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精神的な病気の彼にどう接していけばいいか

こんにちは。

彼氏が精神的な病です。
彼の身内にも同じようにいて、彼氏が面倒を看ており病院にも通っています。

昨年の終わりくらいから様子がおかしくなり、別れる選択肢しか思いつかないと言われました。
私は待ってるからと伝え、彼も了承のもと様子を見ながら連絡を入れていました。

LINEは送れば即既読ですが、電話は出てくれません。
わかっていたことだったので、それでも他愛ない連絡はいれていました。

それが2週間くらい前の夜中、彼から、会いたくない、無理、等々の辛辣なLINEが送られてきました。
それまでのLINEはすぐに既読になっていたこと、辛辣なLINEが夜中だったこと、
という理由により、思いつめて連絡してきたんだろうなと察しました。

なにを言っても無理しか言わないので、ここで決めるべきではないと思い、決着はつけませんでした。

彼氏は真面目な優しい不器用な人なのです。
だから、自分が悪者になって終わらせるつもりだったんだと思います。
でも、どうしても腑に落ちなくて彼の要望は飲めませんでした。
(辛辣なことは書いてありましたが、私のことを責めるような内容は書かれていませんでした。
また、捨て台詞とかも吐かれていません。)

出来れば、彼氏のことを見守り一緒に生きていきたいと思っています。
これから私は、どのように接していくのがいいのでしょうか?
それとも、彼氏の要望を飲むのがよかったのでしょうか…

女性

32歳

2017年10月2日

カウンセラーの回答

何が重要か、それを見失わないでください。

Hikariさま

無料メール相談、拝見いたしました。

彼から一方的に別れたいと言われ辛辣なLINEまで送られてきて、とても辛い気持ちなのではとお察しいたします。
それも一緒に生きていきたいと思えるくらいHikariさんにとっては特別な方なのですから、
目の前が真っ暗になるような気持ちなのではないでしょうか。
彼を見守りたいという素直な気持ちと、彼の気持ちを尊重した方がいいのだろうかという優しい気持ち、Hikariさんの彼への愛をとても感じました。

LINEにはHikariさんを責めるような内容やその場で終わらせるような捨て台詞もなかったということで、Hikariさんも文中で仰られているように、彼もとても優しい方なのですね。

大好きな大切な方が体調を崩されているということで、とても心配ですよね。
Hikariさんは今、何か出来ることはないか、何かしてあげたいという気持ちをお持ちなのではないでしょうか。
彼を支えたいのにどうしたいいか分からない、と、もどかしい気持ちになりますよね。

彼が精神的なご病気ということですが詳細な状況が分かりませんので具体的なことは申し上げられないのですが、具合が悪く夜中に思い詰めて連絡してきた際に、“ここで決めるべきではない”と決着を付けなかったこと、大きな決断をしなかったことは、とても良かったのではないかと思います。
とても聡明な女性なのだなと分かりました。
冷静な判断が出来ない状態のご様子ですので、一時的な感情の高ぶりで思い合う2人が別離を辿ることになってしまうのは、とても悲しいことです。
もし今後、彼の病状が回復していく際に、誰か支えになる人が居るといのはとても大きな力になるでしょうから。

彼の病気のことも理解して、全てを受け止めようとなさっているHikariさんの気持ちを彼に伝えたいですよね・・・。

Hikariさんのご相談内容を何度も読み返しながら、Hikariさんも仰るように、彼はHikariさんの事を思うと別れた方がいいのではないかと考えて行動されたように私も感じます。
ということは、もしかしたら彼は自分で自分自身を追い詰めてしまっているのかもしれません。
大好きなHikariさんを幸せにできない、何もしてあげられない、と。
精神的な病気をお持ちの場合、彼氏彼女と言う関係自体が負担になることもあるのかもしれないと思うのです。
夜中に辛辣なLINEを送り付けてきているけれど、Hikariさんを責めたり、捨て台詞はないということは、感情をぶつけることでHikariさんに甘えているようにも受け取れます。

今、彼は別れ話で感情をぶつけて甘えてきていますが、別れたとしても、他の話題で感情をぶつけて甘えてくるという可能性も考えられます。
精神的な病気をお持ちの方と共に過ごしていくというのは、それを受け止めるという役割も担うことになります。
別れ話を一方的に切り出され辛辣なLINEまで送られ辛い気持ちになるのと同じように苦しい気持ちになることが何度も繰り返されることになるかもしれないのです。

Hikariさんはこの問題に直面し、メール相談という形で第三者の意見を聴き、俯瞰で見ることで、この問題に取り組もうとなさっています。
ということは、この問題は、Hikariさんが今後の人生について見つめ直すきっかけとなるべく起きたものなのです。

精神的な病気を抱えた彼を支えるということがどういう事であるのか、彼がどうかではなく、Hikariさん自身はどう生きていきたいのかをよく考えてみられてください。
Hikariさんの人生は彼のものではなくHikariさん自身のものです。

もし一生彼を支えていくという覚悟が決まっておられるのでしたら、彼氏彼女と言う枠に囚われず、“彼を支える人”という立場に立ってみるというのはいかがでしょうか。

症状がひどく出ている時には話をすることも出来ない場合もありますので、電話は不可能かもしれません。
LINEなど、彼が可能な方法で連絡してくるのを待つのがいいかと思います。
質問や問いかけよりも、彼の話す気持ちや感情を受け止めてください。
彼が体調が悪いときには、彼がお世話をしている身内の方の事も代わりに出来るかもしれませんので、提案してみることは出来そうですね。
回復にはとてもとても長い時間を要するかもしれません。
元気になったらまた一緒に・・などと希望を持つことも彼にとっては負担に感じる可能性もあります。
具合が悪い時には、その後の生活に変化が起きるような大きな決断はしない方がいいでしょう。

このように、精神的なご病気の方を支えていく際には、その方のために能動的に行動できることは少ないです。

なぜならご病気というのは他ならぬ彼自身の問題だからです。
その問題に対して積極的に取り組むべきは彼であり、周りの人々ではないのです。
どう接したらいいか、彼を思うがゆえにHikariさんも苦しんでおられるのだとは思いますが、この場合は“ニュートラルに受け止める”ことが最も適しているのかもしれません。

彼の浮き沈みに合わせ回復を待つ間、彼の辛辣な甘えを受け止め続け、苦しい思いをしながら気づくと年月が経ち、希望を持てないまま、2人の関係もはっきりしないまま年だけを重ねて行った果てに、「こんなはずではなかった」と、その感情の責任は彼にある、彼を支えてきたせいだとなってしまっては悲劇です。

今、最も重要なのは、大好きな大切な彼が病気に向き合い一日も早く元気になること。
そしてHikariさんはご自身の人生について向き合い、どう生きていきたいのかを考え自分自身で道を作っていくことなのではないでしょうか。

何も行動できないというのはもどかしく無力感を感じるかもしれません。
彼の辛辣な甘えを受け止め続けるのは、病気だからと分かっていても苦しくなる時があるかもしれません。
そんな時はぜひ誰かを頼ってください。
Hikariさんご自身の人生について悩んだ時には、一緒に道を探していきましょう。

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