夫婦問題

佐藤　ゆうじ

• 産業カウンセラー
• マスターマネジメントコンサルタント

・大学は仏教を専攻しています。悩んだからです。
・大学院で臨床心理学を学んでいます
　　フロイト、ユング中心に学んでいます
　　同時にアドラー心理学や交流分析、認知行動療法、来談者中心療法等を学んでいます

・教育を中心とした民間企業に勤務をへて独立し起業しています
　　事業内容は企業の教育支援とメンタルマネジメント、カウンセリング

・カウンセリング経験は35年
　　企業内のカウンセリング、医療、介護施設におけるカウンセリング、自治体の職員のカウンセリング
　　私の事務所に対談してくるクライアント対象のカウンセリング

・ＮＰＯを立ち上げ地域でのメンタルサポート活動やカウンセラー養成講座を行っています
　　さらに講師養成講座、心支援士講座も行っています
　　2021年から通信講座も開講しています。

・著書　心理エッセー半熟たまご、心のコリのほぐし方、職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋
　　　　産業カウンセリングハンドブック（共著）自習型カウンセリングマニュアル
　　　　ＢＳカウンセリングマニュアル、家族創世紀主役は女性、ゼロ社会と心の技術等があります。

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カウンセラーの回答

夫婦問題の改善

こんにちは、相談メールから約半月経ってしまいましたが、連休含めて変化はありましたか。時間の経過で少しでも改善されていれば良いのですが…。不安な時期に発覚したことは妻側からしたらショックだったでしょうね。

「出産後からまたメルマガの話を持ち出してきて、朝から晩までLINEメッセージがおくられてきて、更に仕事中や休日にも朝から電話、夜中にまで電話がかかってくるようになり、私自身も疲れていました。」とありますが、もしこの状態が今も続いているとしたら産後のホルモンバランによる不安な状態にあるかもしれません。また、産後うつの可能性もありますので医療施設を一緒に受診しても良いかもしれません。一緒と言っても妻は納得しないでしょうから、かかりつけの産婦人科医師に事前に伝えておいても良いかもしれません。

　その前に、妻の側からすると夫への不満や不安が噴出していると思われますので、その場しのぎをせずにきちんと向き合い話し合うことが大切だと思われます。最近、ふとしたことで思いが真逆に動き出す“かえるか現象”という言葉もありますが、好きだった相手の違う側面を見て一気に反転してしまうことですが、妻側の理想やあるべき夫像と現実の夫の取った態度行動とのギャップにネガティブ感情が引き出されたのかもしれません。

夫の行動と産後の不安定な時期と諸々重なっていますので、以下対処として考えてみましょう。
・妻子を愛し必要としていることを言葉に伝える。何度でも伝えましょう。もし、この状況の中で離婚話が進むのは妻にとっても良いとは思われません。

・謝罪すべきは謝罪しましょう、そして妻の気持ちを受入れ、安定するまで聴き入れましょう。現在も単身赴任の様子ですので、出来る限り帰れる時には帰って話し合いましょう。将来の家庭像、お互いの価値観等のすり合わせを行いましょう。性格によっては妻の自己肯定感が低い可能性もありますので、良い点、なぜ妻を選んだのか等諸々これまでのことを話しても良いと思います。感謝すべきことも述べましょう。自己否定感情は時に相手に対する“怒り”へと直結していきますので、これまでたまったものが噴出したとも考えられますので、家族を守る。決意をもって話し合いましょう。

・もし医療施設に相談することが出来るなら相談しましょう。これも大切なことです。今の精神状態での子育ては子供に良い影響はないと思いますので、周辺のサポートも必要です。

時間の経過で問題解決されていたらごめんなさい。