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仕事が毎日苦しいのです

はじめまして。仕事についてご相談いたします。

今の仕事はアルバイトで4年つづいているのですが、あまりにも仕事ができるようにならないので、毎日がとても苦しいのです。

接客や、同僚などとのコミュニケーションが上手くできず、連絡ミスやオーダーの聞き忘れ、説明不足……毎日必ず周囲に迷惑をかけ、ひどく動揺してしまい、見ている周囲も本当にイライラしているのがわかるのです。

毎日が苦しく、死んだ方がいいかと思うときもあります。

今、心療内科に通い、薬を処方されていますがあまり効き目を感じません(緊張を緩和するための薬を出されています)。

それに、私は、元気になったとしても今の仕事を続けたいとは思わないのです。

夢はいろいろありますし、叶えたいとも思いますが、毎日あの職場に行くたびに、膨らみかけた希望や自信がしぼんでしまいます。

仕事の内容に興味を失ったり、人間関係が悪いだけなら我慢もしますが、能力がまるでおいつかないのです。

どうしていいかわからなくておろおろしていると「こうすればいいじゃん」と呆れられてばかりで……脳に欠陥があるのだとしか思えないほど、物忘れはするし、機械の操作や人事異動先、人の顔も覚えられず、状況判断もまるでできず(がんばって自分なりに考えるのですが裏目に出てばかりなのです)、同僚には生理的にも嫌われてしまいました。

この不況の中、どうやってこの職場から離れられるか悩んでいます。

今までにもいくつか職は経験しましたが、能力的にこれほどひどく悩んだのははじめてです。

できましたら、ご回答をお願いいたします。

女性

38歳

2010年5月21日

カウンセラーの回答

まずは自分に「OK」を。次のステップは「具体的」に。

こんにちは。
カウンセラーの杉元信代です。

スミカ様、お仕事関連のことで、今本当に悩んでいらっしゃるとのこと、文章からも、お辛い気持ちがひしひしとつたわってくるような気がいたします。

できるだけ、スミカ様のお気持ちにおこたえできるようせいいっぱいがんばりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

スミカ様は今のお仕事を4年つづけていらっしゃるのですね。
毎日苦しい思いをしながらも4年間お仕事を続けていらっしゃるとのこと、スミカ様の生真面目さを感じましたし、同時にとてもがんばりやさんなのだなあと思いました。

一所懸命がんばっているなか、ご自分の思うように仕事をこなすことができずに、周囲に迷惑をかけているかと感じてしまうとのこと、また、そのことを思うとひどく動揺してしまうということについても、非常に苦しく感じられているのではないかと想像します。

お仕事の詳しい内容についてはメールからは推測するしかないのですが、覚えることがたくさんあり、またお客様もお越しになったり、また他部署とのかかわりもある大変なお仕事であることはわかります。

また、同僚とのコミュニケーションも難しく感じることが多いということで、ご自身がひどく動揺したときに、周囲の人がイライラしているような気さえもするということなのですね。
とてもお辛い状況にあるのだなと思います。

現在、心療内科で治療をうけつつ、お仕事を続けておられるのですね。
ご自身のケアをされながらのお仕事、本当によくがんばっていらっしゃいますね。

さて、スミカ様は
〜私は、元気になったとしても今の仕事を続けたいとは思わないのです。夢はいろいろありますし、叶えたいとも思いますが、毎日あの職場に行くたびに、膨らみかけた希望や自信がしぼんでしまいます。〜
〜この不況の中、どうやってこの職場から離れられるか悩んでいます。〜
ということでしたので、二つに絞って考えていこうと思います。

まずは、今のこのしんどい状況を少しでも緩和する方法を考えましょう。

今通っているお医者様には、お薬のことについてスミカ様が感じておられることをご相談になりましたか?
ご自身の心のケアのためにきちんと通院されていることはとても大切なことだと思います。

お薬についてすこしでもなにか思うところがあれば、「こんな小さなこと」と遠慮せずに、お医者様にご相談になることをおすすめします。

それから、お仕事のなかでは、できるだけきちんとメモをとって、いわゆる「自分だけのアンチョコ」を作ってそれに準じてやるようにしていきましょう。

スミカ様はご自身のことを能力がないという風におっしゃっていますが、以前までの職場ではそんなことはなかったということですよね。
ということは、現在のお仕事場で失敗を繰り返してしまう原因のひとつとして、「緊張」や「動揺」があげられるように私には感じられました。
また、「もう迷惑をかけられない」であったり「また迷惑をかけたらどうしよう」という不安からも緊張がさらに高まってしまっているということも考えられます。

緊張や動揺・不安は、実は誰にでもあるものですし、決して「悪いもの」でもありません。ですが、それらが高すぎると、さまざまなところに影響がでてくるものなのです。

なので、なんとかそれらを緩和しつつお仕事をするにはどうしたらいいのか?と考えると、ひとつの策として「メモをきちんと取って、それを見ながら仕事をする」ということが考えられるのです。

いわゆる「手順書」ですね。
「このとおりにやれば大丈夫」と思えるようになればしめたものです。

同僚の方や先輩にも、できるだけ小さなことでもこまめに相談や報告をするようにしていきましょう。

「こんなことぐらいで聞くのは恥ずかしい」と思われるようなこともあるかもしれません。
ですが、職場としては、「仕事がスムーズにすすむ」ことがなによりも大切です。

私からのおすすめは、「相談した結果どうなったのか」の報告(いわゆる事後報告ですね)をこまめにするということです。
そのときに、相談に乗ってもらえた相手に一言、「ありがとうございました」もセットにして結果報告ができれば、きっとこれからも小さいことも相談に乗ってもらえるようになるのではないでしょうか。

そして、毎日、辛い状況のなかがんばっている自分に「ぷちご褒美」を。
好きな音楽を聴いたり、好きなものを食べたり、「なーんにも考えないでいる時間」を毎日少しでも意識して作るようにしていきましょう。

しんどいながらも、「少し でもなんとかなれそう」なところまできたら、次に、「じゃあ、この先どうしよう?」と考えていきましょう。

スミカ様は、元気になったとしても今の仕事を続けたいとは思わないと書かれていましたね。
次のステップに進むには「準備」が必要です。
もちろん、「思い切ってぽ〜ん」と飛んでみるのも一案ではありますが、できれば、少しづつでも準備を始めていきたいですね。

スミカ様の「夢」が具体的になんなのかはメールからはわかりませんが、少し考える余裕がでてきたら、その「夢」をもう少し具体的にして分解してみませんか。

・・・・なにか必要な資格はいるのか。
・・・・お金はどのぐらい必要なのか。
・・・・なにか学んでおいたほうがいいことはあるのか。

分解してみると、おのずと「今やっておいたほうがいいこと」が見えてくると思います。

お仕事を替わる「準備」もここに入ってくるかもしれません。

こうして、まずは、現状の苦しい状況を少しでも緩和できるようにしていきましょう。病院の先生、私たちカウンセラーなど、外部の力をできるだけ活用してください。一人で抱え込まないように。

「息抜き」のできる場所をどこかに作るのもおすすめですよ。喫茶店でもいいですし、ネットカフェでもかまいません。もちろん自宅のソファーでも。お風呂でも。

そして、それからスミカ様への「夢」への具体的な一歩を進めていきましょう。

一度に全部すっかりかなえたいと考えると、「とてもじゃないけれど無理」と思ってしまうようなものでも、「数年単位」のスパンでちいさなちいさな階段をひとつずつあがるようにしていくことができればいいですね。


スミカ様のこれからをこころより応援しています。

ご相談ありがとうございました。

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