心が辛い時の対処法は?試してほしい乗り越え方を9つ紹介
更新日:
カウンセリングを試してみたいと思っていても、「何を話せば良いのだろう」「沈黙が続いてしまったらどうしよう」と戸惑う方は少なくありません。
特に初回のカウンセリングは緊張が強くなり、頭が真っ白になってしまうこともあります。
けれど、カウンセリングに正解の話し方は存在せず、感じていることをそのまま言葉にするだけで十分です。
この記事では、多くの相談を受けてきた経験を踏まえ、最初の一言から話す内容の例、話せないときの対処法まで詳しく紹介します。
具体的な言葉のヒントも交えてお伝えしますので、カウンセリング中に試してみてください。
あなたに寄り添ってくれるカウンセラーを探すおすすめカウンセラー

福永 もえ

吉田 光里

ちえはな

貴井 杏

りゅう心
目次

まずは、下記のような一言から始めてみてください。
初めてのカウンセリングでは、最初の一言に迷ってしまうものです。
ですが、特別な準備は必要ありません。むしろ、構えすぎてしまうと余計に言葉が出にくくなることもあります。
最初の一言は「今の自分の状態」を短く伝えるだけで十分であり、その一言からカウンセラーが質問を投げかけ、自然に会話を広げていきます。
完璧な自己紹介や長い説明は不要です。
大切なのは「ここにいる理由を少しでも示すこと」であり、その一言がカウンセリングを進めるきっかけになります。

カウンセリングで話す内容について、不安を感じている方も多いでしょう。
実際には「自分が困っていること」「理解してほしいこと」を中心に話せば問題ありません。
話す内容の「具体的な枠組み」をまとめましたので、次の5項目から1つ選んで話してみましょう。
必要な掘り下げはカウンセラーが伴走してくれるので、安心してください。
例えば、「朝気持ちが不安定で会社に行くのが億劫です」といった内容を指します。
ポイントは、今抱えている一番のつらさを伝えること。
現時点で最も困っていることを話すことで、カウンセリングの焦点が定まりやすくなります。
例えば「人と会うのが怖い」「一人でいる時間が不安」といった日常の困難を口にするだけでも問題ありません。
小さなことでも「今一番つらいこと」を伝えることから始めてみましょう。
例えば、「寝つきが悪く動悸が増えています」といった内容を指します。
身体的・精神的な状態を具体的に話すことも、カウンセリングを有意義なものにします。
症状や感情を言葉にすることで、カウンセラーがあなたのことを理解しやすくなります。
「疲れが取れない」「頭がぼーっとする」「何もしたくない」など、率直に伝えるだけで整理が進むでしょう。
心身の状態を言葉にすることは、あなたの悩みを軽くする第一歩となります。
例えば、「家事と育児の両立がうまくできない」といった内容を指します。
生活をする上で直面している困難を話題にすると良いでしょう。
環境や生活習慣の中にストレスの原因が隠れている場合が多いからです。
例えば、職場での人間関係や家族との衝突などが挙げられます。
生活で困っていることを共有することで、現実的なサポート方法を見つける手がかりになるでしょう。
例えば、「運動をしてストレス発散しようと思ったけど続かなかった」といった内容を指します。
これまで試したことを話すことも有益な情報になります。
既に行った工夫や失敗したと感じている理由を知ることで、次のステップを無駄なく考えられるからです。
「友人に相談したけれど解決しなかった」「睡眠改善を試したが続かなかった」といった内容でも構いません。
試みた経験を伝えることで、より適切なアプローチを導き出しやすくなります。
何かを試す余裕が無かったという方は、無理に話をしなくても大丈夫です。
例えば、
といった内容を指します。
あなたが理想とする変化や希望する未来像を伝えることが大切です。
ゴールを共有することで、カウンセリングの方向性が定まりやすくなります。
またカウンセリングを受ける目的がブレにくく、カウンセラーと二人三脚で問題と向き合うことができるでしょう。

カウンセリング中に「もう話すことが思いつかない」「これ以上何を話しても意味がないのでは?」と感じる瞬間はあるものです。
そのような心境すらも今後に活かすことができる可能性を秘めているため、カウンセラーは敏感に読み取ってくれるでしょう。
ここでは、カウンセリングで話すことがないと感じたときに試してほしいことを4つお伝えします。
「話すことが思いつかない」とそのまま言葉にして構いません。
率直な気持ちを伝えることで、カウンセラーが会話をリードしてくれて、気持ちが少しでも楽になるような時間を提供してくれるでしょう。
また、あなたの「思考の範囲」や「言葉に詰まるタイミング」を知る手がかりにもなります。
「特に話題が思いつかなくて」と言うだけでも、カウンセラーとの対話は続いていくのです。
大きな出来事でなくても最近心に残ったことを口にすると、あなたのことをより理解する手助けとなります。
たいしたことではないと思っていたことからも、あなたの気持ちの背景が見えてくるためです。
など、ささいなことでも構いません。
日常の一場面をカウンセラーと共有することで、あなたの心の動きが整理され、カウンセリングがより有意義な時間となるでしょう。
言葉にしづらい不安も、そのまま「漠然と不安に感じている」と伝えて大丈夫です。
自分でもよく分からないと感じている気持ちも相談の対象であり、無理に一人で明確にする必要はありません。
何気なく発した一言から、カウンセラーが話を深掘りしてくれて「自分を見つめるきっかけになった」と語ってくれた相談者もいました。
「なぜか気持ちが落ち込んでしまう」と伝えることが、心を軽くしていくための立派な一歩になります。
何を話してもあまり進展がなさそうと感じる場合は、カウンセラーを変えてみるという選択肢もあります。
カウンセラーとの相性が合わないと無意識に壁を作ってしまうものであり、変更することでカウンセリングを前向きに捉えられるケースがあるからです。
別のカウンセラーに変えることで、
との声もよく聞かれます。
カウンセラーとの相性によって話が続かないと感じるときは、思い切って別のカウンセラーを選んでみると良いでしょう。
相性の良いカウンセラーを探す
カウンセリングにおいて「うまく話せなかったらどうしよう」「話し下手な自分は向いてないかも」と不安を感じてしまう方は少なくありません。
しかし、「話すことが苦手でも」問題なくカウンセリングを受けることが可能です。
ここでは、カウンセリングでうまく話す自信がないときの具体的な対処法を紹介しますので、話すことに不安を感じている方はぜひ取り入れてみてください。
そもそもカウンセリング中の沈黙は、ネガティブに捉えなくて大丈夫です。
カウンセラーは、沈黙を「あなただからこそできる一つの表現」と受け止めて、心の状態やこれまでの背景を理解していきます。
実際に「何も言えなかった時間が一番安心できた」と振り返る相談者もいるほどです。
「沈黙しても大丈夫」と自分の中で決めておくだけで、「うまく話せなかったらどうしよう」という不安は少なくなっていくでしょう。
口頭での会話にどうしても不安が残る場合は、文字のやり取りでのカウンセリングを選んでも構いません。
文章であれば自分のペースで伝えることができ、カウンセラーからの返事も都合のよいタイミングで見ることができるからです。
メッセージ形式のカウンセリングでは、一日一回のやり取りで安心して相談を続けられる方も多くいます。
うまく話そうと無理をする必要はなく、あなたに合う方法を選ぶことが大切です。
メール相談ができるカウンセラーを見る話したいことを事前にメモしておくと、カウンセリング中に落ち着きやすくなるでしょう。
書くことにより頭の中が整理され、カウンセリング中もメモを見ることができるため、忘れずに必要なことを伝えられます。
「最近眠れない」「職場で嫌なことがあった」など短い言葉でも、自分で書いたという事実があなたを安心させてくれるでしょう。
一方で、
「うまく話せない自分を受け止めてほしい」
「苦しいと感じたときにすぐ話を聞いてほしい」
「うまく話せるよう対策したけどやっぱりダメそう」
と感じている方は、エキサイトお悩み相談室を頼ってみてはいかがでしょうか。
在籍しているカウンセラーは、親身になって寄り添いながら、相談者のペースに合わせたカウンセリングを心がけています。
話すことに自信がない方にも、安心を感じてもらえるよう努めていますので、ぜひ一度体感してみてください。

カウンセリングでよく相談されているお悩みは、大きく分類すると下記が多く見られます。
上記において身近な人に相談できない悩みも多く、第三者のカウンセリングを利用されています。
あなたが抱えている悩みが当てはまっているかを確認してみると、一つの安心材料につながりますので、参考にしてみてください。
恋愛や結婚に関する悩みは、カウンセリングの現場に多く寄せられています。
など、一人だとどのように対処していいか分からない場面もあるでしょう。
「相手の浮気が疑わしい」「結婚を決めきれない」なども相談の対象となります。
家庭や家族との関係は、生活の基盤に直結するため悩みも深刻になりやすい領域です。
などが、よく相談される代表的なお悩みです。
「子どもが学校に行かない」といった困りごとも相談可能です。
友人関係や職場の人間関係でのストレスは、日常生活に大きな影響を与えます。
といった悩みをよく耳にします。
「愚痴を言える人がいない」「話し相手が欲しい」といった相談も対象です。
仕事や将来のキャリアについての悩みも、よく相談されるお悩みの一つです。
などが挙げられます。
「キャリアと真剣に向き合いたい」といった想いにも、親身になって寄り添います。
気分の落ち込みや不安、強いストレスによる心身の不調も多い相談です。
症状によっては医療機関での受診を優先いただいた上で、病院に行く前に誰かに相談したいということであれば、カウンセラーと共有してみるのが良いでしょう。

エキサイトお悩み相談室にお寄せいただいている口コミを紹介します。
あなたと同じように、「カウンセリングで話す内容」や「うまく話せない自分」に悩んでいた相談者の声とカウンセラーへの感謝の内容を、チェックしてみてください。

カウンセリングで何を話すか迷ったら、まずは思いつくことを一つ伝えるだけで十分です。
最初の一言は短くても大丈夫で、今一番つらいことや心身の状態を率直に話すことでカウンセリングが進んでいきます。
うまく話せないときや話す内容が浮かばないときも、正直にその気持ちを共有すればカウンセラーが親身になってサポートしてくれるでしょう。
「一人であれこれ悩まずに言葉にしてみる」
そんな小さくみえる一歩が、あなたの心を軽くする大きなきっかけになります。
カウンセリングで何を話すか不安はあるけれど、「心を軽くしたい」「自分を変えたい」と少しでも感じている方は、エキサイトお悩み相談室のオンラインカウンセリングを試してみてくださいね。
福永 もえ
プロフィールを見る人生“幸転”カウンセラーとして、心にそっと寄り添い、笑顔を取り戻すお手伝いが好評。国家資格・公認心理師として10年以上、2,000件以上の実績。虐待・DV・自己肯定感・LGBTQなど、デリケートなテーマにも深い理解をもって寄り添います。
エキサイトお悩み相談室の運営担当です。日常に潜むあらゆるお悩みとの向き合い方について、分かりやすく丁寧にお伝えいたします。
初めてのLINE連携で1000円分のコインプレゼント!