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転職先で、やる気や自信がなくなってしまった
尊敬している上司が独立して友人と立ち上げた会社に誘ってもらい、半年前に転職しました。
上司も上司の友人達もとても仕事ができて、独学で勉強してきた人ばかりな為、基本的な指導はしてくれるものの、わからない事を聞くと「調べれはわかる事だから自分で調べて」と言われてしまいます。
仕事を一から十まで教えてもらうわけにもいかないと思うし、私が勉強不足なのが悪いのですが、未経験の業種ということもあり、自分で調べたつもりでも抜けがあったり、重要な所がわかっていなかったりで毎日ミスしてしまい、上司達からもお客様からも叱られる日が続き、「期待してるよ」と言ってくれていた上司も、最近は私のダメさに呆れているように見えます。
特に働くのが好きなわけではなく、尊敬している上司に認めてもらいたくて頑張ってきたので、会社に誘ってもらった時は本当に嬉しかったのですが、今はもう何をやってもできるようになる気がせず、ヤル気も自信もなくなってしまっています。
誰かに愚痴を聞いてもらったり褒めてほしいと思うけど、友人達は好きな仕事をしていたり、結婚出産したりと幸せそうで嫉妬してしまいます。
彼氏もいなくて仕事もできない自分が惨めになって、つい見栄を張って仕事が楽しいふりをしてしまい本当の事が言えません。
上司の事は今でも尊敬しているし、認められたいという気持ちはありますが、会社に行くのは嫌で嫌でしかたありません。
仕事を辞めたいのか辞めたくないのか、自分がどうしたいのかがわからなくなってしまいました。
女性
28歳
2015年6月8日
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カウンセラーの回答
仕事に対する自分の考えや仕事自体の理解の見直しをしてみましょう
初めまして、カウンセラーの相作 桃香と申します。
この度は無料カウンセリングにお問い合わせいただき、ありがとうございます。りさ様からの相談を読ませていただきました。
尊敬している上司が独立をした際に、りささんが誘われ一緒に転職されたようですが、叱られる日が続いていて、自分の駄目さに呆れているように思われているのですね。そのため、初めは、嬉しかった転職が、今は何をやっても出来る気がしなくて、やる気も自信も無くなってしまっているとの事です。せっかく、尊敬する上司についてきたのに、今のような状況だと苦しく辛い状況を察します。
誰でも、自分がやっていることに対して他人から、そして特に尊敬する上司からは「認めて欲しい」とは少なからず思っています。今回のように、りささんも、そのように思ってしまうのは、当たり前のことではあります。しかしながら、「認めて欲しい」ということに気持ちが集中し、それがメインになると、「何を今、しなければならないか？」等、仕事の優先順位などのプロセスその他の大事なことが抜け落ちてしまうということもあります。もともと、前職を捨て、今の上司と仕事をしようと思った理由は、何でしょうか？単に「認めてもらいたい」のみでは無いと考えますが、それを思い出してみてください。
また、上司の方も、りささんの前職での仕事ぶりを見て、能力があるからこそ、一緒に仕事をしようと、誘ったのではないでしょうか。従って、上司側も、りささんに対して「ｘｘが出来て当たり前」と思っている、もしくは、今の仕事を軌道に乗せることがメインになっていると、りささんの頑張りに対して「認める」というのは、「当たり前」のことになり、あえて思っていても言葉に出さないかもしれません。
今回、上司の方が独立をして、会社を立ち上げ、誘ってもらったときに、りささんに対して、何を期待している、何を求めている等の具体的な説明はありましたか？それとも、りささんの方でも、具体的な仕事の話や、上司の求めている要求される役割等を確認をせず、お互いに「理解したつもり」で仕事を始めていませんか？もしもそのような事に思い当たるふしがあるのでしたら、お互いに一度、話し合う時間を作ることが大切になってきますね。何故なら、前職を辞めて、自分で会社を立ち上げるという時には、上司の方の「思い入れ」「価値観」および「こだわり」が存在します。従って小さな会社であれば尚の事同じ方向を、りささんが見ているか？というのが重要になってきます。また、現実問題として、今までは、組織の中で動いていれば、お給料等が勝手に発生していましたが、自営となると、自分でそのような仕事をとっていかないと、最悪の場合は会社が回らなくなり倒産となってしまい、自分の家族や、部下を路頭に迷わせてしまうという責任感もあります。それような上司の役割及び責任を、りささんも、理解しているでしょうか？
また、りささんにとって、仕事をするということは、どういう事なのでしょうか？人に認めてもらうために、仕事をしているのでしょうか？それとも、友人達と比べて、楽しい仕事をしていると思えることなのでしょうか？「特に働くのが好きなわけでもなく」という言葉に、私は引っかかりを感じます。本当に、そうなのか？という事です。何故なら、いくら、尊敬している上司とは言えども、りささんが、待遇等にどうなるのか分からないリスクがあることを、敢えて選択するかな？と考えます。そのようなリスクを取っても、魅力的だった「何か」（会社の将来性など）がりささんの心の中に存在してたと考えますが、いかがでしょうか？そのため、今は、自分が何をしているか？ということ等、自己理解をする、そして、仕事理解をする必要があります。
りささんは、一生懸命毎日の仕事に取り組んでいるようですが、上記に書いたようなことが原因で、小さな溝が、沢山出来てしまい、上司やお客様とは仕事をする、という場面で、、温度差が生じてきているように見受けられます。そのため、まずは、仕事に対する自分の考えを再度見直すことや、仕事自体を理解するために何が必要なのかの見直しを含め、原点に戻ってみては、どうでしょうか。その上で、上司や必要出ればお客様と意識の摺り合わせをする、もしくは、しないという選択が、りささんにはあります。従いまして、今の環境で、一方的に嘆くことのみでなく、今一度仕事と自分の関係を見直すことを、されてみては、如何でしょうか？
この答えを読んで、さらなる質問や、この件に関して、もっと話したい、自分のキャリアをどうしたら いいのかの解決がしたい、すっきりしたい等思われましたら、その時は、ご連絡いただけます と、りささんの悩みの解決にもっと近づけるお手伝いが出来るかもしれません。
相作 桃香