自分自身のことをどのように話せばいいのか。

カウンセラーの回答

楽しく雑談する練習をしましょう。

人からの質問の意図を探ろうとして、疑心暗鬼になってしまい、ご自分に対する自信を失っておられるようですね。自分自身が何を感じて、何をしたいのか、自分が分からなくなっているようです。
26歳と言うことなので、学生から社会に出て、仕事を一通り出来るようになって、自分を客観的に見直す余裕が出来たところのようです。今まで目先の仕事を覚えることに無我夢中の時には気がつかなかったことに、気がつく余裕が出来て、自分を見つめておられるのです。
まず、この余裕が出てきたことを、楽しみましょう。今、自分を理解・表現することのスタート台に立ったのです。これまで必死に技術の習得に励んできたところから、少し違うところにエネルギーを振り向けるのですから、最初はよく分からなくて当然です。
でも、周囲を見渡すと、おそらく「あの人は、自分を表現することがうまいな。」と言う人がいるはずです。もしいれば、その人をじっくりと観察して、その人から盗みましょう。
もう一つの方法は、出来れば日本古来のお習字とか、茶道とか、武道とかの習い事をすることです。習い事のお師匠さんは、芸の習得のアドバイスをしてくれることで、結果として貴方の性格について教えてくれます。年齢や職業の違う門下生同士の雑談も、仕事を離れての雑談の仕方を教えてくれます。習い事は、貴方に自分の性格を自覚させ、人としての幅を大きくしてくれるでしょう。
外側に目が開く大きなチャンスがやってきた。と、前向きに考えたほうが、実りが大きそうです。