自分の性格がきらい・・もう少し楽になりたい

カウンセラーの回答

今ある自分をまるごと抱きしめてみませんか？

だるまさん、はじめまして。
伊吹知子と申します。こちらにご相談いただき、ありがとうございます。

だるまさんは今、ご自分の性格に悩みを抱えていらっしゃるのですね。もしかしたら、ご自身の嫌いな面、悪い面ばかりが気になり、今のご自身を好きになれないのかもしれません。

自分は二重人格なのではないか、こんな自分はおかしいのではないか、あるいはこんな自分が悪いに違いないなど罪悪感や不安を抱えそこから抜け出せず、苛立ちや疲労感でいっぱいかもしれませんね。今より、少しでも楽になりたい。。。そう強く願う今のだるまさんの辛く苦しいお気持ちが伝わってくるようです。

本当は謝りたいだけなのに、素直に謝れない。。。人に対して本当は穏やかに素直な言葉を投げかけたいと思いながらも、募ったイライラでつい威圧的な態度をとってしまう。。きっとそんな悪循環をなかなか断ち切れずに、会社でも孤立することをだるまさんは選んでいるのではないでしょうか。

誰かに辛く当たってしまうのではないかと心配で、自分から人に近づけずにいるのではないでしょうか。きっと、目一杯気を張って毎日人に気を使って、そうしなければいられないほどの辛い気持ちを抱えて頑張っていらっしゃるのですね。。。

だるまさん、どうかそんな自分をこれからは、責めたり抑え込んだりせず、そんな自分をまるごと抱きしめてあげてください。今できる精一杯で毎日頑張っている自分自身もちゃんとみてあげてください。

改善しようと真剣に悩み、必死で行動を起こそうとしている今のだるまさんを私は感じるのです。そんな懸命に生きる自分をだるまさんは見てあげていますか？そんな自分がいることに、まずは気付いてあげてください。

自分の良い部分、好きな部分もしっかりと見つめ自分自身で認識していくことが、心に余裕を持つことにつながっていきます。そうしてはじめて、改善したいと思う部分を落ち着いて見つめていけるようになるかもしれません。

ですから、どうぞ焦らずできることから少しづつやってみてくださいね。心に余裕が持てるようになると否定的に捉えていた言葉や、行動も肯定的に捉えることができるようになります。

だるまさんは、自分の意見を否定されたと感じた時など、特に親に対してキツイ口調で上から叩きつけるような言い方をしてしまうとのこと。

ここで覚えておいてほしいのが、「否定されたのは、あなたの存在そのものではない」ということです。

例え相手が親であっても、人にはそれぞれの考え方や価値観があるのです。誰の意見が正しくて、誰の意見が間違っていて。。。という見方に偏ってしまうと言い争いになってしまいかねません。この人はこういう考え方なんだな、と相手を少し客観的に見つめてみてください。相手の意見は相手の意見として、認めたり理解してみようとすることが大切です。

こちら側がそういう態度で接することにより、相手の見方も変わってくるかもしれません。それぞれの意見を押し付け合うばかりでは、お互いに疲れてしまいますもんね＾＾

それと、頑張って伝えようとしないことがうまく伝わるコツかもしれません。今日こそ謝ろう！今日こそ！とあまり意気込み過ぎると、それだけで相手には威圧的に見えたりします。

誰に何を伝えたいのか、まずは自分自身の時間を作りゆっくり考えてみることです。そして、伝えられそうな時や、伝えられそうな楽な方法を自ら選ぶと気持ちに余裕ができますよ。自分にとって心地よいと思う相手との距離感をとることも大切です。
よろしかったら参考にしてみてください。

それからストレス解消方法として、運動はとてもよい方法です。
ただ、だるまさん自身が楽しいと思えたり、気持ちがいいと思えることが何よりも大切です。好きなこと、やりたいことをだるまさんが自由に選べるのです＾＾そうやって自分を大切にしていってあげてください。自分を抑え込むのではなく、自分を解放してあげることで心に余裕が生まれるのではないでしょうか。

決して焦らず、好きな自分をちょっとづつたくさん発見していってください。色々な自分にＯＫが出せるよう、色々な自分と出会ってみてください。

だるまさんがいつか、心からの笑顔で自分が好きだと言える日が来ることを信じ、祈っています。
ご相談をいただき、ありがとうございました。