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PTA活動などの参加にとてもストレスを感じます。

こんにちは、メールで相談ができるとのことで、初めて相談します。

あまり深刻な相談ではないのかもしれないのですが、私にとっては気が重くて重くてしかたがないので相談します。

子供の学校のPTAや子ども会のことです。
数年前に市内から主人の実家のある田舎に引っ越しました。1学級あたりの子供の数が少なく必ず役員が回ってきます、子ども会活動も活発で地域が一致団結しているといった感じです。町内で何かあればみんなに知れ渡ると言った感じです。

我が家は親と同居ではありませんが子供のクラスの奥さんたちはほとんど同居されています。私は街中で育ち、引っ越してくるまでは子供を保育園に預けてフルタイムで働いてきました。
でも、ここの人たちとどう会話をあわせていいのかわかりません。

行事が何かあると1ヶ月以上も前から気になって、気が重くてずっとそのことばかり考えて何もやる気が出ません。はっきりいうと、PTAと子ども会活動に参加したくありません。

でも、こどもたちは行きたいだろうし、できませんと言えるちゃんとした理由も見つかりません。みんなやってることだから、といわれればそれまでですが、そう言われることに無性に腹が立ちます。何が何でもやれと言われたらとても追い詰められた気持ちになって、息苦しく動悸がしたりします。どうしてこんなにいやなのか自分でもよくわかりません。

仕事をバリバリこなしていたころは、話の会わない人とでも適当にやっていけていたのにと思います。かといって、何か疲れ果ててしまって、仕事に戻ると言う意欲もわいてこないのです。](仕事をやめた理由は、仕事と病気がちの子供の子育て、家事などが両立できなくなったからです。結婚前からやっていた仕事で、忙しいけれどもやりがいがあって、お給料もそこそこよかったです)

何かいい解決方法がありますか

女性

44歳

2009年7月29日

カウンセラーの回答

頑張るところ・手を抜くところメリハリをつけ、もっと自分をリラックスさせてあげて!

はじめまして。カウンセラーの岡本礼子です。
この度はメールでのご相談ありがとうございました。

ぴょんきちのままさんは今子育て奮闘中でいらっしゃるのですね。今までの慣れ親しんだ生活に思い切りをつけ、だんな様のご実家の方に引っ越されてきたとのこと。環境や生活スタイルが今までとは大きく違いその違いに慣れるという事、また新しくお付き合いされる人々とのコミュニケーションを築かなければいけないなど、日々色々と大変な思いをされていらっしゃるのではないでしょうか?

特に今のこの時期、お子様の事を中心に色々とやられることや考えなければならないことがたくさんあり、毎日忙しくしていらっしゃるのでしょうね。
そんな中、子供の親達との新たなコミュニティを築いていかなければならない…子供の為に色々な活動に親も積極的に参加しなければならない(という雰囲気)…。
今までバリバリとお仕事をフルタイムでされていたぴょんきちのままさんにとって、ある意味気が重いし違和感を感じてしまわれるのはごく自然なことかもしれません。
また今までの市内での“大人のお付合い”(特にお互い働いているワーキングマザー同士でのやりとりやその中では常識とされてきたようなこと)と地方での“大人のお付合い”では母親として、また女性として同じでも実際はかなり違った雰囲気や習慣・考え方などもあるのではないでしょうか?そんな中“ここの人達とどのように会話を合わせたらいいかわからない”と思われ悩まれるお気持ちが私にもわかるような気が致します。また仕事上のお付合いであれば、どんなに気の合わない相手でもビジネスとして話をしていくということも出来ますでしょうし、ドライな感覚で渡り合えばそれだけ精神的なストレスや疲労といったことは軽減できるものなのだと思います。でもそれが生活に直結する、自分のちょっとした言動や行動がお子様に影響するかもしれない…といった自分自身だけの問題ではなくなることが多いので、ドライな感覚でお話やお付合いするということは難しくなってくる訳ですよね。
ぴょんきちのままさんはその辺の事をきちんと心得ていらっしやるからこそ、気が重い、行きたくない、と色々と考えてしまう等といった症状を引き起こしてしまわれているのだと思うのです。
そしてまたぴょんきちのままさんが、お子様の事をとても考えていらっしゃるからこそ余計に気が重くなられてしまうのでしょう。

さて、ぴょんきちのままさんは「どうここの人達と話を合わせていけばいいかわからない」と悩んでいらっしゃいますね。
現代では自分の事ばかりを先行させ“人の気持ち”や“空気を読む”というのが苦手な人やあえてしない人・出来ない人がたくさんいます。そんな中、まずは地元の人達と話を合わせて…とお子様の為に協調を第一に考えていらっしゃるぴょんきちのままさんは大変ご立派です。
ただ、合わせなければいけない・何を話したら気に入ってもらえるだろうか…などばかりを日々思い接しているのは非常にストレスですよね。ぴょんきちのままさんは頂いたメールから察するに非常に常識的な方だとお見受け致しました。そんな常識的なぴょんきちのままださんだからこそ、もっと安心してご自分を素直に表現されても大丈夫なのではないのでしょうか?
もしかしたらまわりのお母さん達も、色々な見識をお持ちのぴょんきちのままさんのお話や意見といったものをとても聞きたがっているのかもしれませんし、意外とぴょんきちのままさんの事を理解してくれるかもしれませんよ。

ぴょんきちのままさんはPTAや子供会活動などのイベントがあると1か月位前から気が重くなってしまうと言われていますね。ずっと頭のどこかに引っかかって(もしかしたらメインになっている場合もありますよね)毎日過ごされているのですね。またこれが1年に1回とかならば“しょうがない”の一言で済んだとしても、人数が少なくよく回ってくる、またそれに伴いよく集まりがあるとなれば、この様な思いや感情を常にお持ちになっていることの方が多いのではないのでしょうか。日々このような事を考えストレスに感じていれば、これはもう拷問に等しいですよね。おまけに何が何でもやれ(という重圧でしょうか)という雰囲気や、みんなやっている事だからという雰囲気はぴょんきちのままさんにとっては余計にご負担なのだと思います。
それとともに親が“NO”ということによって子供が可哀そうな思いをする事は避けたいというお気持ちが多大にありますよね。お子さんがスムーズにお友達や学校での生活を楽しめるように親がサポートする・または していきたいというお気持ちがあるのは親としては当然の感情だとも思いますし、とても賢明なお考えだとも思います。
だからこそ、もっと自然に少しでもストレスを軽減出来るようにした方がいいのです。
その為にはやはりぴょんきちのままさんが、ある程度ご自分の意見や思った事を常識範囲内で他のお母さん達とも共有することなのではないのでしょうか?
もしかしたらそれに対して、最初は異論を唱えられたり何となく引かれてしまったりということもあるかもしれません。でも我慢に我慢を重ねて爆発してしまう…もしくはぴょんきちのままさんが今以上に疲弊しきってしまう前に、まずは1つの方法としてアサーティブ(相手を尊重しながらも自分の意見をきちんと言い、お互い理解をしていく)というコミュニケーションをしていかれるといいかもしれません。
もちろんこれは言う・言わないというのもぴょんきちのままさんが選ぶ権利があるのです。ですから必ずしもご自分の意見を言わなくてはいけないということではありません。ただもし“これはちょっとわかってもらいたいな〜”とか“このことに関しては私は少し違う意見だな〜”と思った事は自分の意見の1つとして言う事をしてもいいのです。もちろん相手の言うことにもきちんと耳を傾けなければいけませんが、そういった意見の交換をすることにより、お互いの理解が深まり尊重し合えるようになれたら素敵な関係になっていけると思うのです。
まずは試して少しでも気が楽になるようにしてみませんか?

そして頂いたメールから察するに、ぴょんきちのままさんは今ちょっとお疲れなのですね。
住み慣れたところからのお引越し、慣れない環境での子育て、バリバリに働いていたキャリアのスタイルからの変換など本当に疲れることだらけですし、今まさにお疲れが溜まっているのだと思います。

全てにおいて一生験命やられてきた、一生験命考えてこられた、そして頼りにされ、とても慕われているお母さんなのが手に取るようにわかります。だからこそまずはぴょんきちのままさんの体調を少しでももとに戻すことが大切。焦りは禁物です。何かリラックス出来る事をされるのもいいと思いますし、以前からお付き合いのあるお友達とのランチやお喋りなどを積極的にされるのもいいかと思います。(無理にやってはまた負担になりますので、ご自分で無理のないよう進めて下さいね)

そしてもう1つ。
ぴょんきちのままさんは仕事と家事の両立・病気になった時の子供の看病など“完璧”にこなさなければ…と思われてきたのではないでしょうか。(またそのように頑張ってこられたのですよね)
もしかしたら今は無意識のうちに、PTAや子供の会活動に対しても“出るからには完璧にこなさなくては!やるからにはきちんとやらなくては!”というお気持ちが強いのではないでしょうか。
頑張ることもきちんとやることも完璧を目指すこともとても大切なことですし、それが出来る・またはそのように常に心がけるというのは本当に素晴らしいことです。
でもね、人生に少しばかりの“手抜き”は必要。
色々なことにメリハリをつけて頑張るところ・手を抜くところをきちんと作ってあげるといいと思います。聡明なぴょんきちのままさんのことですから、ちょっとした思考の転換で生活の中にメリハリが付けられ、今より少しリラックスして毎日を過ごすことが出来るかもしれませんよ。

最後に一言述べさせて頂きたいことは、是非ともだんな様にも今のぴょんきちのままさんのお気持ちをきちんとわかってもらえるよう、よくお話して頂きたいということです。
だんな様のご実家の田舎に引っ越されてきた訳です。ということは、その風土のことや地元の人たちの考え方等もしかしたら、だんな様の方が詳しくお分かりになる部分があるかもしれません。
もしだんな様がそういった事はもうわからないという事であったとしても、信頼しているパートナーに少しでも心の内を話す、彼の意見を聞く、抱えている問題について話し合う…こういった事はぴょんきちのままさんのストレス軽減にもつながりますし、話しているうちに問題が軽くなったり解決に近づいたりするということも多々あります。子育てはお二人でするもの。きっとだんな様も色々と考え、相談にのってくれると思いますよ。ですからどうぞ一人で抱え込みストレスを大きく溜めこんでしまうということのないようにして下さいね。

しかしながら、やっぱりまだまだ気が重い、なかなか気持ちが切り替われないなどあるかとも思います。そんな時には遠慮なくいつでも電話やメールを頂けたらと思います 。
どうしたら少しでもストレスを軽減出来るか、またどの様なコミュニケーションをとっていけばいいか等一緒に考えていきましょう。

いつまでもご家族に愛され頼られる素敵なお母さんとして輝いて頂きたいと思っておりますし、少しでもストレスのないリラックスした楽しい毎日が送れるように心より願っております。

メールでのご相談どうもありがとうございました。

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