お試し無料相談
-
元カノの話が妻を苦しめている。その記憶を消し関係改善したい。
私達は出会って1年半、結婚5ヶ月目です。今回は妻の事で相談です。
私の妻は毎日と言っていいほど嫌な記憶に悩まされています。この嫌な記憶というのは私と私の元カノの事です。
仲良く出かけている時でも、それを思い出すと急に笑顔がなくなったり、口数が急に減り不機嫌になってしまいます。完全に思い出さなくても、常に頭の隅にあるそうです。妻はそのせいで心の底から幸せにはなれないと言っています。
私は人一倍デリカシーがないようで、妻と付き合い始めた当初から元カノの話をしていたそうです。
もちろん今はしていません。
私自身なにも意識していなかったので、指摘されるまで気付きませんでした。
妻曰く、最初はそこまで気にしていなかったが、愛が深まっていくにつれて辛くなっていったそうです。
今では頻繁に嫌な夢を見るそうです。
私はどうにかして、妻に植え付けてしまったこの記憶を消してあげたいです。
きっとこれを読んで、そんなことかと思う方もいると思いますが、私や特に妻にとっては大きな問題です。
何度かこれが原因で離婚にもなりかけました。
カウンセラー、アドバイザーの皆様、どうか離婚以外で妻を楽にしてあげる方法はないでしょうか。
私が出来ることはなんでもします。
どうかよろしくお願い致します。- 男性
- 24歳
- 2017年4月3日
森田 陽子カウンセラーの回答
デリカシーのないコミュニケーションのクセ改善。妻の自己肯定感をあげる方法。
はじめまして。森田陽子です。
このたびは、ご相談いただきありがとうございました。
文面から、たかなさまの奥様への深い愛情と「いまの生活を大切にしたい、これから先のことをいっしょに考えていきたい」という強いお気持ちが伝わってきます。
また、ご自身が元カノのことを「無意識で何度も話してしまったこと」「指摘されるまで気づかなかったこと」を反省なさっておられ、「いまは、元カノのことを話していない」ことから、関係改善に向けて努力なさっておられることも、よくわかります。
「無意識」なので、何度も言ってしまう。ここが問題です。相手がどんな思いになるか、想像してみましょう。たとえば、奥様が元カレのことを無邪気に何度も、たかなさまに話したとしたら、不機嫌になりませんか? たぶん、同じような思いになるのではないでしょうか?
たかなさまの中では、「もう終わったこと(過去の出来事)」で軽く話されたとしても、話すたび元カノを何度も思い出している事実があるのです。思い出す習慣、心の回路があるということは、「現在のこと」なので聞かされる側は、耐えられないのです。ふたりでいるのに元カノまで同席している気分です。
「愛が深まっていくにつれてつらくなってきた」との奥様の言葉から、たかなさまの愛を失うことへの怖れや不安を感じます。「絶えず元カノと比較されている」と気分を害し、同時に「こんな自分でいいのか」という自信のなさ、自己肯定感の低下もみえます。そして、「おまえではダメだ」という否定的メッセージも、受け取っているかもしれません。その結果、今回のような状況になったのだと思います。けれど、そういう状況になるのは、奥様がとくに弱い人間だからということではありません。心配りのできる感受性豊かな方なのではないでしょうか? だから、デリカシーのなさは一層こたえるのです。
今回、奥様からご指摘があり初めて気づかれたということでした。勇気をもって、言いにくいことをご指摘くださった奥様の深い愛情を感じます。
今回のことは、たかなさまご自身が既にお気づきですが、「コミュニケーションのクセ」から起こったことです。気がつかないから何度も繰り返してしまいます。「悪気がなかった」と言い訳しても、傷ついた心の修復には時間がかかります。親しい関係ほど甘えが出て、お互いに言わなくてもわかりあえると思いがちですが、「相手がどう思うか少し考えて言葉を選ぶこと」を意識して話されると、今後の関係改善に役立ちます。
「妻に植え付けてしまった記憶を消す方法」として、3点ご紹介します。
1.妻の話を共感しながら、しっかり聴く。
解決法を提示してほしいというのでなく、「ただ話を聞いてほしいだけ」ということがあります。
「そうか、それで悲しかったんだね」「不安に感じたんだ」と、ときどき相づちを打ちながら、聴く。
このことで、しっかり受け止めてもらえていると感じることができます。不安が少しずつ取り除けるので、落ち着いてこられると思います。
奥様ご自身がカウンセラーに相談するのが早いかもしれませんが、たかなさまとの信頼関係回復のために、是非お試しください。
2.妻の自己肯定感をあげるため、肯定的な言葉かけを続ける。否定的な言葉を使わない。
自己肯定感が下がっているので、肯定的な言葉がスッと心に入っていかないかもしれませんが、
肯定的な言葉かけを続ける。「ありがとう」も、アイコンタクトをして言う。否定的な言葉を避ける。
「おふくろに聞いてみたら」「職場の〇○さんが〜」など、比較に聞こえる言葉も避ける。
3.妻のしたいことを応援する。
やりたいことを見つけてもらって、気分転換を図るのがいいでしょう。
「妻は毎日と言っていいほど嫌な記憶に悩まされています」とありましたが、専業主婦として一日中家におられるのですか? 自分のしたいことに打ち込んでいたら、元カノのことをいろいろ考え時間をムダにしたくないでしょう。不調の原因は、結婚して目標を見失ったとか、新しい環境にまだ慣れていないとか、慣れ親しんだ環境、職場、友人を失った喪失感なども関係しているかもしれません。回答したカウンセラー
- 退席中
- 予約可
- メール相談可
お試し無料相談は、皆さまからご投稿いただいた中から一部をお選びし、カウンセラーが文面でお答えしたものです。
実際の電話相談は有料となりますので、ご了承ください。森田 陽子カウンセラーの口コミ
-
本日はありがとうございました!
2021年3月3日 (40歳 女性) -
今日はありがとうございました。とても優しくお話を聞いていただき、心が軽くなりました。また何かあれば宜しくお願いいたします。
2021年2月28日 (40歳 女性) -
森田先生
メールでのご相談でしたが、迅速・丁寧にご対応いただいてありがとうございます。
このような悩みを第三者へ打ち明けることは初めてのことで、電話での会話には不安(恥ずかしさやうまく説明できるか)もあったので、メールでご相談させていただきました。
誰にも相談したり、聞くこともできず、ひとり苦悩している中、真摯に耳を傾けてアドバイスをいただけたことで、心が軽くなりました。
(正直、WEBやメールでの相談なんて、ありきたりの回答しかないだろうと思っていましたが、こんなに丁寧な返事をいただけて良い意味で裏切られました)
何もせずに今の気持ちを抑え込むより、選択肢を見つけてみると切り替えできて前に進めるのでは、というアドバイスは、自分でも何かしらのケジメがつける行動が必要かもと考えていましたので後押しになりそうです。
森田先生にご相談して良かったです。大変感謝しています。ありがとうございました。2021年2月25日 (51歳 男性) -
心のデトックスが、出来てありがとうございました。自分きっと頑張り過ぎていたと思います。良い気づきが、出来て良かったです。ありがとうございました。
2020年7月13日 (46歳 女性)
森田 陽子カウンセラーの他の相談
-
母の束縛・過干渉から離れたい...
母親からの束縛、過干渉がひどく離れたかった為友達とマンション借りて住んでますが、 母親からラインで警察に捜索願いをだします。といわれました 幼少から母親は私のことを恥ずかしいと言われつつ育ちました。 お客様がくると自分の部屋においやられ、... 続きを読む
- 女性
- 30歳
- 2020年9月24日
-
夫のワガママに我慢も限界。黙...
昨夜、明日の朝ごはんカレーにしてと言うのでカレーを作りました。 野菜を煮崩れるまで夜寝るまで煮込んでおけと言います。私はしばらく煮てやわらかくなったので火を止めていたら、夜11時頃に起きてきて、火ついてねぇじゃん、煮込んでねぇじゃん、明日の... 続きを読む
- 女性
- 50歳
- 2020年5月7日
-
母の反対を押し切り結婚した30...
私は昨年、母の反対を押し切って結婚し、無理矢理家を出ました。 実家から車で20分のところに住んでいます。 結婚を反対された理由が、相手がバツイチ、口では言わないが1人になりたくない、家のローン(残り2000万弱)背負いきれない、です。私は22歳の頃か... 続きを読む
- 女性
- 33歳
- 2019年7月5日
-
新婚なのにケンカばかり。すぐ...
夫のことで相談です。 私は結婚前は、日勤と夜勤の2交替で働いていました。 今の夫と知り合って数ヶ月で付き合い、まだ半年もたっていない内に結婚の申し込みがありました。 私は仕事などの理由で来年まで待って欲しいと何度も言いましたが、急かされてし... 続きを読む
- 女性
- 41歳
- 2019年5月7日
-
嘘つきな主人に信頼関係が崩れ...
主人のことです。 嘘つきです。 大きいこと小さいこと、どうでもいいことも嘘をつきます。何度か話し合って、その時はもう嘘つかないと反省するのですが、また嘘をつきます。 嘘をつかれたことにイライラとストレスでしんどいです。離婚したらいい話なので... 続きを読む
- 女性
- 36歳
- 2018年9月7日
お試し無料相談をお申込みするには無料登録が必要です。
初めて相談させていただき、とても共感していただいて、有り難かったです。
話していて私は興奮してしまいましたが、最後には落ち着かせるよう対応していただきました。
ありがとうございました。