会社で孤立…自分から退職を申し出た方が良いのでしょうか？

かとう　あみ

• メンタルケア心理士
• ホームヘルパー（介護職員初任者）

・東京都生まれ

・大学で法律および心理学を学ぶ。
　新卒で、株式会社西武百貨店に就職。

・パニック障害（現局恐怖症）により、やむなく退職。

・自己流の認知行動療法にて、症状を緩和。

・大手企業の受付嬢として、多くの方と接し、
コミュニケーションノウハウを開拓。

・自由で豊かな、数多くの恋愛を経験！！

・結婚・出産。
　社会人の女の子2人の母。
　夫婦、育児、ママ友、嫁姑など、多くの悩みと向き合う。

・ナレーターとしても活動中！
　

★保有資格★
・内閣府認証「医療福祉情報実務能力協会」
　「メンタルケア心理士」
・「ホームヘルパー」（介護職員初任者）
・「ガイドヘルパー」（移動介護従事者）
・現役ナレーター


・「恋愛と性」「不倫と離婚」「不安軽減」など、
　カウンセリング歴は、1万件以上〜
その他、
・あがり症克服講座でのカウンセリング歴：7年〜
・特別養護老人ホームでのカウンセリング歴：5年〜


★その他の活動★
●ナレーター歴：20年〜　TVCM・通販向け動画・番組MC等
●ライター歴：10年〜　メンタル・健康に関わる記事
●歌手活動：15年以上〜

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カウンセラーの回答

どんな選択をしたとしても、根底がしっかりしているから大丈夫！

ももこ様、
はじめまして。

エキサイトお悩み相談室の、かとうあみです。

本日は大切なお話を聞かせていただき、どうもありがとうございました。


4月から働き始め、緊張しながらもがんばっていたのだけれど、
徐々に自分に余裕がなくなり、仕事を辞めざるを得ない状況ということですね。

業務で教わることを次に活かせず、何度も同じ間違いを繰り返してしまうと
いうこと。

また「自分が正しい」と思っていたことが違っていたり、
入力作業や収納に関してもスムーズにいかないということですね。

対人関係では、周りが自分を「邪険」にしているように感じ、
距離を置いてしまったことで、信頼関係を築けずに孤立して
しまったということ。

そうした中、突発的に自己中心的な態度や発言をしてしまった、
ということですね。

今後は部署が変わることになり、現在は、自分から退職を申し出た方が良いのか…
「こんなことまでした人間が在籍していてもいいのか」悩んでいらっしゃるの
ですね。


18歳ということで大変お若いご年齢。
慣れないがんじがらめの社会で、ずっと気が張っており、
心休まる時がなかったのではないかとお察しいたします。


ももこ様は、本当に良くがんばっていらっしゃると思います。
私は大学を卒業後、22歳から働き始めましたが、
本当に社会というものをなめていたような気がします。
がんばって就活をし、何とか百貨店に就職したのですが、
恥ずかしながら「働く覚悟」がまったくできておらず、
階段で口紅を塗り直したりして、その言動の甘さに、
上司からこっぴどく叱られたりしたものです。

私などと比べては大変失礼なのですが、18歳というご年齢で、
ももこ様は「働くこと」「社会に出ること」についての覚悟が、
根底にしっかりある様にお見受けいたします。


また、ももこ様のご自分を分析する力には本当に驚かされました。
大人でも、自分の言動としっかり向き合い、
冷静に省みることはなかなか出来ないものです。

そのような中でももこ様は、自分が取ってきた行動・感情をきちんと整理し、
今後の改善すべき点までもしっかり見据えていらっしゃいます。

これは実は、なかなかできることではありません。

このお仕事を辞めるべきか、辞めずに続けるべきか、
それはももこ様が自分の健康面とメンタル面をじっくり考慮した上で
（社内の人間関係なども含め）、ご自分で判断されて良いと思います。


辞めないから立派というわけでもなく、
辞めたから悪いというわけでもありません。


一番大切なのは、今回の件でももこ様が、

・きちんと自分の性格や短所と向き合えているという事実

・自分のクセに気付いているゆえ、
　今後は改善できる可能性が十分あるということ

・働く覚悟があり、職場の人たちを大切に思う心を持っていること

です。


少し緊張の糸をほどき、
とびっきり甘いスイーツでもいただいて、
心身ともに思いっきりリラックスしてみませんか。
今後のことを考えるのは、それからでも決して遅くないはずです。


一生懸命に努めようとするからこそ、生じる悩み。
どうでもいいと思っていたら、このように冷静にご自分を振り返ることは出来ません。
ももこ様には、18歳という溢れる若さと、
強くたくましい「向上心」があるのです！
悩んでいるのは、前を向いている「あかし」なのです。

どうぞそのまま、歩み続けてください。
私も心から応援しております。


本日はご相談いただき、誠にありがとうございました。
少しでもお役に立てますことを願っております。



かとうあみ