たまに死んでしまいたくなるのを止めたい

カウンセラーの回答

自分のことを、適切に評価してみませんか？

初めまして、カウンセラーの相作　桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。

アイン様からの相談を読ませていただきました。読んでいて、現在22歳の若さですが、小学校の頃から「たまに死んでしまいたい」と今まで苦しまれていた事を知り、私はとても胸が苦しくなりました。

まず初めに、メールでの相談は、今回頂いた情報のみで、お答えを御出しする事になり、質問が出来ないので、ある意味で完璧にお答えが出来ない点があることを、ご理解ください。アインさんが、死にたくなるのは、自分の性格が悪い、親のことを考えた時と仰っていますが、アインさんは本当に性格が悪いのでしょうか？アインさんが、ご自身を性格が悪いと思っているのは、何故でしょうか？

今回の相談に「性格」という言葉が随所に出ています。そしてご自身のことを「うまく自分の気持ちを言えず、わがまま」と自己診断しておられます。しかし本当に、「うまく自分の気持ちをいえない」のであれば、自分のことを最大限に他人に対して説明する必要がある就職活動で、成功できています。現実に、今まで色々な事はあったにせよ、就職が決まりました。それは、アインさんの説明を、社会が受け入れた一つの証です。そして、その企業はアイン様の価値を認めたという事です。その為、アインさんの、自己評価は低すぎると思いませんか？

それを考慮すると「上手く自分の気持ちを言えない」のではなく、相手に対して、「素直に言いたくない」もしくは「言う勇気が無かった」という事は、自分自身がわがままであると言うことには繋がらないと思います。何故ならば、素直に自分の思っている事が言える相手と言うのは、その相手と信頼関係が出来ている事が前提にになりますので、実はそんなに簡単な事ではありません。

親子関係について、考えてみましょう。親から見れば、アインさんも妹さんも、とても大事な娘であることには代わりません。今は、妹さんが目をかける必要のある大変な状況なので、親はその問題を解決すべくアインさんの方は、見てないように、アインさんは感じるかもしれませんが、そんな事は決してありません。例えば、学費を出してくれているのも、愛情の１つですし、食事や身の回りの世話をお母様がしてくださっているとしたら、それも、お母様からのアインさんに対する愛情表現の1つです。その為、ご自身がそれらを「当然」もしくは「当たり前」と思っているかもしれませんが、それを感謝する気持ちを忘れないでください。そして、受けている親の愛情を感じて頂きたいと思います。

アインさんは、今の苦しい気持ちをご両親に正直に話してみたことはありますか？血のつながった同士といえども、口に出さないと分からないことは沢山あります。もしも、面と向かうとどうしても言えないのであれば、手紙を書いてみるというのも良い方法です。なぜなら、実際に紙に自分の気持ちを書くという行為は、自分のことも客観的に見ることにつながります。どうしても、ご両親に言える勇気がわいてこないのであれば、言わない、出さない、ということになりますが、その時には自分の気持ちを、紙に書き出して整理してみるというのも１つの方法です。

また、人間の気持ちは、日々の積み重ねにより毎日形成されて行くため複雑になっていることもあるので、プロの専門家の先生（例えば、カウンセラーの先生、心療内科の先生）と一緒に考えるというのも遠回りのようで近道だったりします。リストカット等の経験があるようですので、もしかするとご自身だけでは、心の安定がなかなか得ることができない原因がある可能性もあります。（驚かせるつもりは無いのですが、ストレスからくる疾患やパーソナリティ障害など、何か原因がある可能性があるということです。）その為、一度専門家の門を叩いて、色々な検査を受けてみては、いかがでしょうか？、これからは、社会に出て色々な方と知り合うことになります。その前にまず、アインさんが自分をより深く知るというのも、今後の生活に役に立つと思います。そして、それがアインさんが望んでいるように社会人になる前に治したい、および、楽になれる１つの方法です。是非とも参考になさってみてください。

今回この無料相談に応募された事は、ひとつの挑戦であったと思います。来年、4月からは社会という新たな世界に出ていきますし、色々な新しい出会いもあると思います。その為、これからも、可能であれば、自分の事を、より深く理解する試みは、是非とも続けて行く事を、お勧めします。

さらなる質 問や、この件に関して、もっと話したい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、アインさんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。

相作　桃香