自殺未遂をした後、自分が変わってしまった。

カウンセラーの回答

出来ることから始めてみませんか？

初めまして、カウンセラーの相作　桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

グン様からの相談を読ませていただきました。今まで、楽しかったことを、やっても面白くなく、暇でたまらない毎日を過ごしているのですね。それは、とても辛いことでしょう。原因については、医療的な事は私自身、医者ではないので、そちらは、お医者様にお任せしたいと思います。付け加えるならば、統合失調症に関しては、私も勉強させていただきましたし、グンさんと同じ病気の方と一緒にフラワーアレンジメントをしたり、カフェで働いたり、コンピューター教室で、教えてもらったりした経験もあります。投薬される薬は、とても強いものと聞いておりますし、色々と今まで苦しまれたと思います。

グンさんの統合失調症は、どの程度なのかが書かれていないので、良く分からないのですが、仕事が出来るような状態ではないのでしょうか？そうなのであれば、暇で暇で退屈な気持ちが、本当に、これ以上我慢がする事が無理だなと思った時点で、外に出てみてはいかがでしょうか？私も以前、病気の副作用から動けない時期がありました。当時、精神的、肉体的に疲れている事に疲れきってしまい、又、親にも迷惑をかけたくなくて、そこから這い出す為にリハビリを兼ねて簡単なアルバイトから仕事を始めました。

統合失調症の方が社会的な生活に戻れるように、ＮＰＯが主体となって地域でのコンピューターの学校を実施している場所や、カフェを開いている場所をご存じですか？例えば、カフェですが、まずは決まった時間に出てくるというのが、目的であり、ハードルが低く設定されています。グンさんの今の状況では、どうなのでしょう？住まれている地域の市役所や区役所で、そのような機関があるか、調べてみてはいかがでしょうか？下半身に麻痺が少し残っているとの事なので、身体に無理をしない程度に、外界との接点を持つことから始め、、その結果、自分の身体を動かす作業や自分の時間を自分で使う楽しみを学び、および人の役に立っていることを、グンさんが実感すれば、今の状況から脱せられるのでは？と思います。

7階から飛び降りた事を、グンさんは覚えていないとの事ですが、私から見ると、その行為を無理に思い出す必要はないと思います。グンさんの言葉を借りれば本当に運が良く生きておられます。それは、グンさんにとって第二の人生の始まりだったのではないでしょうか？この世に縁があり生まれて来て、事故に遭っても生きているグンさん。グンさんには、やり残した事があるからこそ、何かの使命があり、この世に誕生してきたようですが、まだ全うされていないようです。その為、この世にまだ生が残っているのだと考えてみませんか？

現在、暇である事を自覚して、悩んでいるのであれば、それは、より充実した生活を自ら望んでいる証であるのです。そうであれば、例えば、今は、何をやっても楽しさを感じられないと言われていますが、自分が何かを成し遂げることが出来たら、やる気がでてくることもある、と考えてみることもお勧めします。外に出れるようでしたら、近くの緑のある公園を散歩しながら考える事もお勧めします。そうするうちに、何かしら答えが出てくるかもしれませんね。今まではＴＶゲームの世界が楽しかったのかもしれませんが、今は、それも楽しくないと言う事で有れば、それは、そろそろ、仮想世界から、現実世界に目を向けろと言うことなのかもしれません。又今は、事故の影響で、行動範囲が限られている時期であるのであれば、その範囲内で、自分が今、何が出来るだろう？と考えてみてはいかがでしょうか？外界との接点や、現実世界の接点は、家に居ながらでも出来ると思います。例えば、まずは、家族の人の為にお茶を入れてみる、それが出来たら、家族の人の食事を作ってみる、食事の献立を考えてみるだけでも、食べることで自分の血となり、肉となるのですから、自分の、そして家族の役に立てると思われます。いかがでしょうか？

さらなる質問や、今回の相談の答えに対する気持ちが不完全燃焼の場合、この件に関して、もっと話したい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、グンさんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。

何かを見つけられることを祈っています。

相作　桃香