極度の心配性を克服したい

カウンセラーの回答

その心配症と、まずはしっかり向き合ってみてください

はじめまして
カウンセラーの福成 衣真です。

おひさま様のご相談を担当させていただきます。

忘れ物はないかと、持ち物を何度も確認をしたり
外出後にガスの元栓や戸締まりが心配になり、また家に戻って確認してしまう・・

こんな経験は、きっと誰にもあることだと思います


安全を確保するために誰でもがする事ではありますが、
それを何度も何度も繰り返し、
そのために社会生活に支障をきたす
ような状況になっているのであれば、ただの心配症とは
異なる場合があります


おひさま様の場合ですが、
一度確認するために家に戻っても、遅刻をしないように
異常に早くに出発するので毎朝疲れてしまう


また
自分が家にいない間に、火災になっていないか、
誰かに侵入されていないかという
不安が強くなるからでしょうか

夜の外出や、休日の遠出ができなくなり
その事で友達とも疎遠になりつつある

このような状況を考えると
やはり今のおひさま様の行動は
少し社会生活に支障をきたしているように思えます

また
それが原因で、おひさま様自身も孤独感や
強いストレスを感じていらっしゃるようですので

精神的にも、あまり良い状態ではないようです


「強迫性障害」という病気があるのをご存知でしょうか

これは、
不快な考えが頭に何度も浮かぶため、
その不安を振り払おうと
同じ行動をくり返してしまう病気です


そして、同じ行動をくり返してしまう事を
「何もここまでしなくても」と自分で解っているのに
「やめられない」という特徴があります


おひさま様の場合も
この症状に似たところが見受けられます

強迫性障害は、２０歳前後から２５歳くらいまでに
発症する事が多い病気で
全人口のおよそ２％、つまり１００人に２人が
かかっていると言われていますので
そんなに珍しい病気ではありません

出来るだけ早く、心療内科や精神科の専門医の
治療を受ける事で、症状が改善されます

おひさま様の場合も
一度専門医の診察を受ける事をお勧めします

診察の結果
ただの心配症なのか、それとも別の症状なのかを
知ることで今の状況を克服していくる糸口が見つかると思います

心療内科や精神科と聞くと
ためらいを持つ方もいらっしゃいますが

風邪をひいたら内科、怪我をしたら外科に行くように
心が疲れたり精神的に辛い場合は、
心療内科や精神科を受診するの当たり前の事なのです

ぜひ時間をみつけて診察を受けてみてください

また、その前にインターネットなどで
「強迫性障害」を調べてみるのも良いかもしれません

今の辛い状況を克服し
おひさまのようにキラキラした毎日が過ごせるように
一歩前に足をすすめてくださいね

そして
何か不安なことがあれば、いつでもお電話で
お話させてください

応援しています