父に煙草を直ぐに止めさせたい

カウンセラーの回答

本当の問題は、どこにあるか？と考える必要がありそうです

初めまして、カウンセラーの相作　桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。まーやん様からの相談を読ませていただきました。

　今回のご相談の件ですが、お父さんのことを、心配されていることは良く分かります。煙草を止めないと肺気腫になってしまい、そうなると、お父様も身体的にも苦しくなるので、その前に、どうにか喫煙を止めさせないと、と思われていることも、良く理解が出来ます。しかしながら、心配されている対象は、お父様の身体だという事を忘れないでください。どんなに周りが、止めろと言っても、本人が止める気がないと、一度身についた習慣は、なかなか止められません。特に、お父様の場合は、アルコール依存症になったこともあるように、依存を繰り返してしまうタイプだと見受けられます。そのような時に、お父様はネットは使えない、趣味も少なく等と書いていらっしゃいますが、このような表現で周りがお父様に対して「かわいそうに」と思ってしまうと、相手に、止められない理由を与えてしまうということ、その為、まーやん様の心配の真剣さが伝わらない可能性があり、まーやさんの思いがお父様の心に結局伝わらない心配があります。。

また、お父様が煙草を止めないのと、ご自分が独身であり、子供がいないことと、何か関係があると本当にお考えでしょうか。孫が居れば、「おじいちゃん、煙草止めて。」と言えば、お父様は孫のことを聴いてくれるのに、と思われているのか、それとも、何かの理由で、ご自分のことを責めておられるのでしょうか。何故なら、お父様が煙草を止めないのは、まーやんさんが独身であることや、子供がいないこととは、全く関係がないからです。

さらに、お母様のストレスがたまるばかりと書いていらっしゃいます。そのストレスは、本当にお母様だけでしょうか。まーやんさんもお母様と同様にお父様の頑固さに、ストレスがたまっているのではないでしょうか。でも、そのように娘が思ってはいけないなど、罪悪感があり、その感情を持ってはいけないとおもっていらっしゃるのでしょうか。

肺気腫につきましては、私は医者ではありませんので、煙草を止めないと、どのようになるということについては、お医者さんからお父様に理解できるように説明をしていただくことが必要だと思われます。そして、その上で、娘としてお父様の体は、非常に心配はしても、煙草を止める、止めないの選択は、お父様の自由である、という事を忘れないでください。

最後に、今回の相談の主な問題は、お父様が煙草を止めないので肺気腫になると言われている。それが心配である。という事になりますが、それ以外にも、色々な事が交錯していて、まーやんさんの頭の中で混乱しているように思えます。その為、本来であれば、このような事を、まーやんさんに、直接お聴きしながら、話を、整理をしていく方法が今回の相談については、良いと思われます。何故なら、この話はきっかけであり、もっと深いところに、この問題の根源がある可能性があります。今回の様な質問をされる方の場合、本来は、相談者の方自身も何かを抱えているのですが、今時点では、それを直視できず、周りの方の心配をされご相談に来られる方が多いのが特徴です。具体的に言うと、例えば、会社の後輩が仕事を抱えこんでしまうので、心配だ、という相談に来られ、よくよく話を聴くと、後輩の仕事の仕方に自分を写して見ていたりされている方が多いのです。今回のまーやんさんの場合も、同じように色々な事が頭の中で交錯し、ごちゃごちゃになっています。でも、問題があることだけは、理解していますが、心の底の問題は未だ、見えていません。その為、話すきっかけが、目の前の問題であるお父様の事のように見受けられますが、如何でしょうか？

この答えを読んで、さらなる質問や、この件に関して、もっと話したい、すっきりしたい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけますと、まーやんさんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。

相作　桃香