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「自分は夫にとって、長男の嫁という道具に過ぎないのか…」
10歳の娘と5歳の息子の母親です。舅と夫の事で悩んでます。
10年ほど頑張って夫の両親と交際してきましたが、姑が亡くなり、舅と私、子供2人でいる時間が多くなり、舅は自分の思う通りに行かないと私に怒鳴るようになって来ました。
夫が一緒だと、とてもいい舅です。なので夫に話しても「親父がそんな事するわけない」と怒ります。
夫は「オレは実家と兄弟家族を守る。家と子供は、おまえに任せてるつもりだ。」とも言いました。
いろんな話し合いもしましたが、主人はとっても家族(実家)思いで悪気はないですが、両親を安心させる為、自分が一人前になる為に結婚をし、子供もでき家族を作ってきたように思います。
夫の結婚、家族に対する考えの中に私である妻は存在が、とても小さい気がするのです。
実家家族と子供は大切だけど、私は妻でなく、ひどい言い方をすると嫁と言う「両親の面倒を見るのと子供を産んで育てる道具」のような感じだと思います。
姑のお葬式も、私は子供の面倒のみで長男である主人と主人の弟夫婦で全て決まって行きました。
大変な時だったので仕方ないとも思いますが、何の相談も報告もありません。
舅が苛立ち私に怒鳴った時も、後で主人に話しましたが「長男の嫁だから仕方ないでしょ。」と言われました。
そんなこともあり、ここ1年以上私だけは実家に行かないでいます。夫と子供達だけで行ってもらってます。
こんな状況でいいのか、実家の事を考えると私が悪い事をしているのかとの思いで、ストレスになり子供と心の底から普段の生活を楽しめません。
私は主人との絆を大切にして子供達を育て主人と一緒に家族を守り、その上で実家家族と前向きに関わっていきたいと思っています。
主人とも話しましたが、相変わらず実家一番、子供二番で家族はまとまりません。大変ですが離婚も考えたりします。
子供達は主人が大好きなので、ひたすら私が我慢すればと思い今までやって来ました。
やはりこのまま我慢するべきでしょうか。
(ニックネーム: FM)
女性
42歳
2011年9月19日
回答したカウンセラー
- 退席中
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長谷川 さとみカウンセラーの口コミ
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たくさんお話を聞いて頂きましてどうもありがとうございました。
私は悪くないと言って頂いた事と、
今の職場で頑張るのなら勉強を頑張るだけ、と道を示して頂いて、有り難かったです。
まだ私の心としては、教育が足りていなかったことなどの納得の行かない所や、自分が悪くなかったのに事あるごとに責められたショックから立ち直るのに時間が掛かってしまっていますが、
自分を慰め心を落ち着かせながら、
仕事場では毎日最高のパフォーマンスが出来るように、
これからは指示された内容がこなせる様な勉強もルーティンに組み込みながら、
家庭・日常生活も、多少の形を変える必要があるなら変えながら回るようにしながら、
日々をキチンと過ごして行けたらと思っています。
そんな風に視点が切り替わるキッカケを頂けたと思いました。
本当にありがとうございました。2024年10月14日 (48歳 女性) -
遅い時間にも関わらず、お話を聞いてくださり有難うございました。気持ちに共感してくださりつつも、客観的なご意見を言っていいだき、冷静になることができました。しっかりと自分自身の身辺整理をしてから、向き合っていこうと思います。
2023年11月9日 (36歳 女性) -
突然のリクエストにも関わらず、有難うございました!
色々聞いていただいて、スッキリしました。いつも気づきを下さり、有難うございます。笑いながら沢山話せて楽しかったです。
男性にも、女性でしか埋まらないものってあるのかなとふと思いました。
難しい状況ですが頑張ります。2023年10月28日 (36歳 女性) -
いつも丁寧にお話聞いてくださってありがとうございます!
私の話に共感しつつも、的確なアドバイスや視野を広げて下さるので本当に助かっています。
聞き上手だなぁという印象をすごく受けています。
これからも宜しくお願いします。2023年10月14日 (36歳 女性) -
客観的意見で、極端な不安を解消されました。
2023年6月30日 (25歳 無回答)
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女性
37歳
2010年12月17日
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長谷川 さとみ
調理師学校を卒業後、パティシエとして洋菓子店やホテルで勤務。
夫が急逝してしまい、いきなりの母子家庭で二人の子育てに奔走する。
そんな中での子宮、卵巣摘出手術を受けるという体験をしてからの転職。
入院していた病院で看護助手兼、事務員となる。
2013年度より、ヘルパー2級を取得し介護職に転身し患者様のお世話に従事する。
2016年からは急性期病院にて病棟看護助手として、看護師のサポートや患者様のケアに従事。
子供が巣立った後もより豊かで自立的な人生を送りたいとの思いから、
2009年より(株)JPAにて心理学やカウンセリングを学ぶ。
現在も(株)JPAでの勉強会に参加し、更なる知識と経験を磨く。
株式会社JPAにて 電話カウンセラー養成講座 修了
上級心理カウンセラー養成講座 修了
箱庭療法セラピスト養成講座 修了
夢分析セラピスト養成講座 修了
アドラー心理学、交流分析を学ぶ
JPA公認カウンセラーとして、
「エキサイトお悩み相談室」
「Kokoro Cafe10代ホットライン」にて活動中。
続きを読む
カウンセラーの回答
「自分の中にある本音をありのまま伝えてみませんか?」
はじめまして、FMさま。カウンセラーの長谷川さとみと申します。
この度はご相談、ありがとうございます。
どうぞ、よろしくお願い致します。
さて、FMさまは「長男の嫁」と言う立場で、かなり御苦労されているのですね。
>夫の結婚、家族に対する考えの中に、私である妻は存在がとても小さい気がする。
>嫁と言う両親の面倒を見るのと、子どもを産んで育てる道具のような感じだ。
このようなお気持ちがあるのですね。
『道具』という言葉がとても重くのしかかってきて苦しさを感じました。
FM様の中にはどんな感情があるのでしょうか?
・自分だけがないがしろにされてるみたいでとても寂しい。
・長男の嫁として尊重してもらえず空しい。
・私の話には耳を傾けてもらえずやるせない。
・私は夫にとって何なのか…ただの道具にすぎないのか…
・私がこの家にいる意味ってなんだろう…
・私は夫に愛されているのか、私は夫を愛しているか…
私ならこんな風に感じてしまうかもしれないと思いました。
頑張って「長男の嫁を」やっているのに、
まるで道具のようにしか感じられないなんて
もう息が出来ないくらい苦しくて、しんどくて、
窒息してしまうのではないかとさえ感じます。
辛いですね…
このままでいいのかと考えると、自分が悪いのかと責めてしまい、また苦しい。
こんなストレスの中では楽しい生活をすごせないのも無理がありませんね。
では、少しでも息がしやすい環境を作るために考えてみましょう。
いろんな話し合いをされたようですが、FMさまの心の奥にある本音の部分もご主人に伝えましたか?
私が感じるFMさまの本音とは、やっぱり
「自分の存在が子供を産み育て、親の面倒をみるだけの嫁と言う道具のように感じられとっても辛い。」
これではないかと思うのです。
「妻として、家族の一員として尊重されたい。」
と言う気持ちを押し込めて我慢しているのではないのかな…
と、思うのですが、どうでしょうか?
「私は今こんなに苦しいんだよ。」
と言う気持ちを相手に伝えることで、
相手の中にも何か変化が起こるかもしれないです。
でも、今の状態で自己表現をすることは難しいと思われるかもしれませんね。
どうせまた「長男の嫁だから仕方ないでしょ。」と言われるだけ、
と思うと言えない、ということもあるでしょう。
今のFMさまは、<言わないで我慢している>ことを選んでしまっている。
選んでいるのは自分自身だと思います。
なぜ、それを選んでしまっているのでしょう?
↓
<自分さえ我慢していれば、面倒なことにならないしその方がいいだろう。>
こんな風に考えてしまうことだってあるかもしれないですね。
ですが、そのために苦しんでいる。そのために行き詰っている。
もっと自分を解放してあげませんか?
今まで言ったことがないのなら、とっても勇気や覚悟が要りますね。
相手のよくない反応を想像してしまうと、たちまち諦めてしまうでしょう。
例えば、ご主人に手紙を書いてみると言う方法もありますよ。
自分の苦しい胸の内をありのまま書いてみるのです。
会話では相手の反応が気になってしまうとか、
話を途中で遮られたりすることがあるかもしれないので、
この方が伝えやすいと思うのです。
まずは書いてみて、渡すかどうかはそれから決めてもいいと思います。
家長制度のような昔ながらの価値観を持った家の
長男の嫁をやっていくのはとても大変なことですから、
少しでもご主人が労いの言葉をかけてくれたらうれしいでしょうし、安心もできますね。
「いつも頑張ってくれてありがとう。」
「家と子供のことはお前に任せているから安心だよ。」
こんな言葉がもらえたら、もう道具だなんて思わなくなるのではないでしょうか。
たしかに、必ずしもご主人がそういった言葉をかけてくれるとは限りません。
それでも、まだやっていないのであれば、<やってみなければわからない>
と、私は思います。
何もしないでいたら今までと同じですね。
辛くて、苦しくて、自分の存在価値が見つからない…
夫から、妻として家族の一員として認められているのだろうか…
舅からも優しくしてもらえず、誰にもこんな気持ちを言えない。
誰もにも分かってもらえない。
本当の気持ちを伝えない限り、誰にも分からないのです。
自分の心に蓋をしてしまうと、誰にも伝わらないのです。
だから、相手は知らないままです。
FMさまの理想とする「夫婦の絆」も、本音で関わるところから作られるので はないかと、私は思います。
もう一つ、「長男の嫁」に疲れたら、大きな深呼吸をして
・完璧でなくてもいい。
・舅の嫁ではないから、全て受け取らなくてもいい。
・嫌な事は「嫌なんだ」と言っていい。
こんな風にやっぱり自分を解放してあげてください。
私も自分のことを自分で縛って、しんどかったことがあります。
でも、その縛りを解くのは自分でしかないのだと知りました。
また、同じように「長男の嫁」をやっているお友達などに愚痴を聴いてもらったり、逆に聴いてあげたり。
共感し合える人がいると心強いでしょうね。
どうか、FMさまにも自分を解放する方法を見つけてほしいなと、
心から思います。
そして、息をたっぷり吸いこむことができたら、
昨日とは違う明日が見えてくるかもしれませんね。
昨日までやらなかったことを、やっている自分に会えますよ。きっと…
また、どうしていいか分からないときは、お電話などもお待ちしております。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
長谷川さとみ