復縁したい

三宅　清治

• 認定心理士
• 上級心理カウンセラー

【経歴】
中学二年の時に不登校を経験。
その立ち上がった経験を活かし資格を取得。
2016年　「不登校専門カウンセリング」を開業。
児童相談所心理判定課、こども総合支援センター心のサポート相談員としても活動。

療法：来談者中心療法、知能検査、発達検査、認知行動療法、芸術療法、内観療法、論理療法
　　　
又、「なりたい自分になる心理学」講座を随時開催中。
　　「フリースペース」として、不登校や引きこもり方等を集めて活動中。
　　　恋愛相談のスペシャリストとして、他サイトでも活躍中。

現在、大学にて心理スキルアップの為学んでおります。

23年11月　不登校児童への関わり方を書いた「それで良いよ」出版。　

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カウンセラーの回答

もう一度、彼女さんへの思考を変えてみませんか？

しゅんすけさん
こんにちは、心理カウンセラーの三宅清治と申します。
しゅんすけさんのメールを、拝読させていただきました。

とても、彼女さんとの別れ話で苦しんでおられるのですね。
なかなか、人に相談することは勇気がいることだと思います。
そんな苦しんでいるなか、こうしてメールを頂いてありがとうございます。
拝読して感じたのは、しゅんすけさんの、彼女を「好き」という思いが凄く伝わってきました。
とても大切な思いがあるのですね。
その気持ちを大切にされていることは、とても素敵なことだと思います。

今回、彼女の別れたい理由は「性格や価値観の違い」ということですが、しゅんすけさんは違いがおわかりになりますか？
しゅんすけさんは、彼女のことを
「元々彼女は様々な事で考えて、僕には打ち明けずに溜め込んでいるタイプ」と思って接していたのだと思います。
そういう彼女だと思って接していたから、無意識に発した言葉や行動で凄く傷つけていたのだと思い、今になって反省されたのですよね。
それならば、彼女さんに対する認識を、もう一度変えてみてはいかがでしょうか。

例えば、「打ち明けずに溜め込むタイプ」と考えていたことを、
実は、「打ち明けずに溜め込むタイプだと思っていたけど、実は、しゅんすけさんに打ち明け辛い環境だったのかもしれない」と考えてみては、いかがでしょうか。
だから、彼女さんは泣きながら「もう無理」と限界のところまで頑張ってくれたんだと思います。
泣きながら、別れ話を切り出すには、相当の覚悟と勇気がいることだったでしょう。
それは、心の奥では「出来ることなら別れたくない」という気持ちや、「しゅんすけさんの前で我慢する（自分らしく振舞えない）ことに疲れ開放されたい」という気持ちがあったのかもしれません。

ただ、しゅんすけさんの好きな気持ちは素敵なことなのに、上手く歯車がかみ合わず少し空回りしてしまったのかもしれませね。

しゅんすけさんが、忘れられないくらい素敵な彼女さんなのですから復縁を考えますよね。
今、直ぐに出来ることは、彼女さんの気持ちになって考えてみることをオススメします。

「彼女さんと喧嘩した時のこと」、「無意識に発した言葉や行動で怒らせてしまったこと」を思い出してください。
彼女さんのことを、どう認識を変えたら良いのか？どう考えを矯正すればいいのか？ノートに書き出してみてはいかがでしょうか。
違った彼女さんの性格や価値観が見えてくるかもしれません。
そうすることで、彼女さんへの話し方なんかも変わってくると思います。
復縁を望まれているのですから、しっかり彼女さんの気持ちを理解しようとされることが、一番の近道かもしれません。

復縁には、いろいろと時間がかかることだと思います。
2人の思いが同じでなければ、復縁できないですから。

このメールが、しゅんすけさんのお役に立てれば幸いです。
勇気を持って相談して頂いて、本当にありがとうございました。
その勇気は、大きな解決への一歩だと思います。
今から、苦しい感情に悩まされることもあるかもしれません。
そんな時、しっかり寄り添いますので頼って頂けると嬉しいです。

心理カウンセラー　三宅清治