カウンセリングで何を話す?話すことがないと感じたときの対処法

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カウンセリングで何を話す?話すことがないと感じたときの対処法

カウンセリングを試してみたいと思っていても、「何を話せば良いのだろう」「沈黙が続いてしまったらどうしよう」と戸惑う方は少なくありません。

特に初回のカウンセリングは緊張が強くなり、頭が真っ白になってしまうこともあります。

けれど、カウンセリングに正解の話し方は存在せず、感じていることをそのまま言葉にするだけで十分です。

この記事では、多くの相談を受けてきた経験を踏まえ、最初の一言から話す内容の例、話せないときの対処法まで詳しく紹介します。

具体的な言葉のヒントも交えてお伝えしますので、カウンセリング中に試してみてください。

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カウンセリングが始まったときの最初の一言は?

カウンセリングが始まったときの最初の一言は?

まずは、下記のような一言から始めてみてください。

  • 「最近気持ちが沈みがちで困っています」
  • 「誰かに話を聞いてもらいたくて電話しました」
  • 「今日は何から話せば良いのか分からなくて…」

初めてのカウンセリングでは、最初の一言に迷ってしまうものです。

ですが、特別な準備は必要ありません。むしろ、構えすぎてしまうと余計に言葉が出にくくなることもあります。

最初の一言は「今の自分の状態」を短く伝えるだけで十分であり、その一言からカウンセラーが質問を投げかけ、自然に会話を広げていきます。

完璧な自己紹介や長い説明は不要です。

大切なのは「ここにいる理由を少しでも示すこと」であり、その一言がカウンセリングを進めるきっかけになります。

カウンセリングで話す内容

カウンセリングで話す内容

カウンセリングで話す内容について、不安を感じている方も多いでしょう。

実際には「自分が困っていること」「理解してほしいこと」を中心に話せば問題ありません。

話す内容の「具体的な枠組み」をまとめましたので、次の5項目から1つ選んで話してみましょう。

  • 今一番つらいこと
  • 心身の具体的な状態
  • 生活で困っていること
  • 望んでいる変化
  • 試してきたことと結果

必要な掘り下げはカウンセラーが伴走してくれるので、安心してください。

今一番つらいこと

例えば、「朝気持ちが不安定で会社に行くのが億劫です」といった内容を指します。

ポイントは、今抱えている一番のつらさを伝えること。

現時点で最も困っていることを話すことで、カウンセリングの焦点が定まりやすくなります。

例えば「人と会うのが怖い」「一人でいる時間が不安」といった日常の困難を口にするだけでも問題ありません。

小さなことでも「今一番つらいこと」を伝えることから始めてみましょう。

心身の具体的な状態

例えば、「寝つきが悪く動悸が増えています」といった内容を指します。

身体的・精神的な状態を具体的に話すことも、カウンセリングを有意義なものにします。

症状や感情を言葉にすることで、カウンセラーがあなたのことを理解しやすくなります。

「疲れが取れない」「頭がぼーっとする」「何もしたくない」など、率直に伝えるだけで整理が進むでしょう。

心身の状態を言葉にすることは、あなたの悩みを軽くする第一歩となります。

生活で困っていること

例えば、「家事と育児の両立がうまくできない」といった内容を指します。

生活をする上で直面している困難を話題にすると良いでしょう。

環境や生活習慣の中にストレスの原因が隠れている場合が多いからです。

例えば、職場での人間関係や家族との衝突などが挙げられます。

生活で困っていることを共有することで、現実的なサポート方法を見つける手がかりになるでしょう。

試してきたことと結果

例えば、「運動をしてストレス発散しようと思ったけど続かなかった」といった内容を指します。

これまで試したことを話すことも有益な情報になります。

既に行った工夫や失敗したと感じている理由を知ることで、次のステップを無駄なく考えられるからです。

「友人に相談したけれど解決しなかった」「睡眠改善を試したが続かなかった」といった内容でも構いません。

試みた経験を伝えることで、より適切なアプローチを導き出しやすくなります。

何かを試す余裕が無かったという方は、無理に話をしなくても大丈夫です。

望んでいる変化

例えば、

  • 気持ちを落ち着けたい
  • 自分に自信を持ちたい
  • 人間関係で悩みたくない

といった内容を指します。

あなたが理想とする変化や希望する未来像を伝えることが大切です。

ゴールを共有することで、カウンセリングの方向性が定まりやすくなります。

またカウンセリングを受ける目的がブレにくく、カウンセラーと二人三脚で問題と向き合うことができるでしょう。

カウンセリングで話すことがないと感じたときは?

カウンセリングで話すことがないと感じたときは?

カウンセリング中に「もう話すことが思いつかない」「これ以上何を話しても意味がないのでは?」と感じる瞬間はあるものです。

そのような心境すらも今後に活かすことができる可能性を秘めているため、カウンセラーは敏感に読み取ってくれるでしょう。

ここでは、カウンセリングで話すことがないと感じたときに試してほしいことを4つお伝えします。

話題が浮かばないと正直に伝える

「話すことが思いつかない」とそのまま言葉にして構いません。

率直な気持ちを伝えることで、カウンセラーが会話をリードしてくれて、気持ちが少しでも楽になるような時間を提供してくれるでしょう。

また、あなたの「思考の範囲」や「言葉に詰まるタイミング」を知る手がかりにもなります。

「特に話題が思いつかなくて」と言うだけでも、カウンセラーとの対話は続いていくのです。

最近印象に残った出来事を一つ話す

大きな出来事でなくても最近心に残ったことを口にすると、あなたのことをより理解する手助けとなります。

たいしたことではないと思っていたことからも、あなたの気持ちの背景が見えてくるためです。

  • 子どもの何気ない言葉に救われた
  • 普段は何も感じない場面で笑ってしまった
  • 今までは気にしなかった他人の行動にイライラした

など、ささいなことでも構いません。

日常の一場面をカウンセラーと共有することで、あなたの心の動きが整理され、カウンセリングがより有意義な時間となるでしょう。

漠然としている不安を口にしてみる

言葉にしづらい不安も、そのまま「漠然と不安に感じている」と伝えて大丈夫です。

自分でもよく分からないと感じている気持ちも相談の対象であり、無理に一人で明確にする必要はありません。

何気なく発した一言から、カウンセラーが話を深掘りしてくれて「自分を見つめるきっかけになった」と語ってくれた相談者もいました。

「なぜか気持ちが落ち込んでしまう」と伝えることが、心を軽くしていくための立派な一歩になります。

カウンセラーの変更を検討する

何を話してもあまり進展がなさそうと感じる場合は、カウンセラーを変えてみるという選択肢もあります。

カウンセラーとの相性が合わないと無意識に壁を作ってしまうものであり、変更することでカウンセリングを前向きに捉えられるケースがあるからです。

別のカウンセラーに変えることで、

  • 自分の想いを伝えやすくなった
  • 話をした後に心がスッキリした
  • 次も同じカウンセラーに頼りたいと思った

との声もよく聞かれます。

カウンセラーとの相性によって話が続かないと感じるときは、思い切って別のカウンセラーを選んでみると良いでしょう。

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カウンセリングでうまく話す自信がないときの対処法

カウンセリングでうまく話す自信がないときの対処法

カウンセリングにおいて「うまく話せなかったらどうしよう」「話し下手な自分は向いてないかも」と不安を感じてしまう方は少なくありません。

しかし、「話すことが苦手でも」問題なくカウンセリングを受けることが可能です。

ここでは、カウンセリングでうまく話す自信がないときの具体的な対処法を紹介しますので、話すことに不安を感じている方はぜひ取り入れてみてください。

沈黙しても大丈夫と理解する

そもそもカウンセリング中の沈黙は、ネガティブに捉えなくて大丈夫です。

カウンセラーは、沈黙を「あなただからこそできる一つの表現」と受け止めて、心の状態やこれまでの背景を理解していきます。

実際に「何も言えなかった時間が一番安心できた」と振り返る相談者もいるほどです。

「沈黙しても大丈夫」と自分の中で決めておくだけで、「うまく話せなかったらどうしよう」という不安は少なくなっていくでしょう。

メール相談の利用を検討する

口頭での会話にどうしても不安が残る場合は、文字のやり取りでのカウンセリングを選んでも構いません。

文章であれば自分のペースで伝えることができ、カウンセラーからの返事も都合のよいタイミングで見ることができるからです。

メッセージ形式のカウンセリングでは、一日一回のやり取りで安心して相談を続けられる方も多くいます。

うまく話そうと無理をする必要はなく、あなたに合う方法を選ぶことが大切です。

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話したいことを事前にメモする

話したいことを事前にメモしておくと、カウンセリング中に落ち着きやすくなるでしょう。

書くことにより頭の中が整理され、カウンセリング中もメモを見ることができるため、忘れずに必要なことを伝えられます。

「最近眠れない」「職場で嫌なことがあった」など短い言葉でも、自分で書いたという事実があなたを安心させてくれるでしょう。

一方で、

「うまく話せない自分を受け止めてほしい」
「苦しいと感じたときにすぐ話を聞いてほしい」
「うまく話せるよう対策したけどやっぱりダメそう」

と感じている方は、エキサイトお悩み相談室を頼ってみてはいかがでしょうか。

在籍しているカウンセラーは、親身になって寄り添いながら、相談者のペースに合わせたカウンセリングを心がけています。

話すことに自信がない方にも、安心を感じてもらえるよう努めていますので、ぜひ一度体感してみてください。

カウンセリングで相談されるお悩み例

カウンセリングで相談されるお悩み例

カウンセリングでよく相談されているお悩みは、大きく分類すると下記が多く見られます。

  • 恋愛・結婚
  • 家庭・家族
  • 人間関係
  • 仕事・キャリア
  • 健康・メンタルヘルス

上記において身近な人に相談できない悩みも多く、第三者のカウンセリングを利用されています。

あなたが抱えている悩みが当てはまっているかを確認してみると、一つの安心材料につながりますので、参考にしてみてください。

恋愛・結婚

恋愛や結婚に関する悩みは、カウンセリングの現場に多く寄せられています。

  • 好きな人に想いを伝えられない
  • パートナーとすれ違ってしまった
  • 結婚生活に不安を感じている

など、一人だとどのように対処していいか分からない場面もあるでしょう。

「相手の浮気が疑わしい」「結婚を決めきれない」なども相談の対象となります。

エキサイトお悩み相談室でよく相談される恋愛・結婚のお悩み

家庭・家族

家庭や家族との関係は、生活の基盤に直結するため悩みも深刻になりやすい領域です。

  • 夫婦喧嘩が絶えない
  • 子育てに疲れている
  • 親との関係に悩んでいる

などが、よく相談される代表的なお悩みです。

「子どもが学校に行かない」といった困りごとも相談可能です。

エキサイトお悩み相談室でよく相談される家庭・家族のお悩み

人間関係

友人関係や職場の人間関係でのストレスは、日常生活に大きな影響を与えます。

  • 相手の言動に傷ついてしまった
  • 興味をもって接してもらえない
  • 他人と比べてしまって落ち込む

といった悩みをよく耳にします。

「愚痴を言える人がいない」「話し相手が欲しい」といった相談も対象です。

エキサイトお悩み相談室でよく相談される人間関係のお悩み

仕事・キャリア

仕事や将来のキャリアについての悩みも、よく相談されるお悩みの一つです。

  • 仕事内容にやりがいを感じられない
  • セクハラ・パワハラに苦しんでいる
  • 今の職場に不満があり転職をしたい

などが挙げられます。

「キャリアと真剣に向き合いたい」といった想いにも、親身になって寄り添います。

エキサイトお悩み相談室でよく相談される仕事・キャリアのお悩み

健康・メンタルヘルス

気分の落ち込みや不安、強いストレスによる心身の不調も多い相談です。

  • 眠れない
  • 過食してしまう
  • 動悸が続く

症状によっては医療機関での受診を優先いただいた上で、病院に行く前に誰かに相談したいということであれば、カウンセラーと共有してみるのが良いでしょう。

エキサイトお悩み相談室でよく相談される健康・メンタルヘルスのお悩み

「何を話せばいいかわからない…」カウンセリング利用者の口コミ

「何を話せばいいかわからない...」カウンセリング利用者の口コミ

エキサイトお悩み相談室にお寄せいただいている口コミを紹介します。

あなたと同じように、「カウンセリングで話す内容」や「うまく話せない自分」に悩んでいた相談者の声とカウンセラーへの感謝の内容を、チェックしてみてください。

女性
43歳 / 女性
(2025年8月9日)
最近じゃ1番の頼りです。待機通知が出ると…あ、話したい!ってなります。モヤモヤして横になっても寝れなくて、スマホ見ても何を見たいか分からなくて…何を話したいかも分からないのに何故か増田さんと話してるとこれを話したいんだ!と分かってきます。とても優しいけど強く芯のある方なので聞いてもらってて、答えてもらって元気をもらえます。癒されもします。いつもありがとうございます。
女性
42歳 / 女性
(2025年7月14日)
ちあき先生
今日はうまく話せない私の話を聞いてくださり優しい言葉で声をかけて頂きとても嬉しかったです。
かなり取り乱した私でしたが、ちあき先生のアドバイスで凄く気持ちが楽になり、楽しく考えてシステム法を試してみます。

今から楽しみになってきました。また分からないことや困った事があれば相談しますのでこれからも宜しくお願いします。
本当に良いアドバイスをありがとうございました。おやすみなさい
女性
52歳 / 女性
(2024年2月14日)
はじめての相談でした。とても安心感のある先生で、普段は自分の気持ちなど話すのは得意ではないけれど、あれも、これも、と言葉が出てきたのには、自分でも驚きました。電話が終わった今、ホッとして、なんだか明るい気持ちになっています。またお話ししたいです。今日は、ありがとうございました!

まとめ

まとめ

カウンセリングで何を話すか迷ったら、まずは思いつくことを一つ伝えるだけで十分です。

最初の一言は短くても大丈夫で、今一番つらいことや心身の状態を率直に話すことでカウンセリングが進んでいきます。

うまく話せないときや話す内容が浮かばないときも、正直にその気持ちを共有すればカウンセラーが親身になってサポートしてくれるでしょう。

「一人であれこれ悩まずに言葉にしてみる」

そんな小さくみえる一歩が、あなたの心を軽くする大きなきっかけになります。

カウンセリングで何を話すか不安はあるけれど、「心を軽くしたい」「自分を変えたい」と少しでも感じている方は、エキサイトお悩み相談室のオンラインカウンセリングを試してみてくださいね。

記事監修者
福永 もえ

福永 もえ

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人生“幸転”カウンセラーとして、心にそっと寄り添い、笑顔を取り戻すお手伝いが好評。国家資格・公認心理師として10年以上、2,000件以上の実績。虐待・DV・自己肯定感・LGBTQなど、デリケートなテーマにも深い理解をもって寄り添います。

記事制作者 お悩み相談室 運営スタッフ
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