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人との関係がうまくできない。
新しい職場で人間関係が作れず悩んでます。
人の輪に入っていくのが苦手です。
自分に興味をもってくれた人とは話せるのですが、そうでないとうまくいきません。
自分からがんばって話しかけてみるものの関係性が発展していきません。
人と親密になることができません。
大学の頃からそんな感じできてしまいました。
なぜそうなったのか考えてみると中学のときと高校のときのことが思い浮かびます。
中学のときに親友と呼べる友達二人にお金を盗まれたことや自分の容姿を馬鹿にされ、高校に行っても同じことで馬鹿にされてしまったことが傷になってるような気がします。
人をなかなか信頼できないせいか、自分から打ち解けるような振る舞いができません。なんか社交辞令的な浅い関係のままになってしまいます。。。
いま理由がどうであれ人とちゃんと向き合って、人と笑い合っていきていきたいと思ってます。
ただ人と接するときにかなり恐怖を感じます。また人とぶつかること(意見がわかれたり話合いになること)にも恐怖を感じます。
人と向き合う勇気、ぶつかっても分かり合えると信じる心がほしいです。
少しわかりにくい文章ですが、アドバイスお願いします。
男性
29歳
2011年9月19日
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カウンセラーの回答
自分のことを、もっと好きになるように
「人との信頼関係を持ちたい」、「人とつながりたい」という想いは、とても大切な感情です。
自分の中に「人を信頼したい」という切なる想いがしっかりとある、心の真ん中にドンと「愛の芽」がある、ということです。
「人を信じ、繋がりを持ちたい」と願う心は、根本的な人の持つ優しさであり、愛の源であると、私は思っています。
あなたは、中学生の頃、親友に裏切られ、
その上、容姿のことを批判されるという経験をしたのですね。
とてもショックだったことでしょう。
その経験から、周りの人、皆がそうだと、
どこかで思い込んでしまったのでしょうね。
自分を守るために、そう思い込んで、
これ以上傷つきたくないと防衛したのだと思います。
それは、あなたにとって必要なことだったと思います。
防衛することは、自分を守る役目もあるけれど、
自分の中にある、「人を信頼したい、つながりたい」という
「芽」を育てることも押さえこんでしまったように思います。
人と、ぶつかることが怖いと思っているようですが、
人とぶつかると自分が傷ついてしまうと、身構えてしまっているのですね。
ぶつかることを恐れるのも、過去の自分にしばられてしまっているのでしょうね。ぶつかっていくことで、お互いに理解できることも多いのです。
自分のことさえも信頼できなくなってしまわないように、
それが、寂しさになり、孤独に繋がっていきます。
まずは、自分に人を信頼したいという想い、
芽がしっかりと根付いていることを認識して
そんな自分をいたわってあげることです。
「人が自分に興味をもってくれたときは、人と話せる」
ということも大事なポイントですね。
自分に興味を持ってもらえたときは、どんな状況で、
どんなことをしていたのかを考えてみましょう。
それと、最も重要なことは、人から信頼される人は、
どんな人なのか、周りにいる人を探してみて下さい。
その人はどんな特徴があるか、観察してみることをお薦めします。
モデルになる人がいると、自分に取り入れやすくなります。
それから、自分の持っている、優しさや、愛の芽を、しっかりと認識し、育てるという強い想いを持ちましょう。
今まで、押さえこんでいた信頼の芽に水をやり、
ゆっくりと芽が吹き、双葉の出るのを見守ってあげるのです。
他人に好かれたいとか、○○のようにならなければ
ということではなく、自分がやりたいこと、好きなことをするのです。
口べたでもいい、人見知りが激しくてもいい、
自己主張ができなくてもいいのです。
自分で自分を勇気づけて、「そのまんまの自分」に
オーケーするのです。
健康で、生きている自分と言う人間に感謝するのです。
アルフレッド・アドラーという心理学者の言葉で
「人は、みな不完全である、不完全であることを認める勇気を持とう」
という言葉があり、私の大好きな言葉です。
不完全であることを認めていくと、とても楽になれて自分に
「ありがとう」と思えるようになります。
自分のことを信頼できるようになれば、人を信頼することができるようになります。
新しい職場で、自然体の自分でいるようにしてください。
気負うことなく、そのままのあなたでいることで充分です。