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自己肯定感を高めたい

私は現在17歳です。何か悪いことが起こると、全て「自分に対する罰」のような気がしてなりません。自分のことを肯定することができません。

このように考えるようになったのは、今に始まったことではありません。思い出してみれば、小学生の頃からこうだったと思います。
小学生の頃は、ヒステリーを起こす母や祖母、両親の不和、兄の不登校…など、悪い思い出の方が記憶に残っています。「私は、我慢しないと」という意識が強く、そこから、自己肯定感の低さへと繋がったのかな…と自分なりに分析しています。
自己肯定感が低いために、他人への承認欲求が強く(表には出しませんが)、勉強を必死で頑張りました。また、友人の悩み相談にも積極的に乗り、それなりに「良い子」になれたつもりでいました。ですが、「今の自分は本当の自分なのか?」というモヤモヤした気持ちが常についてきます。

精神科にも通っており、向精神薬は処方されていますが、ほぼ効き目なしです。「自分よりツライひとなんてごまんと居るのに、薬に頼る自分は弱い」と、責めてしまいます。それに、誰かに責められているような気もします。

また、今一番の悩みは、「衝動性」です。最近、破壊衝動が自分を急き立てます。その対象は、物だったり自分、時には友人、家族。物や自分を傷つけて満足している今のうちは問題無いですが、もし誰かを殺してしまったら…と考えると、怖くてたまりません。

長くなってしまいました。自己肯定感を高める方法、そして破壊衝動を鎮める方法がございましたら、教えていただきたいです。

女性

17歳

2017年10月29日

カウンセラーの回答

「良い子」でなくても大丈夫

み さんへ
「これが高校2年生の文章なのか?すごい!この人は、自分のことをここまで文章にして表現できるんだ。」と、言うのが私の第1印象です。とても17歳の人の文章には思えませんでした。コンパクトに要点がまとめられています。
 今の みさん の心境は「郵便ポストが赤いのも自分の所為だ。良い子になろうと必死で頑張ったが、それって、私の本当の姿なの。本当の自分には、キレイごとじゃ済まない部分があるの。」と、私なりに理解してみました。
 キレイごとじゃ済まない部分や弱い部分は、誰にでもあります。神ではない人間には、それを無くする事は出来ないのです。破壊衝動を鎮める方法は、その衝動に早めに気づいて気分転換を図ること。もし、スポーツが好きならスポーツをするのもいいし、絵を書くのが好きなら絵を描くのもいいし、文章を書くことでスッキリするならそれもいいでしょう。多くの人にとっては、気の会う友人とおしゃべりすることが、知らないうちに気分転換になっているでしょう。逆説に聞こえますが、「本当に強い人は、弱いところのない人ではなくて、自分には弱いところがあると自覚している人(自分の弱さを認めている人)」と、私は思っています。その意味で、自分の弱さに気づいている みさん は強さへの第1歩を歩み始めていると感じました。弱いところがあって良いのです。
 自己肯定感を高める方法の一つは、物事の肯定的側面に注目することです。みさん の場合なら、「私は良い子になろうと勉強を頑張ってきた」と言う側面をしっかり認めること。お母さんやお祖母ちゃんも、貴方の負担になる側面もあったかもしれませんが、貴方を育ててくれた側面もあったはずです。お母さんやお祖母ちゃんの貴方に対する愛、と言っても良いでしょう。具体的な愛の形(例:お弁当作ってくれた。洗濯してくれた。遊んでくれた。など)をしっかり思い出すと、気がつくと自己肯定感が高まっているはずです。
 文字では表現しきれないのですが、みさん の文章には「今成長しつつある」と言うエネルギーが感じられ、私が力をもらえた気がします。
 

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