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生きることに前向きになれません。

生きることに前向きになれません。ただ生きているだけでとても面倒臭いです。
生きているだけで尊い、などという考えには全く賛同できません。

もし私が死んだら両親や妹が悲しむだろう事を考えると、自殺をしようという考えには至りませんが、事故や災害にでも巻き込まれて死んでしまえたら楽なのに、と常日頃から思っています。
自分が死ぬところを想像すると、とても穏やかで安心した気持ちになります。

現在は定職についていませんが、数年間生活できる程度の貯えはあり、適当に娯楽で時間を潰しながら生活しています。
気が向いた時だけ働いて小金を稼いではいますが、このままではいずれ破綻するでしょう。
両親も不安に思っている様ですが、消極的に死にたがっている自分では、今後の人生について真剣に考える気になれません。

自分で言うような事ではありませんが、私は比較的優秀な人間で、大概の事はそれなりに出来てしまいます。反面、ある程度、結果が予測できてしまう為、成功の見込みが低いものに対し努力をするという事をしてきませんでした。

今後の人生においても、現実的に考えられる可能性の中では、自分が満足する結果を得られない事が解ってしまっているので、生きる気力をなくしているのだと思います。

自分が死ぬことに忌避感は全くありません。
ですが、自分の中で負担にならないかたちで、前向きに人生を検討できるなら、それにこした事はないと思います。

どうしたらよいでしょうか?

男性

33歳

2014年3月22日

カウンセラーの回答

生きる気力を持つということは生きる上で大切な事です。

初めまして、カウンセラーの相作 桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

ジンテーゼ様からの相談を読ませていただきました。ご両親や妹さんの事を考えると自殺はしようとは思わないけれど、今、現在、生きているだけで面倒臭いと感じているのですね。でも、それでは、いけないと心の中のどこかで思い、今回、無料相談をされたのではないでしょうか?

今回、この相談を読んで思い出したことがありました。それは依然、私がアメリカインディアンの子供達のボランティアをしたときの事です。ご存じかもしれませんが、アメリカインディアンの人たちは、アメリカ政府に生活保障をされており、その保障があるために、生きること、仕事等、やる気を奪われている人がいう事も報告されております。その為、子供がいるにも関わらず、自分の子供の面倒をみるという生物にとっては極めて自然の行為も放棄してしまう家庭がある為、それらの子供達は寄宿舎に集められて勉強をしていました。その子供達が一番、欲しいもの、それは人からの愛情でした。愛というのは、とても大きな力を持っていることを学びました。

人にとって、ジンテーゼさんも仰っているように「生きる気力」を持つというのは生きる上で大切な事です。それを感じられるものが無いので、ジンテーゼさんも困っているのではないでしょうか?

どうすればいいか?とのことですが、ジンテーゼさんは、どうしたいとお考えですか?今のままでも良いと思われているのであれば、現在の生活が誰にも迷惑をかけなければ、このままで良いと思います。何故なら、ジンテーゼさんが、自ら「もっと前向きに生きてみたらどのような人生が送れるのか」と考えたり、「これではいけない。」や、好きな人が出来たりして、「この人を幸せにしよう!」と思うような事が無い限り、他人からどうこう言えない難しい問題だからです。

私がカウンセラーとして、「xxしてみては、どうですか?」という提案を行いジンテーゼに簡単には、言えません。理由としては、私が色々なご提案をしても、ジンテーゼさんの心にそれが響いて、本当にそれを望む心に昇華しない限り、それを実行することはなく、今のままの悶々とした状況が続いてしまうと思われるからです。最悪のケースは、「何もこのカウンセラーは分かっていない」と余計にジンテーゼさんを、追い込んでしまう可能性もあります。

今回の相談の中で、ジンテーゼさんは、「現実的に考えられる可能性の中では、自分が満足する結果を得られない事が解ってしまっているので、生きる気力をなくしているのだと思います。」と仰っています。今まで33年間の人生において、何かをしたいと思ったことは1度はあったのではないでしょうか?

今まで何かに感動を覚えたことはなかったでしょうか?それは何でたったでしょうか?子供の時の夢はなんだったのでしょうか? そのような基本に立ち戻ると、何か自分の満足をする結果を得られるような、昔からの夢や、昔からやりたかった事が見えてくる可能性もあります。いかがでしょうか?現在も、貯えがあるという事は、真面目に仕事を行ってきた過去もあり、現在も娯楽で時間を潰しているという事は、少なくとも自分の時間を持って楽しんでいると思います。

また、ジンテーゼさんは、「成功の見込みが低いものに対し努力をするという事をしてきませんでした。」と仰っています。人生は、決して長くはないので、効率を考えて行うことを選択することも意義がある場合もあります。と、同時に、何事も結果が全てではなく、また重要ではなく、何かに打ち込むときの、そのやり方、それを行っていく過程で学べる事、充実感を感じる事もあります。そのため、今の効率を一見大事にしている生き方を選択していると弊害として、ご自分で、可能性を狭めているのは、勿体ないと思います。

例えば、記憶に新しいソチオリンピックの浅田真央さんですが、ショートの結果が悪く、自分でもメダルは取れないとは分かっていても、全力を振り絞って演技を行い、フリーの演技は、とても素晴らしいものでした。自分自身でも十分満足感を覚え、しかも日本中に感動を与えてくれましたね。彼女が「メダルには手が届かないのだから、頑張ってもしかない。」と思って演技をしていたら、どうでしょうか?ジンテーゼさんは、それでも、成功がすべてと言い切ることができますが?彼女は、全力をかけて演技をするという過程を通して今までのオリンピックにかけていた努力、練習を含め、自分の存在を再確認したのだと思います。 いかがでしょうか?

言うまでもないですが、人間は、必ず死を迎えます。それは、ジンテーゼさんも例外では、ありません。現在自分のやることが見つからないのであれば、例えば、その死ぬまでの時間を利用して、気にかけているご両親、妹さんの役に立つことを実践して、それらの人の笑顔になることに、時間を費やしては、如何でしょうか?それは、大切な人への愛の表現となります。また、それをすることで、ご自分を大切にすることにも繋がります。

さらなる質問や、今回の相談の答えに対する気持ちが不完全燃焼の場合、この件に関して、もっと話したい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、ジンテーゼさんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。

相作 桃香

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