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感情が高ぶると涙が溢れて困っています。

感情が高ぶると涙が溢れる悩み

感情が高ぶったり、緊張しただけで涙が出てきてしまう。何とか情緒を安定させ、涙腺を止める方法はないものか..。誰に相談したらいいのか悩みますよね。カウンセラーがお応えします。

私は今24才になりますが、三年前まではほとんど涙を流さない人間でした。
子供の頃は感情のまま泣くことがありましたが、小学校高学年あたりから泣かない努力をしていました。
人前で泣くことを情けないと思い、また「甘えている」と思われるのもとても嫌だったのです。
周りに涙もろい人がいても嫌悪感を抱いたり「甘えている」とは思いませんが、自分の場合にはそうでした。
ひどく悲しい事があった時はひとりで隠れて泣きました。
そうしているうちに、物事を客観的で冷静に見つめる事ができるようになっていました。

しかし三年前、仕事と私生活の両方でつらい事が続いたせいか、異常なほど涙もろくなってしまいました。
感情がほんの少しでも高ぶると涙が出てきてしまうのです。
怒りや悲しみなど負の感情だけでなく、感動でもです。
私は現在求職中なのですが、一番困るのは面接の際涙が出てきてしまうことです。
特に厳しい目を向けられたわけでもなくて、ただ面接時の緊張だけで涙腺が反応してしまうので明らかに異常だと思います。

以前は負の感情を笑いなどに変えるのも得意でしたが、今は感情をコントロールするのがとても難しいです。
そればかりか一人の時、亡くなった大切な人や過去のつらい思い出など、乗り越えてきたはずのことがふと浮かんできては涙が出ます。
ひどい時は絶望的な気持ちになって眠れなくなり、自殺を考えます。

あまりの情緒不安定ぶりに心療内科へ行こうかとも思いましたが、医療費が高いのでやはり先に働いてお金を貯めなければいけません。
しかしこのままでは例え採用してもらえても仕事に支障が出てしまうのではと不安です。
こういうのは気にしすぎるのも逆効果かと考え、しばらく趣味や交遊を楽しんでもみましたが症状の改善は見られません。
趣味などを以前と変わらずに「楽しい」と思える感情はちゃんとあります。

感情はすぐに高ぶりますが、人に八つ当たりするなどはまったくしないので友人や親には気付かれていません。
正直こんな自分は絶対に見せたくないので、それだけは救いだと思っています。

長々と書いてしまってすみません。
何とか情緒を安定させ、涙腺を止める方法はないでしょうか?
どうかアドバイスをお願いします。
(ニックネーム: さき)

女性

24歳

2010年4月24日

カウンセラーの回答

気持ちを打ち明けてみませんか?

さきさん、こんにちは初めましてカウンセラーの浜田よし子と申します。
ご相談くださってありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。

さきさんは現在求職中なのですね、その大切な面接中に涙が出てきてしまうのは困りますよね。
家にいるとき等、リラックスしている時に涙が出てくるのは全く問題ないと思いますが、仕事の場で涙が出てきてしまうのは困りますよね。
今までは常に冷静で人前で泣く事なんて無かったのに、急にどうしたのだろうと戸惑われるのも無理もないと思います。

なんとか大切な仕事の面接の場で気持ちを安定させて、涙が出るのを防ぐ方法が無いか一緒に考えてみましょうね。

>私は今24才になりますが、三年前まではほとんど涙を流さない人間でした。
>子供の頃は感情のまま泣くことがありましたが、小学校高学年あたりから泣かない努力をしていました。
>人前で泣くことを情けないと思い、また「甘えている」と思われるのもとても嫌だったのです。

さきさんは約10年位ずっと人前では涙を流さないようにしてきたのですね。
誰にも甘えずにずっと一人で頑張ってこられたのではありませんか?私にはそう感じられました。
小学校の高学年の頃に「もう誰にも甘えたり頼ったりしない」そんな風に思うことがあったのかもしれませんね。
小学校の高学年の頃であれば、まだまだ甘えたい気持ちもあったのではないかと思います。
それなのにわざわざ【泣かない努力】をしたという事は「どうせ泣いて甘えたって無駄」そんな風に思われたことがあったのかもしれませんね。

>ひどく悲しい事があった時はひとりで隠れて泣きました。
>そうしているうちに、物事を客観的で冷静に見つめる事ができるようになっていました。

さきさんは今までずっとひとりで頑張ってきたのですね。ひとりで悲しみにも耐えてきたのですね。
さきさんは「別にそんな大したことじゃない」そう思われるかもしれません。
でも私には、さきさんがずっとひとりで悲しみや淋しさに耐えて、周りの人に心配させ無いように、負担にならないように気丈にふるまってきたように思えます。
そんなさきさんは、「とても優しくて健気な方なのだな」と私は思いました。
そうやって今までさきさんが頑張ったきたおかげで、冷静で客観的にいられるようになれたのですね。
まずは、それだけ頑張ってきたご自分の事を認めてあげていただきたいなと思いました。
「私今までひとりでここまでよく頑張ってきたな」と

>しかし三年前、仕事と私生活の両方でつらい事が続いたせいか、異常なほど涙もろくなってしまいました。
>感情がほんの少しでも高ぶると涙が出てきてしまうのです。
>怒りや悲しみなど負の感情だけでなく、感動でもです。

>そればかりか一人の時、亡くなった大切な人や過去のつらい思い出など、乗り越えてきたはずのことがふと浮かんできては涙が出ます。
>ひどい時は絶望的な気持ちになって眠れなくなり、自殺を考えます。

そんなさきさんですから涙もろくなってしまったご自分に戸惑われたと思います。
「今まではこんな事で泣くことなんてなかったのに、自分はどうしてしまったの?」そんな風に思われたかもしれませんね。
「今までずっと一人で頑張って乗り越えてきたはずだったのに、何で今頃?求職中で大切な時期なのに・・・」と困った気持ちになるのも当然だと思います。

多分さきさんは色んな感情をずっと抑えてきたのではありませんか?
メールを読ませていただいて私には「さきさんは本来涙もろい人なのではないだろうか」と感じられました。
涙もろい人が泣かないためには、感情を抑えるしかないと思うのです。感じてしまったら泣いてしまいますから。
さきさんは【泣かないため】に色んな感情を、ずっと抑えてきたのではないでしょうか?私はそう思いました。

ですが私達の【感情】は、抑えても無くならないのです。
感情は感じなければ、いつまでもなくならずに心に残っているのです。
例えるなら「色んな気持ちをずっと一人で心の中の箱にしまい続けてきた」そんなイメージでしょうか。

そしてさきさんの心の箱は、もういっぱいになってしまったのだと思います。
箱がいっぱいになっているのに、まだ気持ちをしまおうとするから色んな感情が【涙】という形であふれて来るのかもしれません。
つらい思い出を思い出してしまうのかもしれません。

感情はただ感じてあげればいいんです。
そして、出来ればその感情を誰かと分かち合っていただきたいのです。誰かと分かち合う事で、つらい感情も乗り越えやすく なりますから。
今まで一人で誰にも頼らず甘えず乗り越えてきたさきさんにとって【誰かと分かち合う】なんて「ありえない」かもしれません。
「頼ったり甘えたら迷惑になる」そんな風に思うかもしれませんね。

ですが、【分かち合う】というのは決して八つ当たりするのとは違います。
ただ今の自分の気持ちを率直に打ち明けてその気持ちを分かってもらうだけなのです。
嬉しいことがあったら、打ち明けて一緒に喜び、悲しい事があったら、打ち明けて一緒に涙する。
それだけの事なのです。

>感情はすぐに高ぶりますが、人に八つ当たりするなどはまったくしないので友人や親には気付かれていません。
>正直こんな自分は絶対に見せたくないので、それだけは救いだと思っています。

ですが、さきさんはご自分の感情を誰にも知られたくないと思ってらっしゃるようですね。
もしかしたら「感情的になると周りの人達に迷惑をかけてしまう」そんな風に思われているのかもしれません。

ですが、【感情を表現する】ということと【感情的になる】というのは全く違います。
【涙を流す】=【甘えるために泣く】ではないのです。

ただ急に周りの人に自分の感情を見せるのは抵抗を感じると思います。
ですから、まずは安全な場所で気持ちを打ち明けてみませんか?
例えば無料の電話相談を利用してみるのはどうでしょうか?知らない人だから話せるという事もあると思いますので。
もちろん身近にいる信頼できる人に打ち明けられるのが一番だと思いますが。

もしも「どうしても人には話せない」という事でしたら、【紙に自分の感情を書いてみる】というのはどうでしょうか?
文章になっていなくていいし、殴り書きでいいし、何を書いてもいいので、とにかく自分の気持ちを書いてみませんか?
書いたら破って捨ててしまいましょう。

私のおススメは【誰かに話す】の方ですが、【紙に書く】事でも、とにかくご自分の心にたまった感情を外に出してあげることで、心に空間を作っていただきたいのです。
心に空間が出来て心に余裕が出てくれば感情があふれ出すことは防げると思います。
今のさきさんの心は、感情でいっぱいになっているために感情が【涙】という形で溢れてきていると思われるので。

ただ、感情って実は私達の心のエネルギー源で、生きる力でもあるのです。
ですから感情を抑えるよりは、上手に表現する方法を見つける事が大切なのかなと私は思っています。

さきさんの就職がうまくいって、いきいきと仕事されるようになりますように祈っています。
ご相談ありがとうございました。

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