性的虐待を受けたが、ドラマのようなドキドキを感じてみたい

カウンセラーの回答

自分に起きた事を責めないようにしてください

初めまして、カウンセラーの相作　桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。ドレミ様からの相談を読ませていただきました。

今回、ここに何かの縁で、ご自分の辛い体験を書いてくださった勇気に「ありがとうございます。」と私からお伝えします。何故なら、残念ながらドレミさんのような境遇で悩んで苦しんでいる方が多いというのが現状としてあるからです。

中学校1年生の時と言うのは、小学校とは違い、精神的にも、肉体的にも大人への階段を上ろうとしている時であり、気分も新たに、というような気持ちがあったと思います｡そのような状況の下、お母様が再婚となると、家の外、内での環境の変化に自分を合わせることに必死だったことでしょう。新しい「おとうさん」や「お兄ちゃん」にも気に入られようと思っていた矢先に、とても辛い経験をされましたね。

このような経験をされると、自分が女性に生まれてきたことや、ドレミさんの仰っているようにお母さんが再婚しなければ、と何かにその責任を求めたり、自分に被がないのにも関わらず、このような状況を創ってしまったのは自分のせいかもしれない等、自分自身を責めてしまうことがあります。これらの出来事は、、ドレミさんがコントロールできることではなかったという事を再認識してください。つまり、ドレミさんが自分を責めることは適切ではありません。お母様には、話されていないようですが、今は、お母様も離婚されているとのこと。従って、なにかしら別れるきっかけになったことが、お母様にも同様に起きた可能性があったということです。現在はお母様と2人しかいない家族ですので、自分の経験を話すことで、何かドレミさんが知らなかったことも知ることになるかもしれません。今まで知らなかった様々な事を理解することで、今までは気付かなかったお母様の気持ちにも、今まで以上に寄り添えるかもしれません。ドレミさんが、自分の思い出したくない経験を話すという行為は、勇気のあることですが、自分の中のわだかまりや、色々な気持ちを話すことで、自分が癒されることもあります。その当時のわだかまりを受容し、そしてお母様を許す、または理解することにも、繋がります。その為、話したいと思ったときには、素直にお母様に今の気持ちを伝えるというのも１つの方法です。親子で、お互いの心を癒すためにも、専門家のセラピーを受けるという方法もあると思います。

現在、ドレミさんが、ドラマのようなドキドキ感や、手を繋いで幸せな気持ちを感じてみたいと思われているのは、とても素晴らしいことですし、女性として当然のことです。そして、実際にそのような男性に出会い、ドレミさんが、それを受け入れる心の余裕がその時にあれば、ドレミさんの夢も叶うことでしょう。その為にも、過去に辛いことがあったことは、変える事はできませんが、その過去を何とか乗り越えたからこそ今の自分がある、と自分で自分を認められると良いですね。人は、それぞれ、人に話せないような辛い経験を持っているのも事実です。誰も100％完璧な人間ではありません。したがって、その完璧ではない自分の価値を自分自身で認めることにより、他人に対しても優しくなれます。

この答えを読んで、さらなる質問や、この件に関して、もっと話したい、すっきりしたい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけます と、ドレミさんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。

相作　桃香