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いつも孤独な気がして。。。

私は今心理学を学んでいて、将来警察官になり、犯罪を減らすために働きたいと思っています。
私は誰かの役に立つことが好きで小さい頃から誰かの役に立てるように、自分より先に相手を優先して動いてきました。

それで小学校も、高校でも、今大学でも失敗してしまって、”おせっかい”とか言われて仲間がいなくなって、高校では先生とかにも裏切られてもう、人間不信になりそうで誰にも相談できんし、親友ができても心から信じれなくて。

家族内では、母親は厳しくて、大学に入った今でも門限5時だし、毎朝携帯チェックがあってコンビニ行くのにも親の許可が要ります。
父は、昔からキレると暴れるので、あまりかかわらないようにしています。

でも、親から逃げ出したいし、家出とかしたいとか、親に反抗したいとか思うけど、姉が知的障害抱えていて、今27歳で誰かついていないと毎日心配だし、母親は自律神経失調症という、病気をもってるので、自分の悩みとか言ってる場合じゃないし家族にも相談できません。

家族のことで悩んでも友達に相談して変化があるわけではないし
「かわいそう。がんばって。今は我慢だよ」
とかゆって同情されるだけだし。

友達のことで悩んでも、親からはどんな内容でも私が悪いといわれるから相談できないし。

学校にいても周りの人みんな疑ってしまって、家にいると親からの監視もいやだし、いつも孤独な気がして不安で、たまに胃が痛くなります。

どうすればいいかわからなくなって、中学の時屋根から飛び降りて腕を骨折したことがあります。

この環境にいて、いつも「早く死にたい」って思ってしまいます。
これから先、どうしたらいいでしょうか。

女性

18歳

2007年7月31日

カウンセラーの回答

あなたは決して一人ではない。

ひーさん、はじめまして。伊吹と申します。
誰にも相談できなかったことをこちらにご相談いただけたのですね。ありがとう。

ひーさんは今大学生で、心理学を学んでいるのですね。将来は警察官になって、犯罪を減らすために働きたいとのこと。素晴らしい夢や目標をお持ちですね。

人の役に立ちたいと思う心をひーさんは小さい頃から大切になさってきたのかもしれませんね。その部分が強く出すぎてしまうことで、自分を後回しにしてしまうことが多かったのかもしれません。自分が良かれと思ってしたこともおせっかいと言われてしまうこともあったのですね。人の役に立ちたいと思えば思うほど、相手を優先すればするほど、ひーさん自身は悔しさや空しさ寂しさを人一倍感じて、傷ついてこられたのではないでしょうか。

それでもひーさんは、人のために社会のために働きたいという立派な目標を持ち続けている。ひーさんのメールを何度も繰り返し読ませていただき、例え自分が傷ついても、誰かに裏切られても、それでも夢を諦めず懸命に生きていこうとするひーさんの強い気持ちを感じ、感動しています。
ひーさんはきっと、思いやり溢れる優しい方なのでしょうね。

まずは、今まで人の役に立ちたいと懸命に動いてきた自分を、そのときできる精一杯で人のことを考え行動した自分自身を優しく抱きしめてあげてください。自分自身に頑張ってきたね。。。と優しい言葉を繰り返しかけてあげてください。

自分より先に相手を優先して動いてきたというひーさん。失敗してしまって。。。と書かれていますが、ひーさんにとってどんなことが失敗したと感じることだったのでしょうか。
もしかしたら、ひーさんはただ誰かの役にたちたいと純粋に人を思い、行動したことなのに人からは「おせっかい」と捉えられてしまったことかもしれませんね。

人を思いやる気持ちというのは強すぎるとおせっかいになってしまう場合もあります。
例えば、ひーさんの思いやりの気持ちの満タンが10だとします。その満タンの10を、自分以外の人へ全て注いでいたとしたらどうでしょう。

また5くらいで充分だと感じる人はどのような反応をするとおもいますか?
5の思いやりがほしい人にとっては5以下では足らなくて、それ以上はおせっかいと感じるかもしれません。
例え自分が10持ってたとしても、5欲しい人に5だけあげることができた時、「ありがとう」と言われるのかもしれません。

さて、この時あふれ出た5はどうしますか?
また別の人へ注ぎますか?
それでよしとひーさんが心から思えればいいのですが、そこで少し考えてみてほしいのです。
何を考えるのかというと、「自分のこと」です。

自分を思いやることができているかどうかを一度じっくりと考えてみてほしいのです。
空しさや孤独感で不安を感じている自分のこと。人のために精一杯で動いてきた自分のこと。

何もせずに立ち止まることで初めて見えてくることもあるのです。心から自分がしたいことや人にしてもらいたいことが見えてくるかもしれません。そんな風に自分を思うことはとても大切なことなのです。

ひーさんは心理学を学んでいるとのことですのでもしかしたら、きいたことがあるかもしれませんが、伝えたいことがあります。

人の生命がどのように誕生するかということです。
「数千万から数億個の中でたった一つの精子だけが卵子にたどりついて結びつき、人の生命は誕生します。つまり、あなたは数千万から数億という凄まじい競争率の中を勝ち抜いてこの世に生まれてきたのです。」
この話には続きがあって、「たった一つの精子が最後にはみんなの力を借りて卵子にたどりつける」のだそうです。
私はこの話とであったとき、「自分」という存在はかけがえのないものなのだなということを心から感じました。

友達のことや家族のことを自分のことのように悩み、苦しみを引き受ける勇気を持った今のひーさんは、どんな風に感じますか?
今の、そしてこれからのひーさんにほんの少しでも役に立てたらと私は思い、願っています。

あなたは決して一人ではない。

人を信じたいという思いがあるからこそ、人間不信になることがあるのではないでしょうか。そして人間不信になりたくないと、ひーさんが願ったからこそ、こうしてご相談をいただけたのではないでしょうか。

仲間がほしいという思いがあるからこそ、いなくなったときの孤独感や寂しさを感じることができたのではないでしょうか。

まさに今、ひーさんが抱えた苦しみこそ信頼に価するものだと私は思うのです。
人の役に立 ちたいと小さな頃から思い、懸命に頑張ってきたひーさんだからこそ、感じることができた証なのではないでしょうか。
ひーさんだけのその気持ちが、これから先の人生で必ず役に立つ時がきます。

ひーさんが心から信じられるものを探す旅はこれからです。
誰の人生でもない、あなたの人生です。だからどうか楽しんで。
同じ人として、心からエールを送っています。

そしてあなたの幸せを心から祈っています。
あなたと出会えたことに、喜びを感じています。

誰にも言えなかったことを相談してくれて、
ありがとう。

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