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祖母の急死後、両親が突然死したらと恐怖感がぬぐえない。

年が明けてすぐ、祖母を亡くしました。
前日まで一緒に初詣に行き、買い物にも行っていたくらい、年のわりには元気な祖母でした。
しかし初詣に行った翌日の朝、突然血管が裂け、破裂して呆気なくいなくなってしまいました。
本当に信じられなく、人間の儚さというか、脆さを目の当たりにした感じでした。

祖母の死からもまだ立ち直れていないのですが、今回は両親への気持ちについての相談です。
私の母は障害を持っており、多分将来はあまり長く生きられないかもしれません。
本人も、5年後の話などをすると、「その頃ママはもういないかもな〜」なんて言ってます。
祖母があまりに突然いってしまったので、その事がトラウマなのか分かりませんが、両親が祖母と同じように突然亡くなってしまったらどうしよう、と考えてしまうようになり、怖くて怖くて涙が出て夜眠れません。
私は今年から1年間留学する予定なのですが、両親に留学している間何かあったらどうしようと思うようになり(以前は全く思わなかった)、留学することが怖くなってしまいました。内定を蹴ってまで決めた留学だったのですが…。
どうすればこの「突然大切な人が死んでしまったらどうしよう」という考えや恐怖心を拭えるのでしょうか?

人前で泣けない性格なので、両親の前でも友達の前でも普通に明るく過ごしていますが、家で一人になるといつも泣いています。
こんなに泣いていてはいけないと頭ではわかっているのですがどうしても止められません。どうにかして気持ちを立て直したいです。

女性

22歳

2014年1月24日

カウンセラーの回答

身近な人の死は大きなストレスだと、ご存知ですか?

初めまして、カウンセラーの相作 桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

きよこ様からの相談を読ませていただきました。拝読させていただいて、きよこさんは、とても優しい女性なのだなと思いました。まずは、おばあ様のこと、心からご冥福をお祈り申し上げます。今回の件に関しましては、余りに突然のことだったので、きよこさんは、受け入れることができなくなっているようです。現実的に目の前で、起きてしまった死を受け入れないといけないという頭での理解と、受け入れるのは辛いという心の葛藤が、ご両親のいく末を心配するという「置き換え」として今、出ているようです。また、きよこさんが人に気をつかう性格である為、自分に対して我慢を強いているように思えます。

今回のおばあ様の死から、「自分の両親が同じように急に亡くなったら?」と思われ、恐怖感や、不安感が、心の中に広がってしまったようですね。さらに、きよこさんは、今年から1年間留学する予定なので、自分が両親のそばを離れている間に何かあったらどうしよう?と不安で仕方なくなってしまったようですが、それは、今のきよこさんを取り巻いている状況であれば、そう思うことは、きわめて自然なことだと思われます。人にとって身近な人を亡くすということは、かなりのストレスがかかるということを、ご存知でしょうか?そのストレス度は、色々なストレスの中でも極めて大きいと言われています。そのため、今、自分は想像だにしなかったことが起き、極めて大きなストレス状態にいるのだ、と自覚するというのは、きよこさんの度を越した恐怖心をぬぐうためにも必要なことです。また、「おばあ様が急死してしまい自分は非常に悲しく思っています」と友達や親の前で自分の素直な感情を出すということで、自分の本当な気持ちを受け入れることにも、気持ちを整理することができる事に繋がりますので、感情を素直に外に出すということは大切なことです。

ここで、少し視点を変えてみましょう。現実的に、きよこさんが1年間、日本を離れるわけですから、ご両親、もしくはきよこさんに何かあっても直ぐ駆けつけられる状況ではなくなります。ただし、ご両親からみると、きよこさんのことを愛しているからこそ、「かわいい我が子には旅をさせろ。」と、思われてきよこさんの留学に賛成されているのではないでしょうか?そして、きよこさんに対してご両親は「いなくなる不安」や「もし、きよこさんが死んでしまったら、どうしよう」という思いは、きよこさんが、この世に産まれてきてから思われていたことでもあります。でも、その不安、恐怖心および人の儚さばかりに囚われていたら、きよこさんがどのような事をするにしても、たとえば、学校に行くこと等に対しても、制限が設けられることになってしまいますね。それは、きよこさんが自分の人生を自分らしく思うように生きられないことにも繋がります。

さらに、残念ながら、「死」というのは誰にも平等に訪れます。きよこさんのおばあ様のように急に訪れることもあれば、癌などの病気により、ゆっくり訪れる場合があると言った違いは、ありますが、どの人間にとって避けて通れるものではありません。だからこそ、きよこさんの貴重な時間を無駄にしない為に、毎日、今すべきこと、今やらないといけないこと、自分の人生の目標をつかむべく、日々邁進してください。と同時に、ご両親が、きよこさんに必要以上の気をつかったり、ご両親に対して心配をかけないようにする、ということも必要です。そうすることで、ご両親も、逆に、きよこさんに心配をかけることなく、「頑張って生きよう!」と思う気持ちのモチベーションにも繋がります。

人の死に対しては、お葬式後、いろいろな儀式がありますね。初七日、四九日、一周忌、3回忌など、時間を追て色々行われていきます。、これらの儀式は人間1人の死に対しては残される者の「喪失感」および、「身近な人との別れ」にはいかに時間がかかるという証拠である思います。そのため、、きよこさんも、おばあ様の死に対する自分の感情を、素直に表現し、かつ自分の人生を悔いなく生きる姿勢を、ご両親にお見せし、ご両親を安心させてあげることをお勧めいたします。

さらなる質問や、今回の相談の答えに対する気持ちが不完全燃焼の場合、この件に関して、もっと話したい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、きよこさんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。また、不安になって誰かにその気持ちをぶつけたいと 思われたら、いつでも連絡ください。

相作 桃香

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