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娘の就活のことで相談します。

娘の就活のことで相談します。

娘は私立四大の4年生で、福祉関係の学部で勉強しています。
今時の習い通り、3年の10月頃より就活を始めました。
福祉関係は嫌いというわけではないのですが、手荒れがひどく、
担当の先生にも、福祉関係は辞めた方がよいかもといわれる程です。

本人もそのため小売業などの業種を中心に就活をしておりました。
しかし、この不況のおり、本人の意気込みにも多少の怯み
(福祉以外ならどこでもいい、あえてこの職場でないと
いけないという、確たる信念がない。)があるせいもあり、
希望業種で内定が出ません。
書類審査は通るのに、面接で落とされてしまいます。
福祉施設では、すんなり内定が出ました。
本人は、不本意ながら福祉施設で決めるようです。
今まで30社以上から落とされているので、これ以上就活を
続けるのは嫌なようです。

口では、「これ以上就活する気になれない。お母さんが、就職は
しなさいというからそこに決めるけど、ほんとは働きたくない。」
と言います。

私は、落とされた時は、「その会社は人材を見逃したんだね。」と
娘を応援し、気長に探すように、伝えてきました。
小売業で見つからない時には、こんな仕事はどう?と
視野を広げてほしくて意見を伝えてもきましたが、
それは嫌という本人の意志を尊重してきました。
多少厳しい意見「確たる信念が見えない。」と伝えたこともありました。
本人が、「就職しなくてはいけないから...。」というのも、
疲れ果てて言うことだと思います。

娘は、やさしさ、相手への気遣いにたけており、元来、
福祉の分野に向いているとは思います。責任感も強いです。
ただ耐える分、気の置ける相手への愚痴が多くなりますが。

もう少し就活を頑張ってみることを、アドバイスした方が
よいでしょうか。
それとも、不本意にせよ、本人が決めたことを尊重すべきでしょうか。
「自分のやりたいように決めていいよ、そのかわり、決めたことには
最後まで責任を持ちなさい。ちょっと休んでよく考えて、
それでも福祉施設が嫌でもう少し就活するというなら、
それはそれで応援するけど。」という言い方は、
実は娘には気が重いでしょうか?
あえて、方向性を持った言い方をしたほうが、言い訳の余地が残る分、
娘には楽でしょうか?

私は、後悔するも娘の人生は娘のもの、自分で生きたと言える日々を
送ってほしいと思っています。
それとも私が厳しすぎるでしょうか?

女性

49歳

2010年10月10日

カウンセラーの回答

お子さんの見守り方を、一緒に考えていきましょう。

miさん、こんにちは。
カウンセラーの、青木たか子です。

日々の生活や、お仕事にお忙しい中、
ご相談メールをいただき、本当にありがとうございます。

こちらにご相談いただいたのも、何かの縁だと思います。
miさんが、より楽に楽しく人生を歩んでいけるよう、
ほんの少しでも、何かお手伝いができたら嬉しいです。

miさんは、子育てとお仕事の両立をされながら、
本当に、今まで頑張って来られましたね。
次から次に、起こる問題に対処しながら、
本当に大変なご苦労をされたことでしょう。

なかなか、誰にでもできる事ではないと思います。

重ねて今回は、自分にはどうにもできない、
お子さんの就職問題が、出現したとのこと。

出来るものなら、代わりに問題解決をしてあげたいというのが、
miさんの親心ではないでしょうか。

手荒れがひどい娘さんに、水仕事の多そうな福祉関係を
させたくないお気持ちもあるのでしょうね。

担当の先生に「福祉関係は辞めた方がよいかも」と言われたら、
娘さんだけでなく、親も不安になって当然ですよね。

焦り、不安、困惑した気持ち、悔しさ、惨めさ、不甲斐なさ、
情けなさ、憤り、寂しさ、孤独感、絶望感、苛立ち。

もしこの時の感情に、名前をつけるとしたら、
miさんは、どんな名前をつけられますか?

今まで色々な事に耐えて、本当によく頑張ってきましたね。

まずはそんなmiさん自身に、
「今までの人生、本当に頑張ってきたね^^」
「えらいぞ、私! すごいぞ、私!」
「ホントよくやってる、毎日よく頑張ってるな〜」
「こんな大変な人生、向き合っていけるのは、私くらいだわw」
等々、やさしい言葉をかけてあげてください。

また、お子さんのために考え過ぎてしまうmiさんは、
とてつもなく大きな疲労感を、抱かれていることでしょう。

そんなmiさんだからこそ、頑張り過ぎて疲れた“心”と“体”を癒す時間が、
今こそ、必要なのではないでしょうか。

心と体はつながっています。

まずは嗅覚から、お好きな香りの入浴剤を入れて半身浴。
カウンセリングで、心の垢も、すっきり落としてみませんか?
娘さんを気遣うばかりでなく、自分の心身も癒してあげてくださいね。

「お母さんが、就職はしなさいというからそこに決める」と言われても、
先の長い娘さんの人生を、親の一言のせいにされても困りますよね。
30社以上から不採用と言われ、娘さん自身も疲れ果て、
すねてしまったような心持ちに、なられていたのかもしれません。
「これ以上就活を続けるのは嫌」という言葉も出て当然だと思います。
「ほんとは働きたくない」というのも、社会人になることに不安があり、
それに向き合いたくないという、気持ちの表れかもしれませんね。

親としては、娘さんの意気込みに、不安を感じられることでしょう。
就職も含め、人生のすべては、娘さん自身による選択の結果です。

人生は、いつも希望が通るとは限りません。
希望した道ではなくとも、満足した人生が送れないとも限りません。

miさんは娘さんの気持ちを尊重しながら、導くべく、時に厳しく、
試行錯誤しながら、気長に探すようアドバイスをされてきたのですね。
「その会社は人材を見逃したんだね。」なんと優しさにあふれた言葉でしょう。
miさんの心から娘さんを思う気持ちが、伝わってきました。

責任感が強く、やさしく、相手を気遣えるという、
娘さんの“福祉への適性”を見抜かれているmiさんは、
バテてきた時に、愚痴が多くなる傾向もご存知なのですね。

客観的に、娘さんを見られることのできる強さが、
miさんにはあるように、私には感じられました。

「自分のやりたいように決めていいよ、
そのかわり、決めたことには、最後まで責任を持ちなさい。」
突き放すようなこの言葉が、今の娘さんには重いのではないかと、
miさんは、心配されているのですね。

miさん自身が言われているように、
「私は、後悔するも娘の人生は娘のもの、
自分で生きたと言える日々を送ってほしいと思っています。」と、
もう答えを出されていますよ。
このまま、娘さんに伝えられてはいかがでしょう。

この言葉は、言わば愛情の固まりです。
成人した娘さんには、決して厳しすぎることはないと思います。

つい口を出したくなる親心も、失敗や苦労をさせたくない故。

「本当にこれでいいのかな」と立ち止まって考えられるmiさんは、
きっとこれからも、さまざまな困難を乗り越えられることでしょう。

どうか、あきらめないでくださいね!!
一 人では、自身を持って進めない道も、
誰かと一緒なら、思いもしない方法が見つかるかもしれません。

これからも起こるであろう人生の難問を、
miさんと一緒に、考えて行けたらと思っています。

miさんが、もっと楽に楽しく、生きていかれることを祈っています。

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

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