悩み相談・人生相談ならエキサイト【お悩み相談室】電話カウンセリング
  • 閲覧履歴
  • よくある質問
  • 使い方

お試し無料相談

気分が晴れず、うつ気味かなと不安になっています。

今年になって、色々と悩んでいます。

持病のアトピー性皮膚炎が悪化し、その影響で白内障になって手術をしたり、数年前に気管支喘息にもなって入院もしたことがありました。
今は喘息は治まり、アトピーも回復したのですが。

家にこもりきりになってストレスが溜まっているのか、寝る前になるとげっぷが止まらなくなり、不眠症にもなってしまってます。

他にもストレスが溜まっている状況が長いこと続いていて、最近では少々うつ気味なのかと不安になっています。

本当はアトピーが治まったころには、仕事を見つけて働こうと思っていたんですが、ブランクや年齢と昨今の不景気もあって「もう見つからないんじゃないか」と思うと。

今は長いこと付き合っている彼(結婚はしてません)と暮らしているんですが、深刻な話をすると黙ってしまい、解決には程遠い結果ばかりで、最近では話す気も失せてしまってます。

実家も母親が継母なのもあり、実の母は別のところで住んでいるものの、私の話を聞いてくれたことが無いので誰にも相談できません(父親も同様です)

今年に入ってから、気分が晴れたとか、楽しい気分になった感じがまるで無く、最近ではたまに自殺願望まで出てしまってます。

もうどうしていいのか分かりません。

一度心療内科に行った方がいいのでしょうか?

女性

35歳

2010年5月2日

カウンセラーの回答

必死で生きてきたご自分を、受け入れてあげてください。

あずさん、はじめまして。
私は、西山奈緒子と申します。

あずさんが、もうどうしていいのかわからないほど
もがいている中、こちらにメールを送って下さって、
とても嬉しかったです。
ありがとうございます。

あずさんのお言葉を何度も読みました。
今年になって、色々と悩んでいるのですね。
今では、気分が晴れたり、楽しさを感じられず、
自殺願望まで出てきてしまい、少しうつ気味なのかな、
と不安になっていらっしゃるのですね。
不安で苦しい気持ちを、周囲の方に相談できずに、
更に苦しいでしょうし、孤独を感じていることでしょう。

重たくなっているあずさんの心が、
少しでも軽くなることを願いながら
お返事を書かせていただきます。
よろしくお願いします。

あずさんは、アトピー性皮膚炎が悪化し、
その影響で白内障になって手術をし、
また、数年前には気管支喘息になって
入院されたとのことですね。
アトピー性皮膚炎・白内障・気管支喘息。
たくさんの病気や不調を抱えてこられたのですね。

よく頑張って乗り越えてこられましたね。
誰にも言えない、不安や苦しみや悲しみ、
恐怖感や孤独感があったことでしょう。
並大抵のことではなかったのではないでしょうか。
強い方ですね。

私も、喘息やがんで入院・手術の経験があります。
喘息発作が起きると、
吸入器を握りしめて、狭くなった気管支から、
微量の空気を体全部の力を使って吸い込み、
紫色の顔をして、必死の思いで息をする。
発作が終わった後には、全身筋肉痛になりながら、
息ができることをありがたく思う。
そのくり返しでした。

このまま死んでしまうのではないかと何度も思い、
怖かったです。
喘息は、とっても苦しいですよね。

がんの手術の時も、
もしも手術が失敗してしまったら、
もう愛する人に会えなくなる。
だから、その前に、愛する人達の姿や声や感触を
この手に、この耳に、この目に、
覚え焼き付けておきたいと思ったものです。

そして、人生には限りがある。
だから自分の人生を生きたいと、
入院期間中・治療中も、無我夢中で生きました。
そんな時こそ、生きている実感が心の奥底から沸き起こり、
生を感じるのでした。

こんな経験から、あずさんとは少し違いますが、
少しはあずさんのお気持ちを理解したいと思っています。

あずさんのお話に戻りましょう。
今では、喘息は治まり、アトピーも回復されたとのこと。
本当によかったですね。

病気を乗り越え回復されたことは、
きっとご自分が思っているより、
すごいことをやってこられたと思うのです。
あずさんの強い生命力や逞しさを感じましたよ。

そして、現在のあずさんは、
家にこもりきりになって、ストレスが溜まっているようで、
寝る前にげっぷが止まらず、不眠になっているのですね。

不眠というのはつらいものです。
眠れないと思えば思うほど、時間が過ぎてゆく。
私、大丈夫なんだろうか?
これがずっと続いてしまうのだろうか?
などと、いろんな考えを巡らし、真夜中に一人
落ち込んだり苛立ってしまう姿を想像しました。

また、他のストレス状況も長く続いていて、
少しうつ気味なのではないかと
不安になってしまっているのですね。
今年に入ってからは、
気分が晴れることや、楽しい気分がまるで無く、
最近は自殺願望まででてしまっているのですね。

無理もありません。
病気や不調を必死で乗り越え生きてきたあずさんです。
ご自分の全力をかけて、大変な時期を乗り越えた今、
どっと疲れが出てきて、
生きていることが無意味に思えたり、虚しさを感じ、
気分が晴れなかったり、楽しい気持ちにならないことは、
当然のことだと私は思います。

何のために生きているのか?
と自分に問えば問うほど、
わからなくなってしまったりするのではないでしょうか。

その結果、
私何やってるんだろう。。
結局独りぼっちなのかな。。
私の存在は必要あるのかな。。
生きていてこの先いいことあるのかな。。
こんなに辛いなら死んじゃった方が楽なのかな。。
などという考えが浮かんできて、
虚しくなるのは自然なことだと思うのです。

自分を追い込み、奈落の底にでも
落っこちてしまいそうな気持ちに
なっているのではありませんか?
穴にはまってしまったような状態で、
とっても苦しいですね。
しんどいですね。

私は、今このタイミングで、
あずさんに出会えてよかったと思っています。
人生の大事な時だと思うからです。
あずさんが病気を克服した今の方が
私 は気にかかっているのです。

あずさんが、病気や入院や手術を克服中の時期は、
克服しようと一生懸命生きてこられたはずです。
そのエネルギーは、半端なものではなかったでしょう。

だからこそ、病気を克服された今、ふと、
どこにそのエネルギーを注いでいいのかわからない、
というような感じに受け取れるのです。

虚しく不安な気持ちが生まれている、今こそ、
助けを求めて下さって嬉しく思っています。
こちらにメールをくださった時点で、
自ら解決する一歩を踏み出したのですから、
解決できる力をお持ちなのです。
どうかあずさんの力を信じてくださいね。


まず、今一度、あずさんがどれだけ頑張ってきたのかを、
ご自身で受け止めてあげて下さい。
しんどいこと苦しいことがたくさんあったけれど、
本当によく乗り越えてきたね、と。

そして、今、もうどうしていいかわからないほど
不安な気持ちも、酷く暗い気持ちも、
頑張ってきたのだから、当然の気持ちなんだよ、
と受け入れてあげて欲しいのです。

今まで、お母様やお父様、そして実のお母様にも、
相談もされずに、本心を伝えることなく、
頑張ってきたのでしょう。

本当は、
お母さん、助けて。
お父さん、苦しいよ。
私の気持ちをわかってよ。
と、泣きつきたい気持ちで
いっぱいなのではないでしょうか。
また、彼とも、心の奥を分かり合えるような
関係でいたいと望んでいるのではないでしょうか。

それを、相談もしていない状況で、
よく踏ん張り、本当に頑張ってこられましたよね。
あずさんの、今までをそのまま受け入れてあげてくださいね。


そしてこれからは、
あずさんご自身を幸せにしてあげて欲しいのです。
私からのお願いです。

あずさんは、いつでも心から幸せになっていいのです。
「しあわせになってもいいよ」
「健康になってもいいんだよ」
とご自分に許可(OK)を出してみてください。

病気にならなくても、
人生楽しんでいいんだよ
幸せになっていいんだよ
人から愛されていいんだよ
と、何度も何度もご自分に語りかけてみてください。

これからは、あずさんの生命力や逞しさというエネルギーを
ご自分の幸せのために存分に使ってあげて欲しいのです。
ご自分が幸せだなぁと感じることや
わくわくと喜びを感じることを
たくさんして欲しいのです。

幸せに生きて欲しい。

心からそう願います。

そして、苦しい経験をしてこられたあずさんだからこそ
持っている、人の痛みがわかる優しさ・思いやり、強さ、
繊細さ。
あずさんは、たくさんの魅力を持っている方です。

だから、彼も長く一緒にいらっしゃるのでしょうね。
そのあずさんの魅力を、受け入れ、活かしていってくださったら、
私も嬉しく幸せです。


そして最後に、
一度心療内科に行った方がいいのでしょうか?
という質問ですが、
あずさんは、今年に入ってからずっと、
心の調子や睡眠が万全ではないようですし、
うつ気味ではないかという不安な気持ちを
解消するためにも、一度、心療内科に行って、
きちんと診てもらったらいかかでしょうか。

精神科や心療内科は、行くのを
躊躇してしまう方もいらっしゃいますが、
歯科や内科に行くように、気軽に行ってみて
いいのですよ。

医師が薬を出すと判断し、それであずさんらしさが
戻るのであればそれでいいのですよ。
気軽に行ってみてください。

こちらに相談してくださったように、
それが、あずさんを幸せにする一歩になるかもしれませんね。

今は、とてもつらく、
未来が閉ざされたような気持ちであっても、
ああ、あんな頃もあったね、
と笑って振り返ることができるはずです。
そして、あずさんの経験が、人を励まし勇気づける日が来ることでしょう。
私は、その日がくることを信じています。

長くなりましたが、
読んで下さってありがとうございました。
あずさんらしく、生き生きとした人生を送られることを
心から祈っています。
また、しんどい時は、いつでもお気軽にご相談くださいね。

西山奈緒子

お試し無料相談をお申込みするには会員登録が必要です。

悩み相談・教えてカウンセラー!