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嘔吐をしないで食べても太らないようにするには?
過食嘔吐の悩み
太ってしまう恐怖感から、繰り返し食べては吐き出すことを辞められない。辛く追い込まれてしまうものですよね。そんな苦しい悩み相談にカウンセラーがお応えします。
高校3年から大学2年まで過食・常食嘔吐が3年間続いています。
大学にいる時は何も食べずに過ごしていますが、帰宅後の食事では、太ってしまうとの恐怖感から隠れて吐き出してしまいます。吐いた後なのに煎餅などを大量に食べてまた吐くこともあります。体重は特に痩せず160cm44kgです。
1度だけ友達からキツく言われて1週間だけ嘔吐を止めたこともありました。すると47kgになってしまい知り合いから顔が丸くなって太ったねと言われてすぐに辞めました。
私は喉に悪いし、生理が止まることもあるので嘔吐を辞めたいのですがまた太るのではと心配です。
食べることは好きなので嘔吐しないとしたらどうすればいいのか分かりません...
(ニックネーム: さつき)
女性
19歳
2015年11月11日
ご注意事項
お試し無料相談は、皆さまからご投稿いただいた中から一部をお選びし、カウンセラーが文面でお答えしたものです。
実際の電話相談は有料となりますので、ご了承ください。
長野 美奈子カウンセラーの口コミ
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先生のおかげで解決した今の状態を維持するべく努力を続けます。
心からの感謝と尊敬を込めて。2025年12月21日 (67歳 女性) -
いつも本当にお世話になっています。しばらくご無沙汰しており、今日は近況報告としてお話を聞いて頂きました。私がその後どうしているかの報告などは私の自己満足でしかないのですが、当初から丁寧にお話を聞いてくださって寄り添ってくださった先生には、自分の心の中では大きな変化があったことを聞いて頂きたくご連絡しました。
ただ心境に変化があっただけで、実際は日々の生活や環境に大きな変化があったわけではないです。それでもお優しく「主体的になられましたね。」の先生のお言葉は私にとっては最高の褒め言葉で心に染みました。もう少し時間はかかりそうですが、自立したいと思います。2025年12月14日 (61歳 女性) -
先程は本当にありがとうございました。
今あるべきスタンスを教えてくださり、頭を整理していただき、大変助かりました。また、最後に心強く温かなお言葉をかけていただいたら、一気に緊張の糸がほぐれたような感覚で、涙が出ててきて、また、泣けたことで急にすっと心が軽くなるのを感じました。勇気をもってお電話して、本当に良かったです!
まだまだ根本解決には遠いですが、味方がいて下さると思って乗り切っていきたいと感じました。
本当にありがとうございました。2025年12月11日 (47歳 女性) -
ほんとに駆け足で相談してしまいすみません。少し安心できました。
正直今後どうしたいか本日書きたいとこですがやめた方がいいかどうか悩んでます。
また相談いたします。2025年12月9日 (36歳 男性) -
先生今日も相談に乗っていただきありがとうございました。
色々と気持ちが沈んでいたり、イライラすることがあったりしたんですが、美奈子先生に話して少し気持ちが落ち着きました。
まだまだ先が長いかも知れませんが、焦らずにしっかり足元を固めて進んでいきたいと思います。
また何かあれば相談します。
寒さ厳しくなってきますので、風邪やインフルエンザにかからないように、暖かくしてお過ごしください。2025年12月7日 (57歳 男性)
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男性
26歳
2015年11月2日
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長野 美奈子
【経歴】
◆事務職、接客業、営業職等を経験。
◆その後結婚、育児を経験。
アダルトチルドレン、共依存等
臨床心理学を学び、認定カウンセラーの資格を取得。
◆市議会議員事務所にて市政相談業務に10年間勤務。
相談業務、異業種交流会の企画、運営。
◆エキサイトお悩み相談、恋ラボ、他サイトでの
カウンセリングを開始【現在はエキサイト、恋ラボ】
10年以上、1万件以上の実績。
◆更生保護就労支援員として前科前歴のある方に就職支援と
サポート業務。
◆色々な方と接した経験を活かし
コミュニケーションにお困りの方のサポートを開始。
◆現在は保護司として活動中
10代から成人の方まで幅広い方を担当しています。
◆引きこもりサポーター
テレビ朝日より、エキサイトカウンセラーとして取材協力させていただきました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/photos/900003845.html
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カウンセラーの回答
摂食障害について
さつきさん、はじめまして。この度はご相談をいただきまして、ありがとうございました。
カウンセラーの長野と申します。今回は私が回答させていただきますね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
それでは、ご相談内容に移らせていただきますね。
さつきさんの今回のご相談ですが
高校生から三年間過食・常食嘔吐が続いているのですね。
友達に注意されたことで一週間嘔吐はしなかったけれど、そのために体重が増え、知り合いから
指摘されたことでまた、嘔吐をするようになったのですね。
嘔吐をすることによって、身体に悪いとわかっているのにもかかわらず、太ることが心配で
でも、食べることが好きなので嘔吐しないで体重が増えないようにはどうしたらいいか
わからないということですね。
一つ質問させてください。さつきさんはどうして体重が増えることを恐れているのでしょうか?
さつきさんの体型は、痩せていると言われるモデルさんの体重の平均よりも
少ないようですが、それはご存じですか?
今回のご相談である好きなものを食べて太らない方法でしたら簡単に言えば、食べたいものは午前中に食べて、運動をして、夜は控えましょう。カロリー表で計算してください。という回答になると思いますが
今のさつきさんの状態と、原因、そして治すためにはまずは、さつきさんの心の不安や悲しみを
解消することによって、食事も美味しく、楽しく、身体に負担をかける嘔吐をしなくても太らない
ことができるのではないかなと思います。
それでは、
摂食障害のことを少し説明させてくださいね。摂食障害については、色々な考え方がありますので、私のこれまでのカウンセリングの経験から回答をさせていただきますね。
少し長くなると思いますが、ご容赦ください。
摂食障害とは、拒食症と、過食症があり、拒食症は食事を摂らない、過食症は食事を大量に摂取し
その後、嘔吐や下剤等を使って体重をコントロールしようとします。正反対のようですが
どちらも、体重に対する執着心が強く、心身ともに傷つける行為です。
過食症に関しては
嘔吐によって食べたいものを吐き、体重管理できるものの、喉を傷つけたり、吐きだこが指にできたり、胃酸により虫歯になったりと、体重と引き換えに綺麗になることから遠のいてしまいます。
また、エスカレートすると過食嘔吐のために、大量の食べ物を購入するために借金、万引き、たくさんの仕事を増やす等にもおよびます。
これまで摂食障害の方のご相談をお受けしてきましたが、お気遣いいただいたり、人の痛みをわかる
素敵な方という印象です。
摂食障害の方の特徴は、自分に厳しく、頑張り過ぎていたり、
人の顔色を気にしたり、人にどう思われているのかすごく気になったり、できない自分やかっこ悪い自分等特定の自分を許すことができない、人に褒められる部分だけが好き、白か黒という考え方をする等の傾向が強いようです。
誰にでも優しく社交的で人から良い印象を持たれることが多いので、本当の自分の気持ちを伝えることが難しくストレスを強く感じてしまい、唯一自分でコントロールできることが体重管理と、食事の量なので
痩せたい、太りたくないということだけが理由ではなく、日々の生活での息苦しさも関連しているようにも
見受けられます。
また、親子関係、特に母親との関係に問題があることも多いようですので、摂食障害=ただ太りたくない
ということだけではなく、心の中にある不安や悲しみ等が形を変えているものだと私は思っています。
さつきさんは、いかがですか?そのような傾向はありませんか?もし、あてはまることがたくさんあったとしたら、まずは心のケアから始めてみませんか?自分を許して認めてあげることが重要だと思います。
嘔吐をすることは身体に悪いことはわかっていて、やめたほうがいいことは事実ではありますが
やめられないのは、今はまだ嘔吐する危険性よりも、体重が増える=自分が嫌いになるというほうが気持ちが強いと思いますので、まずはやめなければならないという制限をしないでください。やめることができたら
いいな。という程度でも大丈夫です。
摂食障害の方の考えで特に心に大きく影響されているのは
〜でなければならない。という考え方です。ルールがとても多くストレスが溜まる一方なので
毎日の生活の中の考え方を少しずつ変え、自分を許すことを一つずつ行っていきましょう。
自分を許すことが一つずつできると、人に対しても許すことができるようになります。
たとえば
さつきさんが人 を不機嫌にさせてしまったことが頭から離れない場合は
人を不機嫌にしてはいけないというルールがこれまでの生き方で身についてしまっていると思いますので
そのような自分ルールがでできたら
人を不機嫌にさせることもあるさ。と言い換えてみてください。
1人ではなかなか難しいことではありますので、悩みは話を聞いてもらい、自分の悲しみに気づいたり、癒されたり、人のために我慢したり、生きてきたことが、自分を大切にするためにはどうしたらいいかという解決策が見えてきますので、病院、カウンセラー、友達、自助グループなどに聞いてもらい、一人で抱え込まないでくださいね。
最後になりますが、
まずは、体重にこだわる理由や、太ってはいけない理由などもう一度考えてみてくださいね。
そして、楽しくおいしく食べて太らないためには、心のルールをまず見直して、自分を開放してあげること。気持ちが楽になったら、我慢してみよっかな。太っても少しくらいいいかな?と思えるようになると、過食・常食を嘔吐することなく、食事の量もコントロールできるようになりますから、まずは心のケアを優先してみてくださいね。
さつきさん、これから少しずつ、焦らずいきましょうね。大丈夫です。
それではまた、お役に立てることがありましたら、お話しを聞かせてくださいね。応援しています。
ありがとうございました。
長野美奈子