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今の職場が自分にあっているか悩んでます。

初めて相談させていただきます。
私は現在1年未満のところで勤めています。
正社員として働いていますが、今の職場と仕事が自分にあっているかどうか最近特に悩みます。

仕事の中味がわからず闇雲に仕事をしてきたのですが、先輩に
「進歩がないと上司に報告するしかない」といわれてしまいました。
自分では、必死でがんばってきました。それは私の一人相撲だったようです。がんばりは、人に認めてもらわなければ意味がないのだと痛感しました。

入った当初は、今までの自分をさらに成長させることができるからと先輩の厳しい言葉にも耐えてきました。
だけど、最近はその厳しさ、辛らつさが自分のやる気をなくしていきます。

甘えといえばそれまでだと思いますが。
私自身、この先この職場でどのようにがんばっていけばよいのか分かりません。

私は私らしく元気で前向きに仕事をしていきたいのですが
今の職場では、それがかなわないような気がします。

あとは、自分の力に過信していたので周りと協調するよう努力しなかったのも、自分がこの職場でなじめなかった原因の一つに思えます。

今の職場をやめたくて仕方ありませんが、私自身を変えて今の職場でがんばっていったほうがよいのでしょうか?

ご返事いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

女性

28歳

2009年2月15日

カウンセラーの回答

肩の力を抜いて!あなたらしい新たなコミュニケーションを築くチャンス!!

はじめまして、カウンセラーの大羽と申します。
御相談いただきありがとうございます。

今回ちじゅもさんの御相談は、今の職場と仕事が自分に合っているか悩んでいて、職場を変えるべきかどうか?ということですね。

まだ勤め始めて1年に満たない状況の中、仕事を覚えるために、真摯に必死で頑張って来られたご様子が伝わります。
けれど「どんなに努力しても報われない」「こんなに頑張っているのに伝わらない」「頑張りが一人相撲になってしまう」と感じて、辛くて苦しくてやる気が無くなってしまう。

ちじゅもさんが真面目に仕事に向き合っていればいるほど、辛く感じるのは当然のことと思います。
「頑張らなきゃ」を一人でいっぱい抱え込んで、さぞかし息苦しい思いをしていらっしゃることでしょう。にも関わらず、辛辣な先輩の言葉を、「自分を成長させる為」と前向きに捉え、1年もの間、良く頑張っていらっしゃいました。とても忍耐のいることだと思います。

しかしその頑張りも忍耐も「もう限界!」。
先輩の厳しい言葉の意図がどうであれ、たくさん傷ついて来られたのではないかしら?
くたびれて当たり前。具合が悪くなったりはしていませんか?
ぜひ、ご自身をねぎらってあげることも忘れずにいて頂きたいと思います。


ではまず、ちじゅもさんの御相談に対しての私の見解から説明させて頂きますね。

〉正社員として働いていますが、今の職場と仕事が自分にあっているかどうか最近特に悩みます。

今回のMailにはお仕事の内容が書かれていませんので、ちじゅもさんの悩みは「仕事の内容」ということよりも「職場」に対してではないか?と推察してお返事したいと思います。

〉今の職場をやめたくて仕方ありませんが、私自身を変えて今の職場でがんばっていったほうがよいのでしょうか?

辞めたいのに辞めないで頑張っていらっしゃるのは、何故でしょう?
辞める事に不安を抱えていらっしゃるのでは? この職場での解決が可能なら、本当は辞めたく無いという思いを持っていらっしゃいませんか? そしてご自身を変える良い機会と考えていらっしゃるからこそ、留まって頑張っていらっしゃるのじゃないかしら?

そんな風に感じられましたので、「職場に対して」と「ちじゅもさんご自身を変える」きっかけとなれるような内容を重点的に、真剣にお返事させて頂きます。その上で、職場を変えるか否かは、ちじゅもさんのご判断を尊重したいと存じます。


ちじゅもさんは、かなり厳しい先輩とお仕事をされているようですね。それでも入った当初は「成長のため」とポジティブに捉えて「耐えて」いらっしゃったのですね。とても謙虚で真面目なお人柄が伺えます。
先輩の厳しい言葉を「耐えて」受け入れて行く内に、自分のダメなところばかりが目について、自分の良い所が分からなくなって来たりはしませんか?無力さを感じることはありませんか?

「耐えて」ということは「我慢して」ということです。自分を押さえ込んでいる状態ですから、そのような状態があまり長く続くと「自分のやりたいことが分からない。あっても出来ない。あるいはしない。」ということに陥ります。つまり自分の思い・感情への関心が薄れてしまうのです。

そして他人の感情が気になって来る。
「また厳しい事を言われるのでは?」と、いつもいつも構えた態度をとっているのだとしたら、本当に疲れるし、気持ちが暗くなってしまいますね。そんな中、闇雲に頑張っても、正確に現状を受け入れる事は出来るでしょうか?

気を張った状態が続いて疲れていても、それでも頑張っているのに「辛辣な言葉」。
自分が不合理な目に遭っているんじゃないかと疑心暗鬼になってくる。「自分が拒否されている」「あなたがダメだ」と言われているように聞こえて来るのではないですか? そう感じてしまうと、何を話しても歯車が噛み合わない感じがして来ますね。ゆえにやる気までも失くなってしまう。そして先輩は、ちじゅもさんの努力すら感じられなくなる。悪循環ですよね。

「進歩がないと上司に報告するしかない」と言われたら、それはそれはショックです!それもこれも、歯車が噛み合わず空回りしているからではないでしょうか?その悪循環を断ち切る為には、歯車を噛み合わせる事。話し合いですね。


まず私がお伝えしたいのは、ちじゅもさんの魅力を再認識して頂きたいということです。

〉私らしく元気で前向きに仕事をしていきたい。

いいですね。何だか清々しい。ちじゅもさんは、元気で明るく活気のある方なんだと感じました。そして、とても前向 きな考えを持てる人ですね。
最近、厳しい言葉を浴びることが多くて、そんなご自身を忘れていませんか?
ぜひ、そんなご自身の魅力にも目を向けて頂きたい。ちじゅもさんは、ちじゅもさんのままで充分魅力的なのです。自然体の本当の自分を感じて下さい。そして自分のペース、自分のスタイル、自分のキャパシティーを再確認し、それを信じて頂きたい。

ちじゅもさんは、切ないくらいにがんばり屋さんのようですから、何でも抱え込んでしまっていませんか?それが出来て当然!とばかりに自分にプレッシャーを掛け過ぎていませんか?
出来ない自分を見つけては自己嫌悪に陥り、自己批判をし、まだ頑張りが足りないと自責に苦しむ。それでは八方塞がりのように感じて、どうしたら良いのか分からなくなってしまいます。
まだ勤め始めて1年にもならない職場で、何でも彼でも出来てしまう必要は無いのですよ。それよりも「出来ない事をどう処理するか?」が大切なのです。

「出来ない事・分からない事」は素直に口にするのが一番です。

〉仕事の中味がわからず闇雲に仕事をしてきたのですが

と、ちじゅもさんがおっしゃるのなら、その中味を理解するだけでも安心に繋がるのではないでしょうか? 「どうせ受け止めて貰えない」と諦めたり、「話せばもっと厳しい目に遭う」と思い込んでいらっしゃるのでは?「今更聞けない」と恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんし、もしかしたら「分からない・出来ない」自分を、先輩以上にご自身が受け入れられないのかもしれません。
しかし、職歴が長くなれば、この先どんどん聞き辛くなります。頑張っているのに成果が出ないのであれば、頑張る方向が間違っているのかもしれないですし、ここはちゃんと確認をするのが得策でしょう。

そのことで厳しいことを言われたり、怒られてもいいのです。自己嫌悪することはありません。思い出して下さい。あなたはあなた。ちじゅもさんのペースやスタイルを大切にして下さい。人間だから失敗もするし、間違いも犯します。出来る事と出来ないことがあっていいのです。そんなことは、ちじゅもさんだけが抱えていることでは無いのですよ。失敗したら「ごめんなさい」、出来なかったら「助けて下さい」と素直に表現すればいいだけなのです。

人は誰でも弱い部分を持っています。なのに自分の弱さや小ささを見せまいと頑張り過ぎるとストレスになります。いつも厳しい事を言われているのですから、とっさに身をかわそうと、何も言えず聞けずに終わってしまうこともあるでしょう。誰でも弱みを見せるのは怖いことです。しかし勇気を持って、自分からコミュニケーションを生んで行きましょう。一人相撲なんて切ないですからね^^。

そして、誤解しないで頂きたいのは、厳しい言葉によって「馬鹿にされた。拒否された。嫌われた。」などと感じる事があっても、何も「あなたがダメだ」と全人格を否定されているわけではなということです。ちじゅもさんの人格を否定しているのでもなければ、嫌っているのでもありません。ただ相手の求めていることと違う形だっただけのこと。
「自分が拒否されたら」という不安を抱えて、そんな大きな覚悟でコミュニケーションに挑む必要はないのです。

〉周りと協調するよう努力しなかったのも、自分がこの職場でなじめなかった原因の一つに思えます。

と、ご自身でも感じていらっしゃるようですし、せっかく「このままではダメだ」と感じて相談して頂いたのでしょうから、今を “きっかけ” にして頂ければと思います。 “今” は、相手が引っ張ってくれるのを待つ時ではなく、自分から飛び込むべき所なのではないでしょうか。チャンスなのです。そして可能ならば質問に留まらず、「私はこうしたい」「こうして欲しい」ということも伝えてみて欲しいのです。

「自分がどうしたいのか」が明確になっていると、相対的に相手のやり方・ペースのことも掴み易くなります。(やり方の善し悪しは別にして)もしも自分のやり方を尊重して貰えたら、自分で選択出来る実感が湧き、責任を楽しめるようにもなります。どうです? 仕事を覚えるのも早まりそうな気がしませんか?

そのように自己開示していく上で必要になるのが、人との信頼関係です。
ちじゅもさんの場合は、先輩との関係でしょうか? 自分に対して辛辣だと感じている相手に、自分から歩み寄るのはとても怖くて勇気のいることですね。
でも想像してみて下さい。先輩と信頼し合っている関係を。先輩が少々辛口でも気にしませんよね。なんたって信頼し合っているのですから。信頼って「 愛」なのですから。

信頼って「正しい」からとか「出来る」からとか「裏切らない」からとか、そんなものから生まれるものではないと思うのです。そんな次元ではなくて、人として存在自体を認め合う、根底に流れるのは「愛」なんだと思います。

ですから、先輩のことを尊敬する気持ちを忘れずにコミュニケーションしてみてください。先輩だって人間なのです。人間は完全じゃないから、お互い様です。何回もミスをするし、何回も過ちを犯してしまう生き物です。先輩の感情的な言葉は、ちじゅもさんにとってアンコントローラブルなのだから気にせずに、情報のひとつとして整理してみて下さい。自己嫌悪を感じずに、怯えずに、相談する感覚でお話をされてはいかがでしょう?
「ちょっと困っているので、助けてもらえませんか?」
「どうしたら良いのか教えて下さい。」
と率直に聞き、先輩の対応がどのようであっても、一言、
「いつも○○先輩にアドバイスを頂けるので助かります」
「時間を割いて頂いてありがとうございます」
なんて感謝も添えると、かわいげがあって好感も持てます。
信頼には、相手の権利や責任を認識した上で、自分を率直に理解してもらう努力が不可欠です。

過信する程の実力はお持ちなのです。そこは間違いだったなどと否定しないで下さいね。ちじゅもさんは、本当に前向きに努力をされ、頑張っていらっしゃるのだと思います。しかも必死で!!今はまだ報われていませんが、この努力は決して無駄ではありません。努力した事が全てすぐに報われるということはありません。すぐには報われない事の方が多いのが現実です。それでも私は、ちじゅもさんの力を信じています。前向きで明るいちじゅもさんの「自分を信じる力」を。

ここで、ちじゅもさんの為に、不遜を承知で強く言わせて頂きます。
社会人として自分の思いや熱意は、自分の口でちゃんと伝えなければなりません。自分で言えないのなら、たとえ不合理な目に遭ったり損をする事があっても、自分の責任として受け入れなければならないのです。待っているだけではダメ。

今は、ちじゅもさんスタイルを見つける絶好のチャンスの時だと存じます。
先輩の厳しい言葉と、自分の謙遜しすぎない現状を受け入れて、元気に前向きに、ちじゅもさんらしく!
そして頑張っているご自身をねぎらいつつ、とにかく気を楽に自然体で!!(頑張りすぎないのもコツですね。見ている方も苦しくなりますから。) 肩の力を抜いたコミュニケーションを心掛けてください。

〉この先この職場でどのようにがんばっていけばよいのか分かりません。

の応えになっていれば幸いです。


先にも申し上げました通り、この職場にしがみつく必要があるとは思っておりません。
ちじゅもさんの判断材料になるものを提供させて頂いたつもりです。辞めることはいつでも出来ます。そう考えていたら、ゆとりも持てるのではないでしょうか?
ちじゅもさんの選択により、どんな決断をされても、その決断を支持致しますよ。
ちじゅもさんスタイルの、心地良い信頼関係が構築できますよう、心より応援しております。



大羽莉子

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