初めての恋、叶わなかったのはなぜ？

カウンセラーの回答

まだ失恋1回とはカウントできません。

吉田エデン様

無料メール相談に投稿いただき、ありがとうございます。
カウンセラーの尾関と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

この体験を、失恋1回とカウントしていいのでしょうか。
なんだかキツネにつままれたような、あれは一体何だったの？という体験だったのではないでしょうか。
いくつもの彼の思わせぶりな態度、周囲にも持ち上げられ、だからこそせっかく勇気を振り絞って行動したのに、何も始まっていないうちに一方的に傷つけられたような印象ですよね。

吉田エデン様が食事にお誘いした時の彼は電話口で喜んだような声を出していたのに。
挨拶をしただけで、すれ違っただけで、彼は固まったり飛び跳ねたり。
周りの人達からの口添えもあり、ご相談の内容を拝見しながら、私も、彼は吉田エデン様の事が恐らく好きなのだろうと感じました。

ご相談の中に、「もし両想いなら何故断られたのだろう、なんなら嫌われていたのだろうか？とずっと疑問に苦しめられている」とありましたね。
彼が周りの人たちに吉田エデン様の事を「可愛い」「好き」などと言っていなければ、思わせぶりな態度も過剰な反応も無ければ、吉田エデン様が勘違いして一方的に恥ずかしい思いをすることもなかったのだろうかと考えると、怒りさえ感じていらっしゃるのではないだろうかと心配になりました。

もし彼の言動が悪戯だったとしたら、「吉田エデン様の心を弄んで振り回して、何てひどい男！」と私も一人の女性として怒り心頭です。

それでも、「次の恋に向かうためにも、こんな風に疑問に振り回されるのはもう辞めにしたいしたい」と前を向いて歩き出そうとする吉田エデン様の凛とした強さは、とても美しいと思いました。
吉田エデン様は、幸せな恋をする資格を持つ方です。
その為にも、ご自身の手でこの経験に納得のいく説明をつけて終わらせることが出来るよう、お手伝いさせていただきます。

それでは早速、順番に整理していきたいと思います。
まず、「必ず折り返すからね」と言われ音信不通になったということですが、その後吉田エデン様からは一度も電話を掛けることはなかったのでしょうか？

もし彼が、尋常ではなく恋愛下手だったとしたら、
憧れの女性からのお誘いにド緊張してしまい折り返すとしたものの、日程やお店選びなどに手間取り日数が経ってしまい、もしかしたら吉田エデン様は怒っているのではないかと考えると嫌われるのが怖くて電話を掛けられない・・・と負のループに陥ってしまっているかもしれません。

もしくは携帯が盗難もしくは水没し吉田エデン様の連絡先が分からなくなってしまった可能性もあります。
あれだけ周りに「好きだ」「可愛い」と言ってたいのですから、そのお相手から食事に誘われたという事が知られたら、どれだけ冷やかされるか。
そう考えると誰かに電話番号を教えてもらうことも出来ない・・・と途方に暮れるはずです。

はたまた、彼が事故や病気で入院しており連絡が困難な状況に陥っているかもしれません。

どれもバカバカしいと思われるかもしれませんが、彼と連絡を取っておらず実際に会っていないとしたら、どれも完全に否定することはできませんよね。
吉田エデン様の考えていらっしゃる「両想いは勘違い？」「誤解させるような行動があった？」「何故断られた？」「なんなら嫌われてた？」という疑問も全て間違っている可能性もあるのです。
少なくとも後者の2つ「断られた」と「嫌われてた」に関しては、ここで私が完全に否定します。
何故ならお誘いの返事の連絡が来ていないだけで、彼は断っても嫌いだとも言っていないのですから。

もし彼の思わせぶりな態度が無ければ、吉田エデン様は彼を好きになることはなかったのでしょうか。

たった一度電話して折り返しが無かったから終わりにするという位の、彼の魅力とはその程度のものだったのでしょうか。

25歳にして、初めての恋だったのですよね。
純粋で不器用な吉田エデン様が慎重に選んだ初恋の相手ですから、きっと特別な方だったのだと思うのです。
だとしたら、私の仮説を確認もしないで一蹴する前に、もう一度彼を信じて折り返しが無かった理由位は訊いてみる価値はあるのではないでしょうか。
だから、私から見ると、まだこの恋をお終いにしていいとは思えない、失恋1回とはカウントしたくないのです。

彼をけなしてさっさとお終いにすることは簡単な事です。
しかしそれは、彼を好きになった吉田エデン様の事をも否定して終わることになるのです。
この恋が叶っても叶わなくても、「私はこの人を好 きになって良かった」と思えなければ、自分の恋愛感度は正しかったと思えなければ、次にまた人を好きになることなんて怖くて出来ません。

今抱えている疑問の答えを知っているのはただ一人、彼だけです。
周りの情報は当てにならないという事は、今回で学んだはずです。
彼と前に進むのか、終わりにするのか、自分自身で確認してから決めても遅くはないのではないでしょうか。
このままでは、お互いに勘違いしてすれ違ったまま終わるロミオとジュリエットです。
でも幸運なことに、今は電話というものがあり、周りの情報に惑わされることなく、遠くに居ても直接本人と連絡を取り真実を確認することが出来るのです。
もう一度、彼にチャンスを上げてください。
人を好きになり関係を築いていくというプロセスは、自分で自分を信じるという大切な作業なのですから。
そう簡単に諦めないでください。

どうしても勇気が出なくて電話できない！となったら、
なんで彼の事を好きになったのか分からなくなってきた時も、
ぜひ電話相談に掛けてきてください。
いつでもお待ちしています。