彼から突然別れを告げられたが、何とかして引き留めたい！

かとう　あみ

• メンタルケア心理士
• ホームヘルパー（介護職員初任者）

・東京都生まれ

・大学で法律および心理学を学ぶ。
　新卒で、株式会社西武百貨店に就職。

・パニック障害（現局恐怖症）により、やむなく退職。

・自己流の認知行動療法にて、症状を緩和。

・大手企業の受付嬢として、多くの方と接し、
コミュニケーションノウハウを開拓。

・自由で豊かな、数多くの恋愛を経験！！

・結婚・出産。
　社会人の女の子2人の母。
　夫婦、育児、ママ友、嫁姑など、多くの悩みと向き合う。

・ナレーターとしても活動中！
　

★保有資格★
・内閣府認証「医療福祉情報実務能力協会」
　「メンタルケア心理士」
・「ホームヘルパー」（介護職員初任者）
・「ガイドヘルパー」（移動介護従事者）
・現役ナレーター


・「恋愛と性」「不倫と離婚」「不安軽減」など、
　カウンセリング歴は、1万件以上〜
その他、
・あがり症克服講座でのカウンセリング歴：7年〜
・特別養護老人ホームでのカウンセリング歴：5年〜


★その他の活動★
●ナレーター歴：20年〜　TVCM・通販向け動画・番組MC等
●ライター歴：10年〜　メンタル・健康に関わる記事
●歌手活動：15年以上〜

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カウンセラーの回答

美しい引き際を演じ「失ったものは大きかった！」と思わせましょう。

かおちん様、
ご相談いただき、ありがとうございます。
エキサイトお悩み相談室のカウンセラー、かとうあみです。

この度は大切なお話を聞かせていただき、
ありがとうございました。


バイトの際、「一目ぼれをした」と言われて連絡先を渡し、
付き合うことになった彼がいるということですね。
「これまでナンパみたいなことはしたことがなかったけど、顔がタイプだったから、
人生初で声をかけた」と言ってくれたのですね。
女性としては、本当にうれしい言葉ですね。

1か月ほどデートやお泊りを重ね、
「誠実で素直でとても素敵な彼」だったということ。

旅行にも出掛けて、1ヶ月記念のケーキも買ってくれて、
お互いの親にも挨拶をし、来年の2月から結婚を前提にした
同棲の計画も経てたということですね。
しかし、急に「前ほど好きとは思えなくなった」と言われたということ。
3日前まで「好き、愛している」と言われていたのに、
彼の態度のあまりの急変ぶり、戸惑って当然です。

彼のことを大切に思うかおちん様のお心を思うと、とても
心配でなりません。
一緒に考えていきましょうね。


急に彼から心変わりを告げられたということですが、
彼と付き合っている時、下記のようなことはあったでしょうか？

・何だか不思議に思うことがあった
・聞いてみたいけど、聞けない雰囲気があった
・行動で疑問を抱く時があった

それとも、上記のようなことは一度もなかったでしょうか。
ご相談の内容だけでは全てを把握できませんが、旅行に行ったり、
互いの親に挨拶に行ったり、同棲の話が出たり、かなり深い間柄に
なりつつある様子がうかがえます。そうした中で、前触れも一切なく、
突然心変わりをしたのだとしたら、やはり何らかの理由があったはずです。

その理由は、「かおちん様への愛が冷めたから」だとも限りません。
何か全く別の、計り知れない理由があるのかもしれません。
それを彼にたずねるのは、悪いことではありません。
これまでの絆もあり、いきなり突き放されても納得できませんよね。


彼をどうしても引き止めたい、失いたくないということですが、
彼の気持ちを引き戻すためにできることはあります。
ただ、人の気持ちですので、100%ではありません。
彼の中で何が起きているのかは分からないので、一般論にはなりますが、

●サラッと、身を引く「フリ」をすることです。


彼に突然別れを告げられ、離れたくない場合、どうしても必死で
「すがりついて」しまいますね。愛するゆえ、失うのは怖いですから、
何が何でも、説得して引き止めようとしてしまう。

●しかし、これは逆効果です。

相手は、すがりつけばつくほど冷めて、「やっぱり別れた方が良さそうだな…」
くらい思ってしまいます。

苦しいけれど、ここはひとつ大人になって、引き際の良いクールな女を演じ切ること。
愛しているのに取り乱さず承諾して見せるのは、とてもつらいことではありますが、
相手に、

●「もったいないことをしたかな？」と思わせるにはこれしかありません。


相手に自分の良い余韻を残し、のちに後悔の念を引き出すのです。
その際「私はずっと好きだから必要な時は連絡して」と付け加え、
手を握り、微笑んで見送りましょう。


確約もない、先も見えない、とても不安な状態だと思います。
ですが、一度別れを決めた人に泣きながらしがみついても、
まず感情に訴えることできません。むしろ悪化します。
「悲しませて悪かったな…」と思うかもしれませんが、
「絶対に手放したくない！」と泣いて引き止めることで、
ますます相手は優位に立ちます。
●ここは、器の見せどころ。


●しおらしく、時に凛として、「逃した魚は大きかった！」と思わせる、
完璧な引き際を演じてください。


その時は死ぬほどつらいですが、のちのち彼の心情に影響を及ぼすためには、
この方法が最善なのです。
一旦このように距離を置き、「心残り」を負わせることで、
彼に「またやり直したい」というアクションを起こさせる可能性を高くするのです。

時間と覚悟が必要なことですが、
愛する人のために「長期戦」で臨むのも一つの手段かと思います。


ご相談いただきました内容から、推測してお答えしている部分もありますので、
さらに詳細をお聞かせくださいましたら、より具体的なお話をさせていただきます。

苦しくなったり、迷ったりした時は、いつでもお電話くださいね。
かおちん様のこれからを、心から応援しています。

少しでもお役に立てますよう に…
ありがとうございました。


かとうあみ