【恋愛】　元彼とのトラウマ、どうしたら恋愛できるようになる？

カウンセラーの回答

ご自身の悲しみや傷を、丁寧に大切にあつかってあげましょう

はじめまして、カウンセラーの永峰あやです。

じゅんじゅんさんの相談内容を拝見させていただきました。


＞＞一日で気分や言うことが大きく変わったり、

＞＞自分の気持ちや願望に私を従わせようとしたり、

＞＞突然キレてメールしてきたり。

と、相手の言動や行動に、一喜一憂し、彼の気分次第という、
じゅんじゅんさんの個性が全く反映されない関係性は、
さぞ心労だったのではと想像します。


＞＞それからは彼の顔色を伺いながら接するようになり、

と、信頼を持って、対等にコミュニケーションをとることができず、
不安と恐れを感じながら相手に接しなければならないという状況は、
じゅんじゅんさんに大きな緊張とプレッシャーを強いていたことでしょう。


＞＞私も疲れ果て、鬱っぽかった

というじゅんじゅんさんを想像しますと、大変心が痛みます。

そんな状態の中、

＞＞彼のトラウマを、どのように受け止め、乗り越えたらよいでしょうか？

と、ご自身に起こったことと向き合い、今後良い方向へ進んでいきたいという思っていらっしゃる、
じゅんじゅんさんのお気持ちにそうことができればと思い、
回答させていただくことにしました。



まず私が大切にしてほしいと感じたことが二つあります。

１つ目は、

＞＞それから３カ月がたち、私もだいぶ元気になりました。

＞＞自分を壊してまでする付き合いではなかったと、
別れてよかったと思っています。


という、現在のじゅんじゅんさんのお気持ちです。

彼との関係性について、自分を壊してまで続ける関係性ではなかったし、
別れてよかったと、しっかり整理できていますよね。

これまでのことについて、別れてよかったと、
明確にできていること、回答が出せているということは
とても大切なことだと思います。


二つ目は、

＞＞先日、友人が男性を紹介してくださり、
とても優しくフィーリングも合う方だったので一度２人で出かけたのですが、

と、つらいながらも、新しい出会いに一歩踏み出せていることです。

実際に2人で出かけるというように行動できていることは、じゅんじゅんさんがご自身に対して、
“がんばって前に進んでいる”とほめてあげてよい部分だと思います。

もちろん私自身も、じゅんじゅんさんの一歩に、
勇気と前向きな力強さを感じさせてもらっています。


この２つに関しては、じゅんじゅんさんが前に進めていること、
乗り越えることができている事柄として、
自信を持ってほしいと思います。


ここで問題になってくるのは、

＞＞異常にガードしてしまう自分がいるのです。

＞＞別れた彼のことが思い出され、怖くなって。

＞＞せっかくいい方と出会って好意を寄せてくれてるのに、
自分で自分の心の中に入れさせないようにガードしてるんです。

と、新しい男性と一緒にいると、別れた彼のことを思い出し、
恐怖から心のバリアを張ってしまうということです。


じゅんじゅんさんの心の中で、男性一般と別れた彼とを同じようにみてしまっている、
同じものと感じてしまっているのではないでしょうか。

頭では新しく出会った男性を、良いと捉えていても、
心や体では、新しい彼と別れた彼は同じと思ってしまい、
無意識にガードしてしまっている、反応してしまっているのでは
ないでしょうか。


ここで大切なのは、頭だけでなく、心や体でも、
新しく出会った彼と別れた彼は違う、
男性一般と別れた彼は同じではないということを理解するということです。


そのためには、別れた彼との関係性で、
じゅんじゅんさんが感じてきたこと、例えば、

＞＞私の全てを全否定されたように感じ

＞＞私の心はポキッと折れてしまった

という、拒絶や挫折といった感情を、
丁寧にみていく必要があると思います。

上記以外にも、じゅんじゅんさんの内側には、
悲しみや苦しみ、流されないで滞っている感情、
癒えていない傷がまだまだあると思います。

それらをみていくということは、かさぶたを剥ぐような感じで、
できるなら触れたくないことかもしれませんが、
どんなネガティブな感情や気持ちであっても、
それはじゅんじゅんさの内側にあるものなので、
大切に、丁寧に扱ってあげる必要があると思います。

そうしていくプロセスの中で、流されなかった涙が流され、
浄化、手放しが起こり、トラウマが昇華されていくと思います。

手放しが起こった後は、じゅんじゅんさんの心のガードも外されているでしょう。



ご自身の内側に あるネガティブなものをみていくというプロセスは、
痛みもともなうと思いますが、
勇気を持って、前にすすまれているじゅんじゅんさんなら、
きっとやり遂げることができると私は信じています。


もしおひとりではどうしても難しいというときは、
私でよければ、じゅんじゅんさんのお力になりたいと思っておりますので、
そのときは遠慮なくお電話ください。


じゅんじゅんさんの今後のしあわせを、心より祈っております。

永峰　あや