタイミングを見計らい、「こんな感じで話そう」とシミュレーションして話しかける感じです。会話が平穏にできた時はホッとしますが、グサッと傷付いてしまうことも多々あります。
HSP気質であることは伝えていて気遣いとかはあるのですが…私が繊細すぎるので、もともと心臓や胃が弱いのに、ストレスでますますダメージをくらってる感じです。どうしたら良いでしょうか。私がもっと寛容になるべきですよね…
(ニックネーム: ゆり)
女性
36歳
2025年4月14日
回答したカウンセラー
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森田 陽子カウンセラーの口コミ
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この度は先生の実体験に基づく、大変貴重なご助言をいただき、心より感謝申し上げます。
今回先生から教えていただいたことは、介護を続けていくうえで欠かせない重要な視点でした。自分の至らなさに注目ばかりしておりましたが、現実の捉え方についても新たな考え方を教えていただき、感謝申し上げます。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。2024年5月31日 (54歳 女性) -
私の特徴を理解して頂け改めて
自分を受け入れていきたいと
思います。
成功体験は人は忘れている
という事も納得できました。
成功体験を思い出してみたい!
きっかけを頂け感謝しております。
気さくな方でとても話やすいと
感じました。
気持ちも楽になれそうです。
一つ一つ小さなことを実行して行きたいと思いました。
ありがとうごさいました。2024年5月12日 (54歳 女性) -
先生と久しぶりにお話しをして、今後の方向性を自分の中で整理して少しづつ見えてきました。
余り自分にプレッシャーをかけるとしんどくなって頭も体も回らなくなるので(笑)実年齢やその他現実的にも考えて・・そっちの方向で行った方が安定的だなって思いました(笑) 今のとこを継続しながらお仕事を探していこうと思います!
いつもありがとうございます!2024年1月23日 (53歳 女性) -
森田先生、先日はありがとうございました。ご丁寧にメッセージをありがとうございます。
「情報提供」なるほどですね!!ありがとうございます!
本当、先生の仰る通りです!普通の会話では「また説教か」で最後喧嘩で終わりの連続なのです。
トライ&エラー
そうですね、もう娘が一つ一つ学んで実践していくしかないですね!
引っ越しやら、環境はこちらは整えたつもりですし!
本当に先生、ありがとうございます。
またご連絡させていただきます!
2023年5月7日 (52歳 女性) -
返信ありがとうございます。
とても分かりやすかったです、丁寧に返信してくださりありがとうございます。自分では分からなかった旦那のこと、そして自分がするべき伝え方、伝えて悪い事ばかりではない事。
これから状況も変わっていきますが、旦那は滅多に私に対して責めてきたり怒らないのですが、私からのアクションに対してプライドが高い為私を悪者にするのかなと思いました。それもまだ結婚して何ヶ月か目なのでその時の状況で判断していきたいと思います。
今は旦那の悪い面、私の悪い面含めてまた少しずつでも話して改善していこうと思います。
ありがとうございました。
また何かありましたらよろしくお願いします。2023年3月23日 (24歳 女性)
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25歳
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女性
57歳
2025年3月22日
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森田 陽子
<資格>
行政機関の「女性のための電話相談員」
メンタルケア・スペシャリスト、メンタルヘルス・マネジメントⅡ種 ラインケアコース、
夫婦カウンセラー、高齢者コミュニケーター、認知症介助士、生前整理・整理収納アドバイザー、マリッジアドバイザーなど
<経歴>
大阪外国語大学(現大阪大学)卒/外資系企業勤務をへて英会話講師、翻訳の仕事に携わる。
行政機関の「女性のための電話相談員養成研修」で2年半カウンセリングを学び、2001年から電話相談に携わる。
DV、デートDV、離婚、恋愛、子育て、介護、母娘問題などに対応。
コーチトレーニングプログラム2年終了。2004年(一財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得。
留学、転職、キャリアアップ、時間管理、人間関係改善、終活などに対応。
DV防止啓発ファシリテーター養成、賢い患者になるためのコミュニケーション、グリーフケアなど学び、
主に女性を支援。カウンセリング・コーチングで電話・面談・メール相談歴20年以上。
母娘問題研究家として電子書籍を出版。
続きを読む
カウンセラーの回答
やさしさが押しつけにならないように ― 頼れる妻になる伝え方のコツ
ご相談いただき、ありがとうございます。心理カウンセラーの森田陽子がお答えいたします。
おつらいですね。今回のことは、健康を気遣うあなたのやさしさが、彼に通じなかった悲しさ、なんでこんな返事しかできないんだろうという失望感、そして気持ちをうまく伝えられなかった後悔が入り混じっているようです。
結婚して、まだ半年。いっしょに生活をして初めて分かること、いろいろありますよね。お互いの自然体の言葉にまだ慣れていなくて、伝わりにくいのかもしれません。あるいは、家族だからと遠慮なく話してしまい、善意の言葉が価値観の押し付けに聞こえることもあるでしょう。だからこそ、どちらかが「悪い」のではなく、「調整していくタイミング」と考えてみましょう。
「アレルギー検査をしてほしいと説得し、渋々納得」とのことで、あなたの思いは尊重するが、そこまでする必要があるのかと彼は思っていたのかもしれませんね。
「真面目な話となるとなんとなくいつも平穏な会話ができにくい感じ」とのこと、リラックスして話せず、緊張感が漂うのは、精神的にしんどいとお察しいたします。また「以前から伝えてますがなかなか直りません。」とあり、長引く風邪と花粉症の症状のせいで体調が悪かったから、そういう言い方をしたわけではなさそうですね。
「うまく伝わらなかった=自分が悪い」と考えなくていいのです。「伝え方に工夫が必要かも」「会話スタイルがまだ育っていないのかも」と捉え、「夫婦の会話スタイルは2人でつくるもの」という視点を持ちましょう。
あなただけが、シミュレーションして、タイミングをみて会話をするほど気を遣っているのは、彼が不機嫌になるのをとても怖れているからでしょうか? 普段は、リラックスして話せるのに、真面目な話題になると緊張感が漂うのは、そこに価値観の違いが出てくるからと思います。「結婚したのだから、自分の価値観に合わせてほしい」と彼は思っていますか? お互いに尊重でき、フラットな関係でコミュニケーションができるようになればいいですね。あなたのほうがコミュニケーション力が高く、彼はそれほど言葉選びが得意でないのかもしれません。ひとそれぞれコミュニケーションのクセがあります。よく観察し、お互いのクセを知れば、もう少し話しやすくなるかもしれません。夫婦関係は「協力して育てていくもの」です。何度もケンカして、適度な距離感を見つけていけたらいいですね。黙って深い溝を掘るよりもいいと私は思います。
あなたの優しさや専門知識は、本来とても頼もしいものです。でも、「相手の体調や生活を守りたい」気持ちが強くなるほど、ついアドバイス口調が増えてしまうこともありますよね。その結果、相手が「心配してくれてる」と受け取る前に、「管理されている、責められている」と感じて反発してしまうのです。
妻が「健康管理をしてくれる母親のような存在」と見えてしまうと、「子ども扱いされている」「大人の男として信頼されていない」と感じてしまうかもしれませ ん。あるいは、彼の健康を守ることは専門知識のある自分の責任だと思い、何度も同じことを言ったり、指示口調になってしまうと、「価値観を押し付けられている」「自分という人間を否定されている」と感じる人もいます。
カウンセラー、コーチといった「人を支える職業」の方の共通の悩みとして、「プロとしての習慣」が、無意識のうちに家庭生活でも出てしまうことがあります。
「相手の気持ちを想像して言葉を選ぶ」「 効率的に話を運ぶ」「提案・質問・共感の流れが自然に出る」というようなプロとしての強みが、家庭では「深読みしすぎ」 「誘導されてる感じがする」「結論に持っていかれそう」など、家族が反発する原因となります。
「私、職業柄つい、こうしたらいいかもって口出ししすぎちゃうのよね(笑)スイッチが入っちゃってごめん。でも、とても心配で……」
このような「ひと呼吸おいた言い方」+「自分を少し笑うような姿勢」は、相手にプレッシャーを与えず、愛情や信頼感が届きやすくなります。
「妻」と「専門職」という立場の使い分けは、いまは難しいかもしれません。気を付けるのは、「母親役」になりすぎないこと。極端な話、彼には病気になる権利もあるのです。自分自身の中の「かくあるべき」を少し緩めることで、少し心が軽くなるかもしれません。
お互いにとっての、ほど良い距離を見つけていきましょう。