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傷ついた心

傷つけられた痛みが恨みに変わってしまう。傷つけた相手は一瞬だけど、傷つけられた側は一生でとても不平等で苦しいです。

職場で集団で根拠のない憶測で責められたことがあり、一時心療内科にお世話になりました。上の人は途中からもう面倒になってしまって勝手に収まるでしょうという対応でした。
人の心をなんだと思っているのでしょうか。
みんなあなたのことを恨んでいるとまで言われ、本当に傷つきました。

時が流れ、その時の内容は事実無根だったことにみんな気づきますが、誰一人として謝罪なく、心ない言葉をかけてきた人たちも今は気持ち悪いくらい普通に接してきて、頼ってきて本当に気持ち悪いです。
職場は勤務条件がいいので意地でも働いていますが、みんなは普通に話しかけてきてもわたしは心のどこかで孤立していて凍りついた心はなにも治りません。2年経った今でもです。心から笑えた日はそれ以来全くなくプライベートにも支障が出ています。
上からは頼られ、新しく入ってきた後輩にも頼られ見かけ上はありがたいことですが、この輪の中では常に孤立している気持ちです。

人の気持ちをなんだと思っているんだ、傷ついた側は一生苦しんで、あなたたちは何事もなかったかのように過ごしていて許せない。こんな汚い気持ちも湧いてきてしまいます。
理性があるので復讐なんて絶対しませんが、復讐してやりたくていっぱいになったり心臓が張り裂けそうな痛みに襲われることも多々あります。
傷つけてきた人たちが何事もなく過ごしていたり、談笑しているのを見ると恨めしくてたまらなくなってしまうときもあります。あなたたちさえいなければわたしは平和だったのに…と。

どう向き合っていったらいいですか。今の職場を変える気持ちは今のところはありません。
上手く書けなくてすみません。
早く心から笑える日を取り戻したいです。
(ニックネーム: あず)

女性

26歳

2025年8月20日

佐藤 ゆうじ

  • 産業カウンセラー
  • マスターマネジメントコンサルタント

・大学は仏教を専攻しています。悩んだからです。
・大学院で臨床心理学を学んでいます
  フロイト、ユング中心に学んでいます
  同時にアドラー心理学や交流分析、認知行動療法、来談者中心療法等を学んでいます

・教育を中心とした民間企業に勤務をへて独立し起業しています
  事業内容は企業の教育支援とメンタルマネジメント、カウンセリング

・カウンセリング経験は35年
  企業内のカウンセリング、医療、介護施設におけるカウンセリング、自治体の職員のカウンセリング
  私の事務所に対談してくるクライアント対象のカウンセリング

・NPOを立ち上げ地域でのメンタルサポート活動やカウンセラー養成講座を行っています
  さらに講師養成講座、心支援士講座も行っています
  2021年から通信講座も開講しています。

・著書 心理エッセー半熟たまご、心のコリのほぐし方、職場と家庭ですぐに使える心支援の知恵袋
    産業カウンセリングハンドブック(共著)自習型カウンセリングマニュアル
    BSカウンセリングマニュアル、家族創世紀主役は女性、ゼロ社会と心の技術等があります。

カウンセラーの回答

心の整理と時間の経過に委ねる

 職場でのトラブルと思われますが、「嫌な辛い思いをされたのですね」しかもそれがなかったような現在の接し方は怒りや恨みになるのが当然だと思います。
あなたの感じている怒りや孤独は、理性の欠如ではなく、心の自然な反応です。誰にも謝られず、まるで何もなかったかのように振る舞われることが、さらに傷を深くすることは間違いないですね。そのような職場で現在も良く頑張っていると思います。日々の中で再現されますので余計にマイナス感情が増長されてしまいます。

「恨み」はしばしば「理解されなかった悲しみ」や「尊厳を踏みにじられた怒り」の形をとって現れます。「復讐したいほどの怒り」は、実は「自分の心を守りたい」という切実な叫びでもあります。
「見かけ上は頼られていても、心の中ではずっと孤独」このはざまで心は相当ストレスを感じてしまいます。「笑えない日々が続いている」とありますが、心のエネルギーが枯渇しているサインでもありますね。こうした場合に転職することも一つの対策ですが、勤務条件が良く、しかも頼られるだけの能力があるとしたら以下考えてみましょう。

職場を変えずに心を守る方法として以下考えてみて下さい。
①心理的な境界線を引く:「表面的な関係は保ちつつ、心の奥には踏み込ませない」、他人は他人、私は私、誰にも尊厳は乱されない。
②信頼できる外部とのつながり:カウンセリング、信頼できる友人等居ると思いますので、今の思いを言語化できる相手に話しましょう。
③自己表現の場を持つ:これまでのことを記録して、セルフカウンセリングです。その時どうしたかったか等書きながら自分の心を癒す方法もあります。

「心から笑える日」は、過去を忘れることではなく、「傷を抱えながらも自分を大切にできる日」のこと。現在の環境の中で、出来ていること、自分の心の置き所は自分でつくるものですから、日々の終わりに「自分は良くやっている」自己承認しましょう。そこがスタートかもしれません。なぜなら一番苦しんでいるのも自分、その自分を一番よく知っているのも自分です。

心安らかな日が一日も早く訪れることを願っています。

回答したカウンセラー

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佐藤 ゆうじカウンセラーの口コミ

  • おかげさまでわからなかったところがとてもよく理解できました。
    本当にありがとうございました。
    以降考えないようにします!

    2025年8月14日 (30歳 女性)
  • とめどない内容で何を相談したいか分かりにくくなってしまいましたが、悩みを拾い上げてそれぞれにご助言をいただき、ありがとうございました。ひとつひとつ、心がけて実践していきます。的確であたたかいカウンセリング、ありがとうございました。

    2023年2月7日 (39歳 女性)
  • 佐藤先生、本日はありがとうございました。
    今回の相談で自分の気持ちを見つめ直すことが出来ました。
    具体的なアドバイスと建設的なご意見を聞かせていただけて、とても参考になりました。
    冷静に対処していきたいと思います。
    また悩んだ時はお願いいたします。

    2022年12月6日 (53歳 女性)
  • ベテランなだけあっていつも適切なアドバイスをくださります。いつもありがとうございます。またよろしくお願いします。

    2022年7月8日 (32歳 女性)
  • 佐藤先生、ありがとうございました。仰るように、やはり複雑で不思議な
    行動なんですね。
    自分でも判断できなくなっていましたが、逆に質問してくださり、その通りだと
    はっとしました。
    また何かの際にはぜひよろしくお願いします。

    2022年5月29日 (26歳 女性)

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