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いつも優しいのに急に怒って暴言を吐く彼
同棲して1年半の1歳年下の彼がいます。
毎日の料理(朝食、わたしのお弁当、夕食)をしてくれ、仕事の送り迎え、わたしの行きたいとこや食べたいものや好きなものを覚えていて喜ばせようと行動してくれる彼です。
鬱気味のわたしを気遣い、具合悪そうにしているとすぐ気付いてさすってくれたり、仕事休む?など優しくしてくれます。
スキンシップもたくさん。お金もたくさんわたしに使ってくれる人です。
洗濯はわたしの担当ですが、それさえも彼が休みの日にはやってくれます。
わたしはそれを喜んで受け取り、たくさん感謝を表現しています。
彼が仕事が大変な時はわたしも夕飯を作り、彼が好きなものをプレゼントする等彼が喜ぶことが何かも知っていて行動しています。
でも彼は「これだけ大切にしてるんだから俺のことも大切にしてよ」という気持ちが大きく、わたしが悪気なくしたことも「大切にされてない」と受け取り、急に怒ります。
怒り始めると口調が荒くなり暴言を吐きます。
昨日は彼がわたしに作ってくれた朝食を「俺も食べるから残しておいて」と言われました。
彼はいつもは朝食を食べないのと、わたしの為に作ってくれたという思い込みがあり、1/3残しておいたら、急に顔色が変わり「こんなんで足りると思う?これで1食分になる?半分残しておいてくれないわけ?俺のこと考えてくれないんだね」と怒り始めました。
上記のわたしの気持ちを伝えても「言い訳しないで」と聞いてくれませんでした。
仲直りは出来ましたが、こういうことが度々あるので、穏やかな日々ではありません。
別れるか迷っていますが、普段とても大切にしてくれるのと、それが決して誰でも出来るような事ではなく人のために時間も労力もかけられる、そんな所を尊敬していて。でも同じ様に求められるのは大変。
どうしたらいいか決められません。アドバイスお願いします。
(ニックネーム: ひー)
女性
40歳
2023年8月10日
回答したカウンセラー
- 退席中
- 予約可
- メール相談可
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金城 哲夫カウンセラーの口コミ
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この度は親身に寄り添って頂き本当にありがとうございます。すぐに返信して頂けて昨日よりだいぶ気持ちが楽になりました。
そして参考にさせて頂く事も多く、今後どのように歩むべきか、非常に勉強になりました。
1人で解決すべき問題ではないですよね。2人で努力しないと何も変わらない。その通りだと思います。
まだ旦那とは挨拶程度の会話しかできておりませんが、心に余裕が出来たタイミングで話を切り出そうと思います。
喧嘩になる時はいつもどちらかが仕事で忙しくなる時なので、そこも踏まえ何か改善できないか考えていこうと思います。
本当にありがとうございました。
またご相談させて頂く機会があるかもしれません。その際はまたアドバイス頂けたら幸いです。
よろしくお願い致します。2024年12月24日 (31歳 女性) -
今まで誰にも話せなかったことも話すことができて、気持ちが軽くなり、行動を始められました。
振り返ると、悩みすぎ、自分を責めすぎて、動けなくなっていたんだなと感じました。
状況をひとつずつまとめていただいたことで、自分の悩みが見えて、手をつけられそうな気持ちになっています。
ひとつずつ行動してみようと思います。
ありがとうございました。2024年12月23日 (40歳 女性) -
金城先生、今朝は不安な気持ちに的確なアドバイスをありがとうございました。前回の先生のアドバイスで前進した魔法のような言葉に彼の気持ちが動き始めました。相手に寄り添って相手を知りたい、知ることで自分を見つめ直すことも出来ました。次は彼との未来への話し合いです。どちらに転んでも彼がこちらを向いたことで私はしっかり向き合えるそんな気持ちになりました。
そして何より先生のメッセージが私をよく理解して下さったことが嬉しく宝物です。
金城先生に相談して良かった!いつでも私が迷ったりつらい時には先生が頼り、先生と話せば道が開けてきます!感謝です。2024年12月23日 (47歳 女性) -
今回はお話しを聞いて頂きありがとうございました。途中で電話が切れてしまい申し訳ありません。また、話の整理が上手くいかず、お聞き苦しい点もあったかもしれません。自分が置かれている状況に対して自分は怒っていいのか、悲しんでいいのかよく分からなかったのですが、正直に仰ってくださったので自分の感情を許すことが出来た気がします。また教えてくださった医療機関を受診してみて結果が出たらお伝えしますね。今回は本当にありがとうございました。
2024年12月23日 (21歳 女性) -
ご相談直後に、未整理のまま漠然と不安に動揺している状態を解きほぐして頂き、動揺が鎮まりとても安心を得られました。
年末に入り、焦燥感強まりましたが、平静を得られた気がします。
日常生活に自信を持てるようになりたいと思いました。誠にありがとうございました。2024年12月22日 (65歳 女性)
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金城 哲夫
複数の行政機関で、相談業務に従事しております。更に、長い間、複数の民間相談事業に携わって参りました。
1995年 社団法人メンタルケア研究所開所
1996年 カウンセリング室を開所 /国連NGOカウンセラー
1998年 児童養護施設非常勤(相談員)/日本ペアレント協会講師/子育て相談及び講師
2000年 自殺予防電話相談員/某心理支援機関にてカウンセラー/県交通安全指導員
2017年 保護司/薬物乱用防止指導員講師/某相談機関(恋愛専門相談)
2018年 日本仲人協会(婚活相談及び講師)/県防犯指導員/自治会常任評議員
2019年 民生委員・児童委員(生活全般相談・児童相談・福祉相談)/某相談機関(障がい者専門相談)
2021年 県学校教育支援員/某相談機関にてカウンセラー/ファミリーサポーターにて子育て相談
2022年 県警少年補導員にて相談業務/法務省人権擁護委員
2023年 生活支援サポーター/被害者支援団体にて相談員/教育委員会にて教育相談支援員
2024年 某相談機関にてカウンセラー/ラジオ福祉情報番組パーソナリティ
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カウンセラーの回答
三つのきくで絆UP
ひーさん、はじめまして。カウンセラーの金城と申します。メールの相談内容の文面から心情や背景を紐解きながら、ひーさんが彼との関係を今後どうして行ったら良いかを検討してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
「毎日料理、仕事送迎、行きたい食べたい好きなものを覚えていている、喜ばせようと行動、気遣う。具合悪いとすぐ気付いてさすってくれる、優し今言葉を掛けてくれる。、スキンシップもたくさん。らお金もたくさん使ってくれる。らわたしが洗濯担当なのに彼が休日にはやってくれる。」
→基本的男性心理を学ぶと分かりますが、男性は自分が大事にしている女性が喜ぶ姿を見て喜びます。
また、男性特有の本能として、女性のように出産する機会がない為に、日常の全てで達成感や満足感を感じていこうとする生き物です。
ですから、自分のやったことで女性が喜ぶことで満足や達成を感じることを生き甲斐に感じます。
彼が他の男性と違う所は、自分の気持ちを実直に行動できる所です。
おそらく、彼は何事にも敏感な方なのではないかと思います。
もしかするとHSP気質な方かも知れません。
しかし、男性心理では、相手の為に何かをしたいと思う心理には見返りを求めてしまうというのがあります。
見返りを求めない事も確かにありますが、それは、内容によって、相手が喜ぶかどうかが不明な場合です。そういう人は相手に見返りを求めてやってはいません。
しかし、彼がしていることは明らかに女性が喜ぶ事をしていますので、彼自身の中で気付いていないかも知れませんが、無意識下では彼女に見返りを求めているかも知れません。
そうした心理を理解し、ひーさんもしっかりと意識してお返しをされて行かれては思います。
「それを喜んで受け取り、たくさん感謝を表現している。」
→男性心理からしますと、男性には感謝の言葉と行動が大事になります。
女性にしてあげたことが感謝の想いとして帰って来ることこそ、男性が求める一番の好物だからです。
ですから、ひーさんがそれをたくさん表現していることはとても良いことという事になります。
「仕事が大変な時は夕飯を作り、好きなものをプレゼント。彼が喜ぶことが何かも知っていて行動している。」
→ひーさんも彼が喜ぶ事をしてあげたいと行動できているところがとても素晴らしいと思います。
特に、好きな女性が料理を作って胃袋を満たしてあげることは、とても安心感を持つものなんです。
また、そもそも人間は価値観を常に変更していく生き物ですが、ひーさんは彼の喜ぶことが何かを知っているとのことですので、そうした事をこれからも理解を継続し、今の彼が好きなことを把握されて行かれたらと思います。
「これだけ大切にしてるんだから俺のことも大切にしてよ!という気持ちが大きい。
また、私はけっして悪気はなくしているのに、大切にされてないと思う。
そして、急に怒る」
→彼はひーさんにしている行動の理由と動機は、前述した通りの見返りの心理があるからでは ないかと思います。
それが、なぜなのかを説明いたしますと、彼の言葉に、「・・・しているんだから」と、表現していることが、その証拠となります。
また、ひーさんのことを、大切にする行動を彼は意識して行動し、その代償としてひーさんの心の部分に訴え掛け、心で返してと言っている事になります。それは、彼の「大切にされていないと感じる」という言葉で現していることが根拠となります。
ですから、ひーさんが悪気がないとか、あるとかは関係ないという事になるのではないかと思われます。
「怒り始めると口調が荒くなり暴言を吐く。」
→怒りの感情は第二感情ですので、第一感情としては、相手に対して期待をし、その期待を裏切らたと感じて不安が生じた可能性が高いのではないかと思われます。
人は主張性が出た時、それが認められないと不安に陥りますし、その不安を払拭する為に攻撃性が優位に立ちます。
彼が怒り始める時、その直前に彼の主張がある訳ですから、早めにそこに気付く必要があります。
気付かないでいたり、気付くのが遅くなりますと、彼はひーさんに分からせようとする気持ちが強くなって行くので、感情コントロールが出来ない状態にまで発展して行くということではないかと思われます。
また、怒りが始まる前の対策としては、彼が大事にしている様々な考え方、価値観や心情を先に理解しておいて、第一感情が起きないよう大切に扱ってあげる事ではないかと思います。
「昨日は彼がわたしに作ってくれた朝食を俺も食べるから残しておいて」と言われ、彼はいつもは朝食を食べないのと、わたしの為に作ってくれたという思い込みがあり、1/3残しておいたら、急に顔色が変わり
「こんなんで足りると思う?これで1食分になる?
半分残しておいてくれないわけ?俺のこと考えてくれないんだね」と怒り始めた。」
→今日は珍しく食べるんだね。どれくらい食べるの?どのくらい残しておいたらいい?という質問があったら良かったでしょう。
このように、彼とうまく行かせる為に必要な技術として三つの『きく』をお伝えさせていただきます。
一つ目は、『聞く』ですが、話を聞く時は自分の頭の中のもう1人の自分と勝手に会話するような雑音を消し、その事実だけを正確に聞き取るという事になります。
二つ目に、そのことの感情の裏側を読み取るための『聴く』ですが、本当の気持ちを知ろうとする意識で聴く必要があります。
最後の三つ目は、人間関係で一番大事とされる質問する力となる『訊く』です。
相手がその場面で、そのことを話して来ないのを話させるのは質問力になってきます。
また、相手に関心を持つ事が彼に対する最大のギフトと捉えていくと楽しくなって行くのではないかと思います。
実際に、「俺も食べるから」という言葉に対し、この3つのきくが有効ですので、今後はこうしたことを取り入れて行かれると誤解や思い込みを無くし、相手の思考を鷲掴みに出来ますから、二人の喜びは益々増えて行けるではないかと思います。
わたしの気持ちを伝えても言い訳しないで!と聞いてくれない。」
→彼がひーさんを受け入れて話を聞こうとしていない様子が伺えます。ひーさんの気持ちを、心の余裕を持ってきく事ができないくらい、彼が感情的になっておられたのではないかと思われます。
こういう時の対処方法としては、先ずは、前述した通りの『訊く』をする必要があります。
その後に、『聴く』をされると、ひーさんの状況も受け入れていたでしょうし、言い訳しないで!とはなって行かないと思われます。
「仲直りは出来ましたが、こういうことが度々あるので、穏やかな日々ではない。」
→こういう事が度々ないように、三つの『きく』をして行かれてはと思います。
「別れるか迷っている」
→一応は上述した通りに取り組んでみられて、他にもやり方はありますので、またご相談して行かれてはと思います。
「でも同じように求められるのは大変。」
→確かにそうですよね。彼がしているレベルを私に求められるとしんどくなります。
こうした対応策としては、彼がひーさんにどこまで期待しているのかを三つの『きく』を使って探ってはいかがでしょうか?
もしかすると、ひーさんが同じように求められると感じていることも、彼からすると、そこまでは求めていないよ!ということもあるかも知れません。
以上のことから、別れることも選択の一つではありますが、ひーさんが自分らしく前述のような技術を使って行かれると、彼との絆をより深めて行けるのではないかと思います。
お二人の関係が悪いとは思えませんし、むしろ素敵な関係にあると思いますので、絆を深めていけるよう応援しています。