できない自分が情けなくて、泣いてしまうのを抑えたいです。

カウンセラーの回答

まずは1ヶ月。「誉める練習」をしよう！

あいさん、はじめまして。エキサイトカウンセラーの松下です。
ご相談いただき、ありがとうございました。

ご相談文から、あいさんの切実な思いが伝わってきました。
「馬鹿みたいな質問」とおっしゃっていますが、そんなことはありませんよ。
あいさんの気持ちが軽くなるように、一緒に考えていきましょうね。


あいさんは授業中にわからない問題があると、
自分をすごく追い詰めてしまうんですね。
「どうしてわからないの？」
「こんな問題も出来ないなんて、恥ずかしい」
「自分はなんて頭が悪いんだろう・・・」
「まわりの人だって、きっと私のことを笑っているはず」
　心の中はこんな感じでしょうか？

本当は声をあげて泣きたいくらいに、
自分に絶望してしまっているのだと思います。

でも、先生や友達の前で泣くのは恥ずかしいから、
一生懸命こらえているのですね。
目をつぶってぎゅっとこらえている、
そんな自分を感じるとますます泣きたくなってしまいますよね。


「怠け者なだけでしょうか？」とあいさんはたずねていますが、
そんなことはありませんよ。
もし本当に怠け者だとするなら、
わからない問題があっても気にしません。

解決しようとか、誰かに相談しようとも思いません。

もう死んでしまいたい、全部投げ出したいと思いながら、
それでも自分をなんとかしたいと考えてご相談くださったあいさんは、
すごく一生懸命生きていますよ。

苦しみながら、よくここまで頑張ってきたと思います。
胸をはっていいですよ。


あいさんは、爆発しそうになる自分を
抑えたいと思っているのですね。
そのために、気持ちが抑えられる薬を飲もうかと考えている。
それくらいに、とても深刻で大きな問題なのですよね。


ここで、ひとつ質問です。
「あいさんは、自分のことが好きですか？嫌いですか？」


おそらく、とても嫌っているのではないかと思います。
もし自分を表に出したら、周りの人は自分を嫌うはずだ。
だって自分でも嫌なんだから、
周りの人が好きになってくれるはずがない。
そう思って、息をひそめるようにして
毎日過ごしているのではないでしょうか。

きっときゅうくつで、しんどいと思います。

でも、その苦しさ自体を少しずつ減らしていけたら、
もっと楽に毎日を過ごすことができるのではないかと思うのです。


どうでしょうか。
もし、少しでも「なるほど」と思ってもらえたら、
あることを試してみて欲しいのです。

それは、【自分を誉める】ことです。

まず、何かに一生懸命に取り組んでみてください。
部活でも習い事でも家の手伝いでも、
もちろん勉強でもかまいません。
そして終わったら、
「一生懸命に○○をした。自分は本当によく頑張った。偉い！」
と自分に言い聞かせてあげてください。

ここでポイントがあります。
　★結果にはあまりこだわらないで、頑張って「行った」ことを評価してあげましょう。
　★きっと、「こんなことみんな出来るよ。誉めるほどのことじゃない」という気持ちが出てくるかもしれません。
それでもかまいません。だって、あいさんは頑張ったのですから。

これを、１ヶ月くらい続けてみてください。
はじめは、なかなかうまくいかないかもしれませんが、続けるうちにだんだんとしんどさが減ってくるのではないかと思います。


ぜひチャレンジしてみてくださいね。応援しています。