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生きづらさを感じる

大学4年生の女子です。

私は時に、とても“生きづらい”と感じることがあります。本来の自分はこうではない筈だ、と。

精神的に不安なことがあると途端に激しく落ち込みます。悲観的になり、感情が爆発してコントロールできなくなります。落ち込んでいる間は他の事を考えられず、何も手につきません。パニックになったり鬱になる程ではないのですが、年を重ねる毎にこの状態が酷くなっていると感じます。

私は完璧主義で神経質な性格だと自覚しています(人からもそのように言われることが多いです)。理想自我が高いために現状の自分に満足することができません。また他人から認められなければ自分でも自身を認めてやることができず、辛くなります。これからの人生をぼんやりと考えると「一生こんな疲れる考え方のままなのか・・・」と途方に暮れます。

自分の感情に振り回されるようになったのは、中学1年生の頃からだと記憶しています。当時は「思春期だから」と気軽に考えていましたが、現在でも自身の不安定な情緒に手こずっている状態です。「何故自分はもっと気楽に生きられないのか?」と自問自答を延々と繰り返す日々です。

ですがいつも“生きづらい”と感じている訳ではないのです。それどころか普段の生活はとても充実していると感じます。打ち込めるものがあり、大切な友人や恋人の存在があります。過去に家庭のトラブルがあった訳でもなく、家族の愛情を受けて育ってきました。本当に幸せな環境にいると思っています。それ故に、普通の時と落ち込んだ時とのギャップに酷く戸惑うのです。

不安定になる日は不定期で、短い場合は一日、長い場合は数日から1週間ほど陰鬱な状態が続きます。訳も無く憂鬱になる訳ではなく、いつも何かしら原因があります。講義をサボった・遅れるとわかっていて寝坊した等の「自分が怠ける行為」をしてしまった時に最も落ち込みます。自己嫌悪に駆られ、その日一日嫌な気分を引きずります。その後にはいつも猛省し、「もうこんな思いはしたくないから今度は頑張ろう!」と心に決めます。

ですが・・・同じことを繰り返すのです。本当に自分でも矛盾していると思います。悪循環だと分かっている癖に。
もう止めにしたい。自身を大切にする生き方をしたいのです。

今回、専門家の方のアドバイスを頂きたく相談させて頂きました。どうぞ宜しくお願い致します。

女性

21歳

2008年4月22日

カウンセラーの回答

楽に生きるアドバイス

かなこさん、はじめましてカウンセラーの伊吹と申します。
専門家の方のアドバイスがほしいとのことで、こちらにご相談いただき、ありがとうございます。
かなこさんにとって、何か一つでもお役に立てるようなアドバイスができるよう精一杯回答させていただきますね。

かなこさんは、時に「生きづらい」と感じることがあるのでね。
そして、本来の自分はこうではないとも感じているのですね。
いつも生きづらさを感じている訳ではなく、充実感のある幸せな日常生活とのギャップに酷く戸惑いを感じていらっしゃるとのこと。

では、充実感のある幸せな生活を送っている自分が本来の自分だとしたら、「生きづらい」と感じている自分は、かなこさんにとってなんなのでしょう。。。

かなこさんが最も落ち込む原因の一つが、「自分が怠ける行為」なのですね。
かなこさんが落ち込んだ時の状態は、「悲観的になり、感情が爆発してコントロールできなくなり、その間は他の事を考えられず、何も手につかない」のですね。
中学1年生の時からその状態を抱えてきたかなこさん、
当時は気軽に考えていたとのことですが、きっと今まで辛かったことがたくさんあったでしょうね。。。
もっと楽に生きたいのに、どうしてこんなに苦しいんだろうと、ずっと一人で悩んでこられたのかもしれませんね。

そんなかなこさんが、今回こうしてご相談メールをくださったのは、そんな今までの自分を手放す準備ができたからかもしれません。今まで抱えてきたことを誰かに話すことや、真剣に相談してみることは、本当に勇気がいることです。
それができる今の自分の力をどうか信じて読み進めてみてください。

「講義をサボる、遅れるとわかっていて寝坊する」ことは、かなこさんにとっては「自分が怠ける行為」でしたね。
もしかしたら、「怠ける行為」そのものよりもそんな行動をとってしまった「自分」に注目し、完璧じゃない!許せない!と自己嫌悪に陥ってしまっていたのかもしれませんね。
それでは苦しくなるばかりですよね。。。

ここで一つ覚えておいてほしいことがあります。

「あなたの「行動は」間違いだったかもしれない。けれど「あなた」は間違いじゃない。」ということです。
 
感情に振り回され、「生きづらさ」を一人抱え、途方にくれるときのかなこさんは、きっと孤独で寂しくて不安で絶望的とも言えるほどの悲しみに押しつぶされそうになっているかもしれない。。。

しかし完璧でなければいけない!現状の自分に満点をあげるまでは満足できない!というかなこさんは、途方にくれ苦しんでいる自分を引きずりまわしてしまうのかもしれません。。。

何度も繰り返し落ち込む自分が想像できますか?

落ち込んで苦しい自分も、かなこさんなのです。

とても辛いんだという自分の気持ちにあなたは耳を傾けてあげてますか?

ちょっと休みたかっただけかもしれないのに。。。
だけど頑張りすぎて間違った行動をとってしまったのかもしれないのに。。。

これからは、「怠けた自分」を責めるのではなく、「怠けた行動になったのはどうしてか」を考えてあげてください。
完璧にと毎日毎日頑張っていたら、誰だって疲れます。サボりたくもなるでしょう。寝坊だってするでしょう。

大切な友人や、恋人が、疲れて歩けなくなったらきっとあなたは
肩を貸すでしょう。

あなただって、家族にとって、友人にとって、恋人にとって、大切な存在なのです。

そんな自分を労わってあげることは、周りの人にとっても大切なことなのです。
自分の状態に気づいていたら、どうしたいか、どうしてほしいかということも解ってきます。
 
例えば、今私疲れてるな〜と少しでも感じたら、少しお休みをとるとか、ちょっとでも頑張った自分に気づいたら、信頼する人に
「私今日頑張ったから誉めて」ってお願いすることだってできます。

最初は慣れないことで戸惑うかもしれませんが、かなこさんが楽になる方法を自分自身の力で、これからたくさん見つけ出し日常に生かしていけることを心から信じ、祈っています。

あなたが望めば、手に入ります。いつでも、いつからでも。。。
 
どんなことでも、ご相談したいことがあれば気負いせず、またいつでもご相談にいらしてください。

それでは。。。

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