五月病とは?新生活や新しい職場に適応できない場合の対策
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五月病を放っておくと…
五月病は誰でもかかる可能性があります。五月病は主に、大学生や新社会人もしくは転勤などで、新年度を新しい環境で迎える人に見られると言われています。
五月病の原因として、そのタイミングが大きく関係しています。受験勉強や就職活動などに全身全霊を注ぎ、ホッと安心する間もなくいざ新しい環境に身を転じても、慣れないことばかりで心身ともに疲労状態になってしまい、5月のゴールデンウィークを機に、「やる気が出ない」「体調が悪い」「倦怠感がある」「集中できない」「会社に行きたくない」などの不調が表れやすくなってしまいます。
新年度から一生懸命に頑張ってきて、ゴールデンウィークなどの長期の休暇により緊張の糸が一気に緩んでしまうために、特にゴールデンウィークの後には注意が必要だと言われています。知らず知らずのうちに疲れも緊張もストレスも多くの人が溜めこんでしまっているようです。
これは、新入生や新入社員に限ったことではありません。連休の後や夏休みの後などには「鬱」の症状が発生しやすくなるとも言われています。症状が長引く場合には、「適応障害」として精神科や心療内科の訪問が必要になってしまうケースもあります。
五月病の対策には…
新しい環境、新生活や新しい職場で「頑張るぞ!」と誰もが意気込んでしまうことでしょう。しかし、その後に身体もメンタルも共に不調になってしまっては元も子もありません。そのためにできる対策をお教えします。
まずは、積極的に同僚や上司に相談してみましょう。しかし、社内の人、ましてや上司にはとても相談しづらいという方も多くいらっしゃると思います。
そんな時には是非とも、エキサイトお悩み相談室のカウンセラーに話してみてください。プライバシーが守られた中で、匿名でも相談することができます。
ページ下に五月病のチェックリストもありますので、是非確認してみてください。
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事務局推薦ポイント
公認心理師資格有り。温かい人柄と心を読み解く力で、自然と心のシコリが溶けて行くのを感じさせてくれる人気上昇中の先生。
お客様の声
じゅりあ先生、先ほどは長い時間ありがとうございました。
かなり専門的な話にまで親身になって聴いてくださり、たくさんの気づきがあり、今、周囲の曇りが晴れたような、とてもすっきりした気持ちでいます。
「自分らしく」を忘れずにしっかり前を向いて一歩一歩進んでいこうと思います。
またグルグルしたら(笑)よろしくお願いします!
本当にありがとうございました!
(56歳 女性) -
事務局推薦ポイント
心理専門講師も務める、明るく優しいメンタルケアの専門家。豊富な心理療法の知識をベースに、より人生を生きやすく成長させるよう多面的に支援。
お客様の声
つらい、哀しい気持ちを聞いて頂いて、とてもありがたかったです。
夜中の相談だから気が引けていたところはありましたが、結局は相談して良かった、気持ちが少し楽になった、よく眠れた感じです。
相談の中で、自分では気付けなかった言葉、冷静さを取り戻してくれる視点・心の持ち方をアドバイス頂きました。
あとから思い返してみて相談して良かったと強く思いました。
山本真由実先生ありがとうございました。
またお話をさせてください。
(40歳 無回答) -
事務局推薦ポイント
神経症・HSPに詳しく優しく話を聞きます。仕事、家庭、対人関係など相談者の立場で考えてくれるキャリアコンサルタント。障害者支援の実績も。
お客様の声
お話を聞いていただきありがとうございました。
私の中で、不満や少し不安が膨らんでいて、かなりヒートアップしていましたが、全て聞いてくださり、理解してくださり、穏やかにコメントしていただき、最後はサポートいただいているという気持ちになりました。
ありがとうございます。
(43歳 女性) -
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あらゆる人間関係のお悩みに!深層心理に基づいたカウンセリングで、他人の顔色に振り回されず、自信を持って自分の気持ちを伝えられるようサポート
お客様の声
複雑な話でしたが、丁寧に聞いて下さり、ありがとうございました。
相手の行動の裏にある心理を一緒に分析して下さり、なるほど、相手はそう考えていたのかもしれないのだなと、目からうろこでしたし、もやもやしていた気持ちがスッキリしました。
明日からも頑張れそうです。ありがとうございます。
(20歳 女性) -
事務局推薦ポイント
キャリアコンサルティング技能士2級、産業カウンセラーとして、高い専門性を持ち実績も豊富。恋愛、家族、育児等の相談でも安心して話せると高評価。
お客様の声
家族や周りの人にはなかなか言えず、ずっと抱え込んできた悩みだったのですが、複雑だったのにも関わらず、とても丁寧に聞いて下さり、感謝しています。
自分の気持ちの受け止め方を教えてくださったり、まだ若くて視野が狭い私に、長期的な視点を教えて下さったので、ずっと悩み事だと思ってきたけど、実はそんなに悩まないでもいいのかなと思えるようになりました。
今の私にしか出来ないことを、前向きに、精一杯頑張ろうと思います。
相談して本当に良かったです。
ありがとうございました。
(20歳 女性)
もしかして五月病?チェックリスト
下記の項目に多く当てはまるほど危険度が高いと言えます。
- どうしても元気が出ない
- 仕事に集中できない
- ミスが増えた
- 遅刻、欠席が増えた
- 服装に乱れがある
- 食欲がない
- 良い睡眠がとれていない
- 疲れやすい
- 朝起きられない
- 頭痛、腹痛がある
- 焦りを感じてしまう
- イライラする
- 常に不安を感じる
- 興味、関心事がない
- 相談できる相手がいない
睡眠も必須。そのためには運動も!
良質な睡眠も不可欠です。そのためには適度な運動も必要になります。リモートワークなどで、
一歩も外に出ない日は続いていませんか。ウォーキングやサイクリングなど、体を動かすことで神経伝達物質のセロトニンの分泌も促されます。
食べ物で五月病を防止
食べ物などでも、五月病の症状、つまりはネガティブな状態を回避することができます。
一般的に言われていることになりますが、心身ともに健康に保つためには、やはりバランスのよい食事が効果的です。
脳も体の一部です。必要な栄養素が足りていないと、とりわけ不調にもなりがちです。
主食・主菜・副菜をバランスよく、特にセロトニンが不足しないように良質のプロテイン(タンパク質)を摂取するとよいでしょう。
まずは相談を
運動も食事も、生活環境を整えることは大事とわかっていても、気持ちの切り替えやメンタル的な疲労を取り除くことは難しいものです。そんな時には、まずは短い時間でもよいので誰かに「話す」ことを始めてみませんか。